表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
伝説の剣  作者: 国語力なさ男
5/11

伝説の剣 第五話

シュウは次の町に到着した。

軍の大会が行われる町に到着した。

周りは塀に囲まれており町というより都市に近かった。


都市の入り口には門があり衛兵が検問をしていた。

お尋ね者は、中には入れないことになっていた。


検問を終え中に入ると、軍の大会に参加するであろう者が数名いた。


その中で「この国は危機感が足りない」と叫んでいる男がいた。


男は3人組であるようだったが、他の2人は男にヤジを飛ばしていた。

男は「軍の力に頼っていても隣の国が攻めて来た時に対処できない。国民はもっと危機感を持って備えるべきだ」と叫んでいた。

「もっと具体的な解決策を言え」と他の男たちがヤジをいれていたが、男が怯む様子は全くなく、むしろより熱く語り出していた。

周りにはそのやり取りを面白がる人だかりが出来始め、真面目に男の話を聞いていたのは人だかりの先頭に立ってメモを取っている小さな少年くらいのものであった。


謎の3人組を見届けた後、大会に出る手続きを行った。


大会のルール

1.出場資格は15歳以上

2.武器の持ち込みあり

3.共闘あり(グループ参加可能)

4.参加者は常に胸にプレートをつけること。

5.死の可能性あり(すべて自己責任)

6.途中棄権あり(プレートを受付に返す)


大会に出る者には宿と食事が保証される。

大会の内容は当日発表される。

大会まで後2日であった。

シュウのプレート番号は104番であった。


先程叫んでいた男の胸には35番のプレートが付いていた。ヤジを飛ばしていた2人の男にはプレートが付いていなかったため大会に出るのは、叫んでいた男だけのようだった。


その日の夜、都市に叫び声が響いた。

大会の参加予定者プレート番号105番の者が何者かに殺害されたのであった。


すぐに衛兵が駆けつけたが、何も言わずに死体を片付けただけであった。


大会参加者の命は大会にエントリーした時点で保証されていなかった。


死亡したのは

105番 男 職業:漁師 であった。

なぜ大会参加者は殺害されたのか

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。



― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ