疲れました
「つっ、疲れたあぁー・・・」
「ホント、今日は疲れたわね」
「突然の屋外授業とか、止めて欲しい・・・」
「あれは酷かったわよね・・・私から校長先生にクレームを入れておくわ」
「担当の教師にじゃなくて?」
「下っぱに話をしても改善されないわよ・・・
一番トップからガツンと言ってもらわないと」
「そうだね・・・でも校長先生ってどこに居るんだろうね?」
「何言ってるのよ・・・学校の校長室に居るに決まってるわ」
「まぁ、そうなんだろうけどね・・・
一般生徒が校長室になんてまず行かないし、
普段校長先生がどんな仕事をしているのか全然知らないんだよなぁ」
「余り生徒と関わる事が無いものね」
「ちゃんと仕事してるのかな?
・・・実はネットサーフィンとかしてるんじゃない?」
「そんな貴方じゃあるまいし・・・ちゃんと仕事をしてるわよ」
「例えば?」
「そうねぇ・・・ゴルフのパーパットの練習とかかしら?」
「それ、仕事なの?遊びじゃないの?」
「接待の練習も、仕事の内に入るんじゃない?」
「君、実は校長先生がどんな仕事してるか知らないだろ?」
「・・・だってあまり接点が無いんだもの・・・」
「分かるよ、校長って謎の存在だからね」
「実在はするのだけれどねぇ・・・『謎の存在』、言い得て妙ね」
「今度調査してみる?」
「別に構わないけど・・・興味あるの?」
「正直、全然無い」
「でしょうね・・・私も無いわ」
「止めておこうか」
「そうね、止めておきましょう」
「しかし疲れた・・・」
「もう帰りましょうか」
「そうだね、今日はもう帰ろう」
「あぁー・・・立ち上がるのがしんどいわ」
「年寄りか、あぁー・・・足取り重い」
「太ったんじゃない?」
「否定はしないけど、疲労具合にはあんまり関係無いんだなぁ」




