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02話 ここはどこ?(ヒロイン候補)

木々がまばらに生えるそれほど深くない林。明け方なのだろう薄らと朝靄あさもやが出て緑と白が混ざりあう優しい色を作り出していた。たまに人が通る程度の寂しい林道に生き物が二体横たわっていた。浅い呼吸を繰り返している、恐らく眠っているのだろう。暫くすると一体が目を覚ました。


「ふぁぁーーーっ、よっく寝た-」


そう言いながら、その生き物は手を舐めその手で顔をゴシゴシと擦る。


「イタッ、なにこれ……、あれ? 自慢の毛が……無い!」


その生き物はキョロキョロと周囲を見渡すと近くにお出かけ用の猫バッグに一匹の猫が入っているのを見つけた。アメリカンショートヘアと呼ばれる種類の猫、毛色は一般的なシルバータビーで白と黒の模様が綺麗に出ていた。


「あら、カワイイ猫……。出してあげよう」


バッグに近寄りしゃがみ込むとバッグの口を開きそこから猫を出してやった。すると猫も目を覚ましたようだ。


(う……ん……。あれ? 鏡がある……、え! なんで私が目の前にいるの?)


猫の前にいたのは若い女性で、背中まで伸びた黒い髪が緩く三つ編みにされ先端にはオレンジのリボンが結ばれている。百六十センチほどの身長で少し痩せているが見た目は健康的である。文庫本を持たせたら文学少女として人目を引く知的で優しそうな面立ちだった。


「ニャ? (どうなっているの?)」


「え? その声は友里華ゆりか?」


「ニャー (私に私の名前を呼ばれた……、それに私の声が猫になってるー)」


「私よ、フウよ」


「ニャニャ? (フウちゃん?)」


(これってもしかすると入れ替わりなのかな? 小説だとよくある場面だけど頭はぶつけてないわ。確かフウちゃんを予防接種に連れて行った帰りで……、あれ、その先が思い出せない)


猫の中身はかなえ友里華ゆりか、高校一年生の女性だ。それに対し人間の中身は彼女の飼っている猫のフウ、箱入り娘で滅多に外には出ない家猫だ。一年半前にペットショップで購入した少々気難しい猫だった。


頭を左右に振りながら注意深く周囲を観察する猫。


(ここどこだろう見覚えの無い景色だわ……。それに記憶があるのは昼まで、でも今は朝みたいだし、一晩ここで寝ていたのかしら)


「ねぇ! お腹空いたわ」、まるで女王様が家来に命令するようにフウは友里華ゆりかに冷たく言い放つ。


「ニャー (無理よ、今私は猫なのよ……)」


「なによ、もうっ!」、そう言うとスックと立ち上がり歩き出す。


「ニャ! (ねぇ、どこ行くのよ!)」


「ご飯をもらいによっ」、振り返らずにサッサと歩いて行ってしまう。


(どうしよう……、ここが何処だかわからないのに移動したら迷うかも……、でも進まないとダメよね待っていても誰か助けに来る保証はないし……、でも危ないかも……、でも……)


暫く自問自答した後、ようやく重い腰を上げフウを追いかける友里華ゆりかだった。


―・―・―・―・―・―・―・―・―・―


駆け足で走る友里華ゆりかがフウに追いつくと、その前に男が一人現れた。麻の生地でできた薄汚れた服、泥の付いた皮のブーツ、無精ひげ、頭髪は染めているようには見えない天然の金色だった。


(え……外人? それに見慣れない服装、あれは衣装なのかな、でも普段着には見えないし……)


「よぅねぇちゃん、ここらじゃ見かけない服着てるじゃねえか、どこかの貴族様か?」


流暢りゅうちょうな日本語だ……、じゃあココは日本なのかな?)


男はゆらりとフウに近寄り、彼女の手首を握る。


「ちょ、放してよ!」、フウはその手を振り解こうと暴れるが男の力には敵わず捕まれたままだった。


(どうしよう、どうしよう、助けないと……でも今の私じゃ何もできない)


「ニャー! ニャー! (こらー! 放せー!)」


子猫がいくら叫んでも迫力は無くその声は虚しくその場に何の影響も与えていなかった。


そこへ、ダダッと地面を蹴り飛び込んでくる黒い塊。


「ウー-、ワン! ワンワンワンワンワンワンワン」、凄い勢いで吠えまくる犬。


(ひっ! ……あれはドーベルマン? 私の背後から来たのに、なぜ私を襲わなかったのかしら……)


「ぅわっ、なんだこの犬は! あっち行け! シッシッ」、男は犬の迫力に負け彼女を掴んでいた手を放してしまう。


それを見た犬はさらに男に近寄り、威嚇を続ける。

フウは犬の声に怯えその場に尻餅をついて動けなくなっていた。


「ヴーーー ガウッ!」、噛みつくような仕草を見せる犬。


「チッ……」、舌打ちを残し男は林の中へと姿を消してしまった。


「だいじょうぶー?」、友里華ゆりかの後ろから新たに現れた男、そう、彼らはリュウとその飼い主だった。


酷く怯えるフウは犬を凝視したままで彼の声が耳に入っていなかった。


犬はリュウの近くに寄ると、

「ワン」と優しく吠える。


軽く頷いたリュウは友里華ゆりかの前にしゃがみ込み、

「えっとね、もしかしたら君は話しがわかるかもしれない、言葉がわかるなら二回頷いて、だって」と、笑顔で問いかけた。


(え? 話しがわかる? この人は何を言っているのだろう……。あ! もしかして)


友里華ゆりかは言われたとおりに二回頷いた。


「僕はリュウ。えっとね、こちらがご主人の大神おおがみ巧真たくま、君と同じで入れ替わっているらしい、だって」


(やっぱり……、私と同じ境遇の人なのね、でもどうしてわかったのかな?)


首を傾げる猫を見た犬は説明を続ける。


「酷く怯える人間と、犬を見てもまったく怯えない猫を見て反応が逆だと思った、だって」


(それだけで推理したの? この人何者……)


「猫のほうをなだめてくれるかな、ってさ」


友里華ゆりかは頷くとフウに近寄り、

「ニャー (フウちゃん、落ち着いて彼らは襲ったりしないわ)」と、優しく声をかける。


その後も色々と声をかけると、暫くして何とか話しができるまで落ち着いた。


「自己紹介をしてください」と、リュウが通訳する。


「フンッ!」とそっぽを向くフウ。


「ニャー! (ちょっとフウちゃん! お願いだから自己紹介して、ね)」


(もぅ、この子ったら気難しいんだから。おやつがあれば気分を良くするんだけどなぁ、この体じゃ無理だし、むぅーん……)


「あ、あのね、言わないと噛むぞってご主人が……」


ビクッと体を反応させたフウは、

「私はフウ、そっちがかなえ友里華ゆりかよ」と、ぶっきらぼうに答える。


犬は猫を見ながら話しを続ける。


「僕らは昨日の昼、目を覚ましたらこうなっていた、ここ何処かわかる?」と、通訳するリュウ。


「私たちは朝目を覚ましたわ、場所はわからない、だって!」と、キレ気味で通訳するフウ。


(少し時間に差があるのね。場所がわからないのは同じなのかー、これからどうしたらいいんだろう……)


「この先に村があるかもしれない、行ってみない? って」、リュウはフウが進もうとした方向を指差しながら通訳する。


「人がいるのね」、そう言うとフウはさっさと歩き出してしまう。


(あぁフウちゃんたら、どうしてそう身勝手なのかしら……猫だから? いや、あの子の性格よねー、家でもワガママ放題だったし。甘やかししすぎた私の責任なのかなぁ……)


「ワン」、巧真たくまが優しく吠える。


「あのね、これ君の? だって」、リュウは猫バッグを見せる。


(それ私のバッグ……拾ってくれたんだ)


円筒状のソフトケースで丸い面の片方がメッシュ素材で中が見えるようになっている。バッグのように蓋を開くと猫を出し入れできる穴が開く作りだ。蓋の部分には二つの小物入れが付いている。


猫がウンウンと頷いて意思表示をする。


「ご主人がコレに入ってだって、小さな猫じゃ歩くの辛いでしょって」、そう言うとリュウはバッグの口を開いて待ち構える。


(気を使ってくれるんだ……優しいなーこの人)


猫は自らバッグに入る。


犬がひと吠えすると、

「わかったよご主人、揺らさないように運べばいいんだね」と、返事をするリュウ。


バッグには長いベルトが付いていたので、リュウはそのベルトを肩にかけて運ぶことにした。

既に視界に小さく見えるほど遠ざかったフウを、一人と二匹は追いかけるのだった。


―・―・―・―・―・―・―・―・―・―


暫く歩くとさびれた村が見えてきた。木で出来た平屋の家がまばらに立ち並んでいる。人の気配が殆どしない、賑わいは無いようだ。だが廃村と言うほどではない、地味だが生活している雰囲気はしている。


(ここ何処なんだろう、見た感じ日本じゃないみたいだし……、外国かな?)


バッグの中から周囲を観察する友里華ゆりか

村を少し入ると、少し大きな家の前で数人の村人が集まっていた。


「ご飯頂戴!」、いきなり近づきそう言い放つフウだった。


(あー、あの子はもうっ、人は誰でも優しくしてくれるって思ってるから……猫だから可愛がられたの! 今の姿は私なの! それほど可愛くないの! あぁー恥ずかしい……)


「なんだいアンタは、ここらじゃ見ない人だが」、集まりの中の一人が彼女に対して明らかに不審者を見る目を向け答えた。


「あー、ゴメンナサイー。この子はすこし短気で。どうかしたのですか」と、通訳するリュウ。


「そっちの人も見ない顔だね……、もしかして人攫ひとさらいいの仲間じゃないだろうね」、集まっている村人が全員リュウを不審な目で見る。


(人攫い《ひとさらい》、もしかしてさっきの危なそうな人かな……)


「それっぽい人なら見たよ、その短気な子も狙われたんだ、ご主人が追い払ったけどねっ」、ちょっとドヤ顔だ。


「どこで見たんだ? 村の女性が二人攫われたんだ」


「今来た道だよ、林の中に逃げて行った」


「林か……、相手が何人かわからないし、手分けして探すのは危険だな」


村人が困った顔をしている。


(攫われた人がいるんだ、もし彼らが助けてくれなかったらフウちゃんも危なかったのかも……。どうにかしてあげたい……けど私じゃ何もできないしなぁ)


「ご主人がその男を追えるって」と、通訳するリュウ。


「初めて会うあんたらを信用できるかい。そうやって村の男たちを誘導して、さらに娘を襲う恐れだってあるだろ!」と、最初に彼らに話しかけた村人が答える。


(そうか、それもそうね……。でもそうやって疑っていたって女の人は戻ってこないのになぁ)


「ワン」、平淡な声で吠える巧真たくま。それに黙って後を付いて歩くリュウ。


リュウの持つバッグの中にいる友里華ゆりかは自然と彼らについて行くことになる。


(戻るのね……、もしかして助けに行くのかな?)


「ちょっと! 何処へ行くのよアンタたち!」と、叫ぶフウ。


厳しい目でフウを睨む村人たち。

無言で立ち去る巧真たくまたち。


「もうっ!」、急いで彼らを追うフウだった。


―・―・―・―・―・―・―・―・―・―


林の中、鼻をクンクンと鳴らし匂いを追う犬。その後を邪魔しないようゆっくりと追尾するリュウ。少し離れふて腐れて歩くフウ。


「フウを襲った男の匂いが近いってさ」と、友里華ゆりかに説明するリュウ。


(やっぱり助けに向かっていたんだ、この人決断早いなあ……羨ましい……)


「いた」、目線の一番高いリュウが男を見つける。


彼らから少し離れた広場に幌馬車が止まっていた。男が三人、立ち話をしている。どの男も似通った姿をしていた。その内の一人はフウを掴んだ男だった。


「男の匂いが三人、女性が馬車の中に二人いる匂いがするって」


(犬の嗅覚って凄いのね、そこまで判別できるんだ。……私臭くないかな?)


「ご主人があの男たちを引き離すから、その隙に女性を助けてって」


巧真たくまは足音を消しながら彼らの向こう側へと移動する。

そして男たちの前に飛び出すと吠えだしたのだった。


「なんだこいつ!」


「あ、そいつはさっき俺が捕まえた女を奪った奴だ」


「なにっ?」


「まずい、近くに男がいた。この場所がバレるかもしれない」


「あの犬を追えっ!」


巧真たくまは付かず離れず男たちを誘導し馬車から引き離していく。

しかし、追った男は二人で一人が見張りを続けていた。


(あぁー、一人残っちゃった……、どうしよう、このままじゃ助けられない)


「どうしよう、ごしゅじーん、一人いるよー」と、情けない声を出すリュウ。


(あれ? 犬がいなくなった途端、情けなくなった……。これがこの人の素なのかな? あ! そうか、入れ替わってるから今が犬のほうなんだ、えーーー、ドーベルマンって勇敢じゃないの?)


「ごしゅじーーーん、ごしゅじーーーん……」、まるで犬がクーンクーンと鳴くように心細い声を出すリュウ。


「どうしたのよ?」、何事かと近寄ってきたフウが聞いてくる。


「ニャー (あぁ、フウちゃん。お願い私の話を彼に伝えて)」


「それぐらいならイイわよ」、口を尖らせながらぶすっと答える。


「リュウさん、もう一人を誘導して村まで走ってくれますか、ってさ」と通訳するフウ。


「どうすればいいの?」


(そうか、基本的に犬なのね、命令には忠実で勝手なことはしない、よく訓練されているわ。あれ、そうすると飼い主の言うことしか聞かないかも……)


「ご主人じゃなくても、言うこと聞くの? ってさ」


「ご主人が優しくした人はドモダチー」


(なるほどねー賢い犬だわ。……フウちゃんも見習って欲しいなぁ)


「ニャニャニャー (それじゃあね、少し離れた所に移動して、見つけたぞ-、村に知らせなくちゃって大声で言って走って)」


リュウは大きく頷くと彼女たちから離れ言われたとおりの台詞を大声で叫んだ。


「なんだぁ?」、突然の大声で驚く男、その出所を探すとリュウが走って逃げていた、

「クソッ、ここを知られたらマズイ」


男は馬車から離れリュウを追い走り出した。


(よしっ上手くいった、後はフウが人質を助ければ……)


「ニャ? (フウちゃん?)」


フウは欠伸をしながら関心なさそうな顔をしていた。


「ニャー! (ちょっとフウちゃん何しているの、早く助けなきゃ!)」


「何で私がそんなことしなきゃいけないの?」


「ニャ! ニャニャニャニャニャ? (フウちゃん! もうあなたは猫じゃないのよ、誰もアナタのご飯を用意してくれないの、数日もすればアナタは飢え死にするわ、それでもイイの?)」


「何でよ! いままでご飯くれたじゃない!」、目を吊り上げ不機嫌になるフウ。


「ニャニャ…… (この姿を見て……猫よ。ご飯作れないわ、アナタが私のご飯を用意しないと私が死ぬのよ……)」


「私、ご飯の作り方なんて知らない……」、ほんの少しテンションが下がり不安げな表情をしている。


「ニャーニャ (彼らを助ければきっとご飯を食べることができるわ、私を信じて、ね)」


「ホントね……。どうすればいいの?」


友里華ゆりかは簡単に手順を説明した。

フウはバッグを肩にかけると馬車へと向かった。中を覗き込むと女性が二人ロープに縛られ座らされていた。


「助けにきたよ」と、友里華ゆりかの通訳をする。


馬車の中には丁度良いナイフがあった。それを使い彼女らのロープを切り外へと誘導する。


「ありがとう」と、村の女性がお礼を言う。


「一緒に村まで逃げましょう」とフウが彼女らに伝え、来た道を引き返したのだった。


―・―・―・―・―・―・―・―・―・―


その頃、男一人に追いかけられていたリュウは。


「ごしゅじーーーん、ごしゅじーーーん」と、まだ情けない声を出しながら村へ向かって走っていた。


「は、走るのが、こんなに疲れるなんてー、いつも一緒に走ってくれたご主人は、こんなに苦しかったのかー」


息を切らしながらブツブツと独り言を呟くリュウ。

二足歩行にまだ慣れていないのに全力疾走を続けるのは無理があった。

男にジャージの裾を掴まれ転ぶリュウ。


「ちっ手こずらせやがって、観念しろ」と言いながら、男は腰の剣を抜きリュウを刺そうとする。


「ごしゅじーーーん!」、大声で叫ぶ。


颯爽さっそうと走りながらドーベルマンが、

「ワン?」と優しく鳴く。


ぎょっとした男、防戦もできぬまま犬に剣を持つ手を噛まれる。

グワッと低い叫び声をあげると男は剣を地面に落とす。


「グウウウウウ」、重い唸り声をあげ男を威嚇する巧真たくま


男は手の傷口を押さえながらその場を去って行った。


「ごしゅじーーーん、ごしゅじーーーん」、泣きながら巧真たくまにしがみつくリュウ。


リュウが泣き止んだ頃、巧真たくまは、

「ワン」と優しく吠える。


「うん、村へ行く……」


二人は寄り添うように村へと歩き出した。


「ご主人、走るのって疲れるんだね、いつも散歩に連れてってくれてありがとう」


そんな笑顔の彼の顔を見て、複雑な表情をする犬だった。


―・―・―・―・―・―・―・―・―・―


村では先ほど集まっていた村人、助かった女性二人、友里華ゆりかとフウが待っていた。

そこへ姿を見せる巧真たくまとリュウ。


「おぉ、無事でしたか。二人を助けてくれてありがとう、なんとお礼を言っていいか」


彼らに最初に冷たい言葉をかけた村人が、手の平を返したように優しい声をかけてくる。


「ワン」


「そだね! 昨日から何も食べてません、とりあえずご飯ください!」


屈託の無い笑顔で食事を要求する彼に村の人たちは大声で笑い出したのだった。


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