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残響の死巡  作者: 廣川紫水
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『屍人路中』終

「こんな時に何言ってるの!?」

と、顔を場違いな程に赤らめて、そう叫んだ。

「ご、ごめんごめん……」

と、僕は頭を下げつつ、目の前に存在する『ゾンビのような化け物』を睥睨(へいげい)しつつ、その怪物に向き直した。

「さて。やるわよ」

と、勇ましく髪の毛をかきあげ、僕を抜き、駆け出す。

「これでも喰らいなさい!!」

と、和音は叫び、手に持っていた……

「釘バットォ!?」

僕は和音の手元を見て、驚愕(きょうがく)した。

「これくらいしか武器みたいなの無かったのよ……」

と言いながら、怪物に釘バットを打ち込んだ。

怪物は腐った悪臭を撒き散らしながら、吹き飛んだ。

「和音凄っ!?」

「はいはい。いいから見てて。」

と言って、その後、さらに打ち込む。グシャリッと汚い音を立てて、怪物は吹き飛び、潰れ落ちた。

「あれは『餓鬼』と言ってね。なんでも食らうところを観ると、吐き出す系でも食べられない系でも無いみたいね……純粋に食べ物が無かったのかもね……」

「そうか……」

「ええ。まぁ……取り敢えず悩んでても仕方ないわ、早く行って、みんなで楽しみましょう?」

そう言って、ウインクする。その後、僕らは成人式前夜祭を楽しむ事は出来なかったのだった――

短編1つ目はおわりですね

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