第一一九話 厳しい冬を終えて・・春・・
4か月後・・。
「さー、開幕しました。春の選抜高校野球・・坂下高校準優勝の経験を持った、山口・・登録では内野手ショートのポジションで怪我からの復帰を兼ね調整中です。この間には秋の大会もありましたが選手としてと出場は秋から2試合目・・守備から重ねていく坂下高校、学校の味を求めたポジションを全うする山口が復帰したのは地元でも少しの希望を華にする・・そんな生徒の目標と言えます。」
「しかし、今回の選抜高校野球では、中学時代、共に全国に行き最近目にする中学硬式野球チームでの全国優勝を果たした、千葉3のエース級投手、富士山田高校、相馬・・中山高校の中村が出場します。相馬、中村は中学時代に取得したツ―シ―ムで出身中学硬式野球チームでは初、秋の大会、二人でノーヒットノーランを達成したことからスカウトにも注目が集まっています。特に、中村は伝統の中山高校の背番号1を背負います。相馬も兄のプロ野球チームを分析し、投球術の注目を浴びているということで、決勝を戦わずして甲子園でベストパフォ―マンスをしているトップ3・・今追いかけている高校生は必ず、山口、中村、相馬を知っていることです。そんな取材にもそのボールを攻略したいと言う山口の北海道チームの元チームメートも名乗りを上げ波乱の幕開けを迎えようとしています。」
「だから、甲子園・・。」
「今この言葉が高校野球部、高校生の中で広まっています。」
「山口、グランド整備を高校野球部でこの秋チームを支えてきました。」
「茜君・・。」




