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私が思うに  作者: 小田三郎
6/12

その6「死刑制度」

今回は、ふと気になったことを書いてみました。


ちょっと前に、死刑制度廃止論が言われていた。

日本、アメリカやインドなどが死刑制度が

あり、かつ過去10年間に死刑を執行している。

ロシアは死刑制度は法律上存在しているが、

過去10年間執行していないそうです。

ヨーロッパやオーストラリアなどは死刑制度を完全に廃止している。

ブラジルなどは、死刑適用出来る犯罪の範囲が限られている。

このように国によっては違いがあるが、

ほとんどは死刑制度を残している。

ヨーロッパのほとんどは、廃止してしまっている。


死刑制度廃止論者の主張

・死刑制度は野蛮で残酷であるから廃止すべきである。

・先進国で死刑制度を残置している国は日本ぐらいである。

・国際社会は死刑制度廃止の流れに乗るべきである。

・死刑制度は日本国憲法第36条

「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる」、

に該当し違法である。

・死刑は取り返しのつかいない刑罰だから

裁判の誤審の可能性がある以上、廃止すべきである。

・死刑制度は犯罪に対する抑止力があるのか、ないのかが疑わしい。

・犯人(犯罪人)に被害者・遺族に被害賠償をさせ、

生涯に渡って、罪を償わせるべきである。

・どんな凶悪犯罪人でも更生の可能性はある。


死刑制度残置の主張

・人を殺したものは、自らの命で罪を償うべきである。

・一定以上の極悪非道な犯罪人に死刑をするのが、

一般的に国民の法への確信である。

・最高裁判所の判断上、死刑制度は憲法に適合する刑罰である。

・裁判における誤審が許されないのは、他の刑罰でも同じである。

・死刑制度は犯罪の抑止力として必要である。

・被害者・遺族からすると死刑制度は必要である。

・凶悪な犯罪人の再犯防止の為に死刑制度は必要である。


(「死刑制度の存廃に関する主な論拠」から出典しています。)


私は、死刑制度廃止について、どちらの立場からも

見て、私は死刑制度を残置すべきであり、

死刑制度廃止論は甚だおかしいのであると、思っています。


ハンムラビ法典の「目には目を、歯には歯を」と同じ理論で

殺人に死刑を処すは当たり前ではないのか。


「取り返しがつかないから廃止しょう」

いやいや、ちょっと待て。

犯罪人が取り返しのつかない事をしているのに・・・。

被害者は死んでいるから人権がなく、言う事できないと

済ますつもりですかね。

被害者・遺族や一般人は納得しないと思うよ。


自分が殺されて死んで、

犯罪人が死刑になるのはかわいそうだから、

死刑にしないでと言えますか。

私はとてもそんな事は言える訳がないし、

読者の皆さんもたぶん、そうですよね。

それが言えるなら、仏より心が広いぞと思うぞ。


殺人のような凶悪犯罪を犯した犯罪人は更生できるのか。

私は、ほとんどのケースはできないと思っている。

更生できるなら殺人はしていないと思う。

特に連続殺人犯などは無理でしょうが。


国際社会は死刑制度廃止をしている。

他人は他人、自分は自分でほっとけそんなことは。

ヨーロッパは人権団体など力強く、法律で廃止しているだけだ。


イギリスの場合は、

エヴァンス事件が死刑制度廃止論に大きな影響があった。

エヴァンス事件とは、有名な冤罪事件である


1949年11月30日のイギリスのロンドンで

(Timothy John Evans)ティモシー・ジョン・エヴァンスが

(Notting Hill)ノッティング・ヒル、

(ノッティング・ヒルはイギリスの高級住宅地で

「ノッティングヒルの恋人」という映画で有名だそうです。)

(Rillington Place)リリントン・プレースの自宅で

妻と幼い娘を殺した罪で起訴され、幼い娘の罪で絞首刑を

言い渡された。

エヴァンスは裁判当初から自宅の下にいた

(John Christie)ジョン・クリスティが犯人であると

言い続けていた。

エヴァンスの絞首刑は執行された。

その3年後にジョン・クリスティが

住宅街で女性の連続殺人犯であることがわかり、

死刑執行前にエヴァンス夫人を殺したことを自白した。

1966年の公式調査でクリスティがエヴァンスの娘を

殺したという結論に至る。

エヴァンスは冤罪の可能性が高く、

死後恩赦が認められた。


(「ウィキペディア」から出典)


まあ、死刑制度廃止論者にとっては都合が良い

冤罪実例だったのでしょう。

しかし、現在はDNA鑑定や科学技術の発展で冤罪が減りつつあると、

思っています。


現在、日本の冤罪率は約0.03%だそうです。

有罪率は99.97%になる。

といっても数字は当てにならない時があるので、

これはあくまでも参考程度です。


日本やアメリカは冤罪大国と言われるほど

冤罪が多いようです。

わずかな不確定証拠で起訴し、有罪にする。

これは、死刑制度云々よりかは、


捜査方法の問題ではないのかと思います。

死刑制度を廃止して、余計に凶悪犯罪が増加するのは、

目に見えているはずです。

人を何十人殺しても、死刑にならない。

犯罪人が大喜びするだけです。

人権団体の自己満足の為に、被害者が増えるのは御免です。

死刑制度は目に見えないになっていないだけで、

確実に抑止力になっています。


だから、死刑制度は廃止してはならないし、

命を奪ったことは、自分の命で償うしかありません。

犯罪人が、一生罪を償う訳がありません。

更生も出来ません。

まともな日本人ならまだわかるが・・・。


最後に、

死刑制度廃止論者、自分たちの自己満足の為に、

被害者・遺族を増やす気でしょうか。

いざ、自分が殺された身になってみてください。

あなたは、本当に犯人が死刑にならずに

あの世に行けますか。







作者である小田三郎は、

分からないことがあると、だいたいウィキペディアを使ってます。

もちろん、それだけに頼らずに他の情報源を見て、知識をつけています。

次回を楽しみにして下さい。

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