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豚の日
「ねぇ、豚君」
「今日は初っぱなからトバしてくるなぁ・・・」
「今日は〈豚の日〉らしいわよ」
「豚の日?・・・そんな日、あるんだ」
「私も知らなかったわ」
「君が知らないのなら、僕が知るはずもないか・・・
それで、〈豚の日〉って何をする日なの?」
「さぁ?豚肉を食べる日なんじゃない?」
「雑ぅっ!・・・まぁ、僕もそうだと思うけどね」
「あら、調べたら〈豚を祝う日〉らしいわよ?」
「豚を、『祝う』?・・・皆目検討もつかないな」
「美味しく食べてあげるんじゃない?」
「いや、主役なんだし食べちゃダメだろ」
「それもそうね・・・あら、ハンバーガーが安いわ」
「おいぃぃっ!豚さんを食べる日になっちゃうよぉ!」
「食べるなんて言ってないわよ、キャンペーンセールで安いって言ったのよ
・・・寄らないの?」
「寄りますぅ!美味しく頂きますぅ!」
「私は貴方を美味しく頂こうかしら?ねぇ、豚君?」
「ぶひぃぃっ!食べちゃらめぇ!」
「あら?私が美味しく食べられちゃうのかしら?」
「君のタイツだけね」
「中身にも興味を持ちなさいよ・・・」




