表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/67

大好きなキャラの誕生日

「あっ!黒スト穿いてる!」


「挨拶も無しに、目敏く見つける辺り、よっぽど好きなんだねぇ」




自室でテスト勉強をしていると、


数回のノックの後『入るよぉ』と彼女の声と共に開いたドアに視線を向けると、


輝かしい光を放つ、素晴らしい黒ストッキングが目に飛び込んできた。




「今日はどうしたの?


いつもの〈あざといニーハイ〉じゃないの?」




僕はあまりにも素晴らしい彼女の黒ストッキング姿に、


数瞬、意識を飛ばしてしまったが、


いつもの彼女と違う感じに疑問を覚え、気が付いた点を質問した。




「別にあのくらい、あざとくないでしょ?」




彼女は何とでも思っていないようで、素っ気ない返事が返ってきた。




彼女は本気で言っているのだろうか?




「あざといよ!十分にあざといよ!」




学校中の男子生徒が、


日に1回はわざわざ拝みに来ている事実を知っているだけに、


僕はツッコまずにはいられなかった。




「えぇー、可愛いから穿いてるだけなのにぃ」




恨めしそうな彼女の声色は、若干引いていた。




「太もものムッニムニ感に絶対の自信が無いと、


あのニーハイは穿けないだろ、絶対領域的に考えて」




瑞々しい珠肌の太ももに、


美白の素肌が透けて見えるニーハイの口ゴム部が、


『プニッ』と食い込んでいるのを見る度に、


僕は指で突きたい衝動に襲われるのに。




「でも好きなんでしょ?」




彼女は僕がどんな答えをするか確信している風に、


嬉しそうに試すニュアンスで聞いてくる。




「<校則上等>って感じのスカート丈が生む絶対領域が、最高に萌える」




『パンチラするかもしれない』




そう期待してしまうスカート丈の短さと、


張りのあるムチムチした肉感の太もも、


美肌の透けた紺のニーハイが織り成す、


魅惑のグラデーションはいつも僕の心を鷲掴みにする。




「だよねー、いっつもチラチラ見てくるもんねぇー」




彼女の笑い声は楽しそうだった。




きっとニヤニヤした顔をしているに違いないだろう。




「こりゃ失敬、次からはガン見する事にするよ」




「今みたいに?


黒ストが好きなのは十分過ぎるほど伝わってくるんだけど、


会話する時は顔を見て話そうよぉ」




彼女の呆れた声が聞こえてくる。




流石に会ってからずっと、


彼女の黒ストッキングをガン見し続けるのはマズいか。




「ダメだ、視線が離れない」




僕はなんとか視線を上げようと試みるのだか、


彼女の黒ストッキング姿が素晴らしすぎて、


視線を外すことが出来なかった。




黒ストッキング姿自体、最高なのに加え、


普段のニーハイ姿で見ている絶対領域の太ももが、


黒ストッキングに覆われている。




普段晒されている素肌の太ももが、ある種隠され、違う魅惑を纏っている。




その事がより一層、僕の興奮を誘った。




彼女のムチムチした肉付きの良い太ももが、黒ストッキングに覆われている。




黒ストッキングはぴっちりと肌に張り付いており、


ムッチリとした太ももの肉が、


黒ストッキングから溢れてきそうな臨場感があった。




特に内モモはプニプニ感が視覚からして半端無く、


すがりついて撫で回したい欲求に駆られた。







「私が今、〈貴方の大好きな美少女キャラのコスプレ〉をしているのにぃ?」







「え?」


黒ストッキングの誘惑を吹き飛ばす彼女の発言に、僕は視線を上げた。




「ようやく目が合ったね?」




目が合った彼女はニッコリと微笑んだ。




ここに来て初めて彼女の全体シルエットを確認したが、発言通り、


彼女は何故か僕の〈大好きな美少女キャラのコスプレ〉をしていた。




「センパイ!ウタウセンパイじゃないか!」




彼女の姿を認識した瞬間、僕は跳び跳ねて喜びを表した。




「そうだよぉー、貴方が大好きなウタウセンパイだよぉ」




僕の反応を見て彼女は嬉しそうに小さくガッツポーズしてから、


可愛らしく手を振ってきた。




「うおおぉぉおっ!うおおぉぉおっ!」




僕は喜びの感情が爆発しすぎて、言語能力が低下していた。




「興奮しすぎだよぉ」




そんな僕の姿を見て、彼女は苦笑いしている。




たが、引くことはなく、むしろ嬉しそうだった。




「なになに?


どうしたの?


サプライズ?


サプライズなの?


今日は僕の誕生日じゃないよ?」




僕は興奮しすぎて、早口に捲し立てる。




「ちょっとは落ち着きなよぉ・・・


・・・今日は貴方の誕生日じゃないのは知ってるけど、


最近、貴方なんだか落ち込んでたじゃない?


それでちょうど今日は<貴方が大好きな美少女キャラ>の誕生日らしいから、


喜んでもらえたらと思って特別に、ね?」




『ね?』と言うと同時に、彼女はあざとくも小首を傾げた。




垂れ下がった柳眉と目尻、


潤んだ瞳の上目づかいの表情に、


僕の心はハンマーで殴られたような衝撃を受けた。




「なんだこいつ、可愛すぎるだろ」




健気な気遣いと、可愛すぎる容姿。




僕は彼女に見惚れて、呆然と呟いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ