アオイバラ
青いバラの花言葉「夢が叶う」「奇跡」「神の祝福」
今日も疲れて
ベッドに潜り込む。
溶けるように、眠りにつく。
最初は夢で視た
儚いながら、芯のある
凛とした立ち姿。
ひと目で僕は、恋をした。
でも、夢だった。
夢だから
いつしか忘れてしまっていた。
次に視たのは
学校の廊下。
「夢で視た」なんて
信じてもらえる訳がない。
そう思って話かけることもなく
遠くから眺めていた。
次に視たのは
また、夢の中。
夢の中なら、話しかけられる
そう思って勇気を振り絞り
話しかけてみた。
君は、僕に笑顔を向けて
囁いた。
「また会いに来て」と
僕が戸惑っているのも束の間
夢から覚めてしまった。
夢の事が忘れられないまま。
時間は過ぎていく。
もう会えないだろう
そう思っていた。
そう思って、忘れようとしていた。
しかし出会った。
大きな交差点。
その真ん中に、君がいた。
凛としていて
どこか寂しそうな
そんな表情だった。
僕は、その表情を見て
追いかけようと決心し
人と人の波に飲まれないように
君の近くへ向かう。
やがて、信号が点滅し始める。
君への距離はあと少し
あと少しなのに手が届かない。
そして信号が変わる。
目が覚める
僕はどうやら眠っていたらしい。
また、また夢だったのか
そう思い、立ち上がろうとすると
5本のバラが置いてある。、
その下には、手紙がある。
手紙には
「会いに来てくれて
ありがとう」
と書いてあった。
今でも君の事は、わからない。
ただ一つわかるのは
もう君に、会うことができない。
そんな気がするんだ。
お読みいただきありがとうございます。
次回作もよろしくお願いします。




