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パフェと

「あー、パフェ食べたい」




「急にどうしたのぉ?」




「ストレスを感じると、甘い物が食べたくならない?」




「何かあったんだねぇ・・・どうするぅ?ファミレス行くぅ?」




「ファミレスの小さいパフェって感じじゃないんだなぁ


・・・老舗の喫茶店にある、特大のパフェが食べたい」




「欲求の大きさは、ストレスの大きさなのかなぁ・・・


私はどこでも付き合ってあげるけど、


特大パフェを置いているカフェなんてあったかなぁ」




「商店街の喫茶店に、あったはず」




「あぁ、分かったぁ。お爺ちゃんが一人でやってる所でしょぉ?」




「そうそう、ちょっと高いけど、値段以上のパフェを出してくれるよ」




「趣味でやってるっぽいから採算度外視でサービス精神旺盛だからねぇ・・・


でもあそこ、土日営業してたっけぇ?」




「言われてみれば、趣味でやってるだけに、


平日の夕方までしか営業してなかった気がしてきた」




「そうだよねぇ・・・それで、どうするのぉ?


諦めてファミレス行く?確かカラオケにもパフェ置いてた気がするよぉ」







「よし、焼き肉を食べに行こう」







「唐突にぶった切ってきたぁっ!


ねぇ、今までの会話はなんだったの?脈略無さすぎるよぉ」




「男のスイーツと言えば、やっぱ肉だろう」




「意味不明だよぉ・・・私も行かなくちゃダメぇ?」




「一人焼き肉はハードル高いから付いて来てよ」




「えぇー・・・私、焼き肉はちょっと・・・」




「なんでさ!パフェも焼き肉も一緒だろ!?」




「女の子と一緒に行くなら、どっちかは一目瞭然だと思うんだけどなぁ」




「僕、デート指南書で読んだことあるよ!


女の子は女の子同士で焼き肉は行きにくいから、


連れていってくれる男の子に『キュンキュン』するって」




「少なくとも、今の私は『キュンキュン』しなかったなぁ」




「あれ?おかしいな?」




「ケースバイケースなんだと思うよぉ・・・


女の子の機微を察して、細やかな気配りするから


『キュンキュン』するもんじゃないのぉ?」




「女の子って、難しいね」




「男の子の方が難しいよぉ・・・


パフェ食べたいって言ってたのに、急に焼き肉食べたいって言い出すしぃ」




「男はいくつになってもワガママなものさ」




「もうっ、ほんと子どもみたい!


でも『そんな所が可愛い』って思っちゃう私はダメな女の子なんだろうなぁ」

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