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くるぶしまでの靴下

「なにその靴下!?」




「あらあら、連休明けに顔も見ずにずいぶんなご挨拶ね」




「タイツじゃっ、ない!」




「この暑さにタイツなんて穿くわけないでしょ」




「なにその靴下!?」




「それはさっき聞いたわよ


・・・特段珍しいものでもないでしょう?普通のソックスよ」




「短い!短いよ!くるぶしまでって・・・ヤンキーか!」




「なにバカな事を言ってるのよ?みんな穿いてるでしょ?」




「確かに・・・みんなヤンキーになった?」




「短いソックスイコールヤンキーの脳内図式を消しなさい


・・・それこそヤンキーならタイツを穿いているわよ」




「えぇっ!?タイツを穿いていたらヤンキィッ!?」




「そうよ、この暑い中タイツを穿いているのだから、かなり根性あるわよ」




「僕はタイツが好き。


タイツを穿いていたらヤンキー


・・・つまり、僕はヤンキーが好き?」




「あら?その論法でいくなら、


貴方は私の事が好きじゃないという事になるわね」







「それはない」







「・・・急に真顔で即答しないでよ、冗談じゃない?」




「おっと、これは失礼。


ミスターエアリーディングマスターと呼ばれるこの僕が、


そんなミステイクをしてしまうとは・・・」




「ふふっ、面白い冗談ね」




「え?いま笑う要素あった?あった?」




「自分で言って気がつかないの?もったないわね」




「マジで分からねぇ・・・


気がつかずに人を笑顔にしてしまう自分の才能が恐ろしい・・・」




「あ、たぶん私だけだと思うから、変な誤解はしない方がいいわよ」




「マジかぁー、マジかマジかぁ・・・


でも、君を笑顔にできるなら、僕はそれだけでいい」




「本当?嬉しいわね・・・なら、ずっと私を笑顔にしてね?」




「タイツを穿いてくれると、俄然ヤル気がでるよ!」




「はいはい、明日からね」




「わぁーい!」




「はぁ・・・私、ヤンキーになっちゃうのかしら?」

「金髪にしてみる?」


「しないわよ」


「ミニスカにしてみる?」


「貴方の前だけね」

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