苦手なァイツ
私たちが居るクラス...6-4は今日も暑い。
璃月は下敷きを片手に持って、風をあおぐ。
私は村上璃月。
私には6-3に両思いの君...小松遼平が居る。
両思いとは分かってる。
だけど、彼は女子に人気だし...思いは伝えられない。
「璃月ー。今日はどうした?」
「なんでもないし。」
柿本一馬。璃月の幼馴染だけど、コイツゎ苦手。
気持ちはハッキリ伝えるし...好きなら好きッてちゃんと言える奴。
そういう人は、なんとなく苦手だった。
一馬は私の事が好き...私にハッキリ気持ちを伝えてくる。
だからこそ...小松君との恋は、なかなか難しい。
私は...そんな一馬が大嫌いだ。
「璃月ちゃんは今日もかわいぃねえ。」
「分かる?璃月ちゃんは特別かわいぃの。ァンタとは比べ物にならないょ。
しかも...3組のモテモテの小松君と璃月ちゃん。両思いッて噂だよ。」
「知ってる。そのくらい。」
このことも6年では有名で...たまに冷やかされたりする。
私は、冷やかされるのが嫌いじゃなかったし。
だって...小松が好きだし。
皆もソレで納得してる。小松の事が好きな女子も納得してる。
『あんなに璃月ちゃんカワイイから、璃月ちゃんから小松君をとるのは無理。』
皆、そう言ってる。
本当は誰より小松の幸せを願ってる。
私と一緒じゃ幸せになれないと思う。
だけど...誰より小松が大好き!




