ミ(3)ロ(6)の日
「強い子のぉ~ミィ~ロォ~!」
「〈ミロ〉とか久しぶりに聞いたよ」
「好きだったなぁ、〈ミロ〉」
「その豊かに育った大きなお胸は〈ミロ〉のおかげかな?」
「小さい頃から牛乳に〈ミロ〉入れてガブ飲みしてたからねぇ、
否定できないよぉ」
「恐るべし、ミロ・パワー!」
「そういえば、最近〈ミロ〉飲んでないなぁ」
「僕もだ、あんまり売ってなくない?」
「そうだねぇ、売ってる所あんまり見なくなったよねぇ・・・
どこで売ってるのか思い出せないやぁ」
「コンビニにあるかな?」
「ありそうだけどぉ・・・なさそうだよぉ」
「僕もそんな気がする・・・そういや学校の自販機に置いてなかった?」
「あー・・・置いてた気がするぅ、パックのやつねぇ」
「そうそう、端っこに設置されてあんまり売れてなさそうなパックの自販機」
「せっかくだし見に行こぉ?」
「そうだね」
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「あっ!見て見てぇ!ミロ、置いてるよぉ!」
「本当だ、うっわぁ・・・懐かしー」
「懐かしいねぇ・・・ほら、早く買ってよぉ?」
「あれ?もしかして、僕が奢る流れ?」
「貴方の!ちょっと良いトコ見てみたい!」
「セイセイセイ、今日は何の日か知ってる?」
「〈ミロの日〉じゃないのぉ?」
「そうだ、〈ミロの日〉だ・・・
しかし!
今日は!
『弟の日』でもある!」
「〈弟の日〉ぃ?なにそれぇ?」
「正直、僕にもよく分からない」
「テキトーだなぁ・・・」
「なのでぇ!今から弟キャラに成りきりまぁーすっ!」
「わけがわからないよぉ」
「お姉ちゃぁあん!ミロ買ってぇ!」
「うっわ、きっもぉ・・・」
「お姉さまぁー、僕ちんミロが飲みたいですぅ」
「貴方の中の弟キャラってそんなヒドイのしかないのぉ?」
「姉貴、早くしろよ」
「はいはい、お姉ちゃんが買ってあげますよぉ」
「やはり彼女には命令口調が有効か・・・」
「ほんと、世話のかかる弟君だねぇ」
「ノリノリじゃねぇか・・・」
「ほらぁ、一人で飲めるぅ?」
「ストローがうまく刺さりませぇん!」
「もう、いつまで経ってもお子ちゃまだねぇ・・・はい、これで飲めるよぉ?」
「飲ませてよ」
「はいはい、じゃあいつも通り『口移し』で飲ませてあげるねぇ?」
「セイセイセイ、ちょっと待ってね・・・
相変わらずブッ飛んだ設定を放り込んでくるな・・・」
「ほぉらぁ、はやくぅー」
「さて、この難局をどう乗り切るか・・・
手で持って飲ませてもらうだけのつもりだったのだが・・・
ご自慢の爆乳にぶっかけて、
『疑似授乳プレイ』
とか言い出さないだけまだマシか・・・」
「それともオッパイがいいのぉ?もぅ、ほんと甘えん坊さんだねぇ」
「ヤッバ、マジで脱ごうとしてる・・・
すっごい興味あるけど、大丈夫だよ!
・・・あれで飲ませてよ!あれ!」
「あれぇ?
『ワカメ・ミロ』かなぁ?・・・恥ずかしいよぉ」
「ワカメでも昆布でもないよ!・・・『ミロのヴィーナス風』でお願い」
「『ミロのヴィーナス風』ぅ?なにそれぇ?」
「想像力を働かせ思い浮かべるんだ・・・『ミロのヴィーナス』を!」
「んー・・・『ミロのヴィーナス』ってどんなのだっけぇ?」
「はいっ!
時間切れぇ!
しょうがないから自分で飲むよ」
「こいつ、さては日和やがって適当な事言ってるなぁ・・・!」
「残念だなー、すごく残念だなー、
『ミロのヴィーナス風』で君に飲ませて欲しかったなー」
「うっざぁ・・・!
ひよ、いや、ピヨリやがってぇ・・・!
このチキン野郎がぁ・・・!」
「ほぉーら、眉間に皺がよってるよ?
可愛い顔が台無しだ!
ほら、え・が・お?」
「はい、え・が・お!
・・・次があったら問答無用で奪ってやるぅ・・・!」
「ひえぇっ・・・もしかして僕、墓穴掘った?」




