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十回目
「二人で歩いていると、恋人みたいだな」
「急に変なこと言わないで」
「どこに買い物行くんだ?」
「ついてくれば分かるわよ」
「そっか。学校帰りに二人ってのはいいもんだな」
「あなたはいいかもね」
「お前は嫌なのか?」
「どっちでも」
「俺はお前と一緒にいるのが一番幸せだぞ」
「そう。良かったわね」
「だから、お前の事も一番幸せにしてやるよ!」
「ついたわ」
「さらっと流すなよ。ここは文房具屋?」
「絶対に店に入ってこないでね」
「ああ、外で待ってる」
「お待たせ」
「ずいぶん早いな」
「買う物決めていたから」
「そっか」
「これあげるわ」
「これは?」
「あなた用のべた塗りペンよ」
「えっと、ありがと?」





