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女聖騎士、赴任先がよりによって海賊国家でした  作者: なぎゃなぎ


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21/27

21話~真面目に部隊の編成を行いました!!~

挿絵(By みてみん)

翌日の昼―――。


海賊Aが街を巡回していたエナを呼びにやってきた。

何でも、亜人区域下見舞台を編成したとの事だ。


(こんなに早く準備出来たの!? 海賊Aってもしかして凄く優秀???)


エナは予想外の海賊Aの対応の速さに心を躍らせながら王宮へと戻った。


そこには数名の人間と獣Aが既にいた。


「まずは紹介するぞ」

海賊Aがエナにドヤ顔で言う。


「まずは部隊隊長のスティアナ王妃! お嬢だ!!」


「全員わらわの肉壁な」


「おーーーーーーー!!」


(なんかめちゃくちゃな事言ってるのに、この人たちは良く突っ込まないなぁ……)


「そして、副隊長のエナ公!!」


「よ、よろしくお願いいたします!!」


「ヒューーヒューー!」

「スリングビキニ着ろーーー!!」

「可愛いぞーーー!」


(こいつらその内絶対に教育しなおしてやる……)


「海賊Bと海賊Cと獣A!!」


「でへっ!」

「まかせとけ!!」

「よろしくお願い致します」


(なんかのゲームの敵のエンカウントみたい……)


「そして……田吾作!」


「てやんでぇ!!」


(誰!?)


「……で、海賊A、他の人は正門に待機してるの?」


「いねぇよ?」


グビッ! ゴクッゴクッ(スティアナが酒を飲む音)


一同沈黙。


「えええええええええええええ!! 部隊編成って言わなかった!?」


「部隊だろうよ!!」


「これは部隊じゃないでしょ! パーティーって言うの!!」


「かっかっか! 国内警備が最優先って昔言ったじゃろw」


「つか何でこれから遠征だって言ってるのに、スティルは飲んでるのよ!!」


「はぁ!? わらわは弓や銃使いじゃぞ? 酒飲んで視界がぼやとらんと敵に攻撃必中しちゃうじゃろ?」


「必中させてくださいよ!!」


「あほ言うな! 冒険は危険がつきものじゃ!! 必中させて敵を瞬殺したら冒険の見どころが無くなるじゃろ!」


「安全が一番でしょ!! 何その理屈!?」


「つまらん旅などしたくないわ!!」


「まぁまぁ、エナ殿、私がいるのでご安心を」

と田吾作がエナを窘める。


(そもそもあんたは何者なのよ!!)


「そうだぞ、エナ。田吾作がいるんだから問題ねぇよ」

と海賊A。


(何この田吾作の信頼感は……)


「っていうか、こんな少人数で本当に大丈夫なんですか?」


「大丈夫じゃ大丈夫じゃw わらわに任せい……。では行くぞーーー!!」


「おおーーーーーー!!」


* * *


エナの心配をよそに一行は意気揚々と街を出て、北の街道を登っていく。


途中で山賊5人に囲まれた。


エナは身構える。


「海賊Aさん、この人たちは敵ですか? 味方ですか?」


「敵だな。お嬢の傘下の山賊は、お嬢に止めろと言われたら街道で悪さはしねぇ」


「じゃあ戦闘準備ですね!!」


「おう!!」


「おろろろろ!!」


「お嬢!!」


エナが敵に向かって飛び出そうとしたその時だった。

突然スティアナは吐き出した!!


「うむ……。やつら中々やりおるぞ……」


(あいつらまだ何もしてないから!! 自分に勝手に負けてるだけだから!!)


「戦えますかい!?」


「ちょっと迎え酒で解毒をする!! 時を稼いでくれ!!」


「へい!」


「……て馬鹿なの!? だからあれだけ飲むなと―――」


「エナ! 海賊B・C!! 少しやつらを止めてくれ! 俺はお嬢の介抱をする!!」


「待て海賊A!! 武器を忘れた!!」

「俺もだ!!」

と海賊B・C。


(馬鹿ばっかじゃん!!)


混乱するエナ達一行に、山賊達は容赦なく襲い掛かってきた!!


「くっ!」

エナは剣を抜き身構える。


その時、田吾作が素手で敵に向かって走り出した!!


「田吾作さん!! あなたも武器持ってきてないの!?」


土語! 場木!! 愚者!!


田吾作はなんと、武器を持った山賊達を素手で全員殴り倒したのだった!!


(えええええ……。ってなんか擬音まで変な気がするけど……)


倒した山賊から武器と身ぐるみを剥ぎ、田吾作が戻ってきた。


「てやんでぇ!!」

そう言って海賊B・Cに武器を渡す。


「さすがだぜ……田吾作!!」

「ナイスちょんまげ!!」


(えっと……何をどこまで突っ込めばいいんだろう……)


エナはただならぬ不安を感じながら、亜人地帯へ向かって歩き始めるのだった。


――そして、これからが本当の地獄の始まりだった。

読んで頂き、ありがとうございます!

今回は初めての試みとして、“ギャグ特化”の作品に挑戦してみました。

これまでのように「書きたいものを書く」ではなく、

「読んでくださる皆さんに楽しんでもらいたい」という想いで仕上げています。

もし少しでも「面白い」「続きが気になる」と感じて頂けましたら、

ぜひブクマ・リアクション・レビュー・感想で教えてください!

それが次の執筆の大きな力になります✨


※もし反応があまり良くなければ、今後の方向性の判断材料にもさせて頂くつもりです。

そのため、ちょっとだけ厳しめの評価も感謝しながら受け止めます!

(ちょっとだからね! めちゃくちゃ言われると泣くからね!)


この作品は全27話構成で、毎週火・木・土に更新予定です。

(時間は固定ではありません)

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