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春休み2

「春休みって、なんで宿題がないんだろうね?」




「新学期に向けて、色々な準備をする期間だからよ」




「ヒマ過ぎて、ゲームが捗ってしょうがないよ」




「予習復習をしておこうとは思わないのかしらねぇ・・・」




「誰に憚られる事なく遊べる期間なんだよ?


勉強するなんてもったいないじゃない」




「新学期にスタートダッシュを決めようとは考えないのかしらねぇ・・・」




「勉強は後からでも出来るじゃない?


今しか出来ない事をしないと」




「貴方の春休みの過ごし方は?」




「ゲーム三昧、かな?」




「どうしてさっきの考えまで辿り着いて、


やる事がいつでも出来るゲームなのかしらねぇ・・・」




「次の日の事を考えずに、ぶっ倒れるまでゲームするなんて、


長期休暇中しか出来ないじゃない?」




「貴方、普段から徹夜でゲームして学校に来てるじゃない?」




「なんで知ってるの!?


ストーカー!?」




「ハッ」




「鼻で笑わなくても・・・」




「わざわざストーキングしなくても、貴方の行動なんて簡単に想像できるわ」




「僕が次に取る行動は?」




「靴紐を結び直すふりをして、私のタイツを視姦してくる、よ」




「あっ、合ってる・・・」




「出来ればハズレて欲しかったわ」




「僕のニッチな行動を予測するなんて・・・エスパー?」




「現在進行形で私のタイツをガン見してたら、嫌でも気がつくわ」




「バレちゃ仕方ねぇ・・・!


開き直るとするか」




「屈んで視姦するのは止めなさい」




「んー・・・やっぱり君のタイツは素晴らしい!


頬擦りしていい?」




「対価を要求するわよ?」




「おいくら万円かな?」




「貴方の残りの人生」




「死神さんかな?」




「違うわよ、パートナーの方よ」




「死神のパートナー?


・・・壮大な物語の幕開けだぁ」




「会話が成り立たない・・・惚けて濁すつもりね」




「さっきの春休みの宿題がないって話、


学校の先生が入れ替わってチェックする人がいないからって事はない?」




「露骨に話を変えてきたわね・・・たぶん正解だから、黙っておくのよ?」




「大人の事情に振り回されるのはっ!いつだって子どもだっ!」




「私が宿題を作ってあげましょうか?」




「さぁーて、甘い物でも食べに行こうか?奢るよ」




「はいはい・・・誤魔化されてあげるから、ちょっとは勉強しておくのよ?」




「ふぁーい」

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