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黒コーデ
「今日の服、可愛いね」
僕の部屋に入り、コートを脱いだ彼女の私服姿を見て感想を伝えた。
「あら、ありがとう」
彼女はボディラインがはっきりと分かる
ピッチリした黒のニットワンピースに、
同色の薄いストッキングを穿いていた。
全身黒のコーディネイトだが、上下の素材が違うため、全く違和感がなかった。
特に下はデニールの低い黒ストッキングなので、
美白の素肌が透けているため、
〈黒色〉と言うより〈黒スト色〉と表現した方が正しいのかもしれない。
本当のところ、
『可愛い』と言うより『エロい』と思ったが、
賢明な僕は、わざわざ彼女を怒らせるような事は言わなかった。




