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俺にとっては現実だ ~黒ウサギ七転八倒の惑星開発の日常~

作者:金暮 銀
 正宗は宇宙開発公社に勤める黒ウサギ型の宇宙人である。
 仕事は別の宇宙からやって来る星の創造者と呼ばれる人間を補佐して一度滅びた惑星を再開発し、完成後売却することであった。
 正宗の元に創造者としてやって来たのは、七穂という少女だった。
 会社の決め事として、上司である七穂には権限あって責任なく。
 正宗には権限なくて責任ありという体制で仕事はスタートする。
 正宗は動植物が溢れる低コストで、一般的な星を計画していた。が、七穂はロボットの住人を住まわせ、惑星に推進装置が取り付けた巨大戦艦計画を発表する。
 どうにか戦艦案を宇宙船案に留めた正宗だが、七穂が急に鬱になり仕事を放棄してしまう。だが、友人の源五郎の力を借り、七穂を立ち直らせることに成功する。
 元気なった七穂はロボの国というプランを、電子情報生命体という人工知能プログラムが支配する惑星のプランに進化さることを表明。 
 正宗は足りない予算を無理やり借り入れさせられ、学生が立ち上げたベンチャー企業に開発を発注するという、先が全く見えない状況に陥る。
 正宗は惑星が売れない可能性が上がる中、前例のない仕事量に過労死レベルまで追い込まれ、体も限界に達する。
 それでも正宗は苦難を乗り切るが、惑星上のロボット達が誤作動を起し始める。
 原因は滅んだ星の元住人が悪霊として蘇り、ロボット達を操っていたと判明。
 正宗はフラストレーションに任せて悪霊を退治する。
 正宗は悪霊を消滅させようとするが、悪霊に同情した七穂が待ったをかけた。
 七穂は悪霊を土地神に変え、現地の管理人として雇用する。
 どうにか電子情報生命体が完成する。だが、七穂から最後に生死の概念を持たせろと無茶を言われ困る。
 土地神から七穂が正宗達をインターフェイスとして、電子情報性生命体と七穂の心の交流をさせたら、という提案がなされる。
 七穂と電子情報性生命体との間に入った正宗は、そこで七穂の本当の姿と苦しみを知る。

(カクヨム、NOVEL DAYSにも投稿中)
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