表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
伝説の剣  作者: 国語力なさ男
7/11

伝説の剣 第七話

朝になり、街がざわつき始めた。

今日は年に一度の軍の大会であった。


街の外には出店が並び、国の旗を振っている人や軍の紋章が描かれた服を着ている人目についた。


街の中心にある大きな掲示板には大会参加者は闘技場に集合と書かれていた。


今回の大会の主催は軍の潜入捜査と暗殺を得意とした特殊部隊「SA」であった。

SAは軍の中でも1.2を争う部隊だと噂されていた。

隊長の名前はカイという男で歴代最年少で隊長になっていた。


闘技場に着くと、大会参加者の専用ゲートに案内された。


控え室には100名ほどの大会参加がいた。

300番代が最後の番号のようであった。

死者出たとこで棄権した者も多くいた。


参加者の中には怪我をしている者もおり、SAからの襲撃を匂わせていた。


シュウの後に数名がはいってきて、大会の案内人がやってきた。


「皆さまお待たせいたしました。これより本大会の内容を説明させていただきます。」


1.大会は予選と本戦の二日間に渡り行われる

2.予選では10人で戦い、残り1人になるまで争う(ナンバープレートが胸から外れると失格)

3.予選で1試合30分を越えて終了しない場合は、その組みは全員失格となる

4.大会中の怪我および命の保証はなし

5.本戦の内容は明日に通達

6.本戦出場者および本戦入賞者には報酬あり


案内人は以上の内容を淡々と説明した。


案内人の説明が終わると「俺がこの大会で優勝する」と叫んだ男がいた。

叫んでいたのは危機感を訴える男、ジモであった。


他の参加者が一斉にジモを睨んだがジモは自身が注目されていることを喜んでいる様子であった。


ジモは片手で扱えそうなハンマー(鉄鎚)を持っていた。


ナンバープレートの番号が若い順に10人の参加者が闘技場に案内された。


どのような戦いが繰り広げられているか確認することができなかったが、観客の歓声が控室まで響いた時と、ジモが勝利の雄叫びをあげた時は、控室まで声が届いてきた。


第5組目 85番 92番 93番 95番 97番 98番 101番 103番 104番 105番


この時、シュウのある一つの疑問を持ちながら闘技場に向かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。



― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ