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緑の魔法師

作者:葉月望
魔法師が支配する大国アルダーシル朝パルシア王国――
三百年と続くパルシア王国の中で、最高の魔法師の称号である「緑の魔法師」
その行動を掣肘できるのは、国王のみといわれる、その魔法師の最高峰に、若干十四歳の最年少記録で就任した深紅の髪の少女オミード――

彼女が、「緑の魔法師」として最初に取り組んだ事件は、王国内で起こる連続殺人事件――
その捜査に訪れたシラズ州では、子供が誘拐されるという事件が起こっていた。
その二つの事件を同時に調査する事になったオミードに、次々と襲い掛かるトラブル。それは、やがて、パルシア王国を震撼させる大事件へと発展するのだった。

若干十四歳のオミードが、直面する王国内の腐敗と、自らの出自による苦悩、そして、戦う理由――
パルシア王国最後の黄金期を作りだすオミードの第一歩を描いた物語。


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エピソード 101 ~ 122 を表示中
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