テスト期間と焼き芋
「美味しい焼き芋屋を見つけたんだ、帰りに寄らない?」
「テスト期間真っ只中で、明日もテストがあると言うのに、随分と余裕ね?」
「何事も諦めは肝心って言うじゃない?」
「最後まで諦めない事が肝心だとも言うわよ?」
「それもそっか・・・勉強、教えてもらえる?」
「貴方が望むなら、いくらでも」
「ありがとう、JD家庭教師風でお願いね」
「なんなのよ、JD家庭教師風って・・・」
「あ、メガネも着用してね?」
「注文が多いわねぇ」
「よぉーしっ!ヤル気になってきたぁっ!それじゃあ焼き芋食べに行こうか」
「早く勉強した方が良くないかしら?」
「ノンノン、悪戯に勉強時間を多くとっても中身が伴ってないと・・・
糖分を取って脳を活性化し集中力を上げる・・・理に適っていると思わない?」
「食べたら眠くならないかしら?」
「眠たくなったら膝枕してくれる?」
「テスト勉強しなければいけないのだから、
強制的に覚醒してもらうに決まってるでしょ」
「エッチなお仕置きにしてね?」
「たとえば?」
「そのタイツに覆われた美脚の足先で股間を甘く刺激してくる、とか」
「眠そうにしてたら、勢い付けて局部にドロップキックしてあげるから、
ちゃんと目を覚ましてね?」
「ひえっ、再起不能になっちゃうよ・・・」
「それにしても焼き芋ねぇ・・・屋台物でしょ?
今日は<マイ塩>を持ってきてないのよね」
「せいせいせい・・・・順番にツッコんでいくね?
焼き芋に塩かけて食べるの?」
「そうよ?スイカとかにもかけて食べるんだから、別に変じゃないでしょ?」
「まぁ、甘味を感じるという意味では・・・
次に<マイ塩>ってどういう意味?」
「言葉通りの意味よ、
この季節は焼き芋を食べる機会が多いから、持ち歩いているだけよ」
「焼き芋屋の屋台に塩、置いてる所なんて見た事が無いからね」
「そうなのよねぇ・・・塩、置いといてくれたら持ち歩かなくて済むのに」
「焼き芋に塩かけて食べるなんてマイナーな食べ方、そうそういないからだろ」
「美味しいのに・・・」
「そんなに美味しいの?
・・・興味出てきたから屋台で買って君の家で食べようよ、塩かけて」
「あら、いいの?冷めちゃうわよ?」
「君のタイツに挟んでおけば、大丈夫だろ」
「タイツに保温機能は無いわよ・・・」




