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なかなか上達しない物書きの小説作法

 思考をつらつら追うだけのエッセイである。テーマは私の趣味『小説』について。

 元々幼い頃より読書家の両親に影響を受け小説を読んでいた私が、自ら物語を書こうと無謀な行為を試みたのは高校に上がってからだ。

 携帯を買って貰い、世に言うケータイ小説というジャンルに出会った私は、己の妄想を表現できる手段が身近にあることを知った。

 すぐにネット小説にも行き着き、なろうを見つけ、ランキングや検索で面白い作品を掘った。

 自然と、


「俺にだって面白い小説が書けるはずだ!」


 という情熱的羞恥プレイを敢行した。

 と、まあ、ここまで小説を書くに至った経緯を語ったが、今に至るまで私は長編ジャンルを完結させたことは無い。

 短編小説はいくつか投下したが、連載しようとした小説は漏れなくエタッている。

 このまま放置するなら打ち切りENDなりで終わらせるべきだが、今日に至るまでその気力が充実できずに実行されてはいない。

 そんな私ではあるが、この趣味に没頭してそれなりに長い。ずっと低レベル帯でレベル上げに勤しむような有様だが、スタートしたばかりの物書きには劣らないという自負はある。

 私なりに小説を見つめ、書き方を模索して、物語作りに悩んできた。

 そんな私のエッセイが少しでも役に立てば幸いである。


       ●


1.小説の基本的な作法


 ぶっちゃけ私以外の大勢がその内容に触れているので、『小説 書き方 エッセイ』とでもググればすぐ解る話である。

 その基本に加えて私の好みを言わせて貰うなら、


・『…』『―』を使うときは二の倍数。

・地の文は『~いる。~だ。~した。』で回す。

・「」の中では文末に『。』は使わない。

・シーンを変えるときは、

     ●

           』

 で表現する。


 と言った塩梅だ。

 一度覚えれば後は好みの問題だが、基本商業小説に見られる文体を真似ている。多くの人にとっての常識は覚えておいても損は無い。

 物足りなければ、商業小説を一冊眺めて研究することをおススメする。



2.小説のプロット作り


 教えてくれ(真顔)。割と真面目に。

 一応完結までの道筋を作ることは出来る。一話単位で複数作るのが凄まじく面倒で大変なのだ。

 一作書こうとする辺りに何処まで設定を練るかもネックなのだ。

 面白い作品……! 圧倒的背景……! 重厚なシナリオ……! 伏線……貼らずにはいられない……!

 結果→連載する前に気力が尽きる。これである。

 それでもまあ、方法を追っていくと、


1・書きたいテーマを考える

2・アイデアを箇条書き

3・起承転結になるようにアイデアを配置

4・好きなとこから書く

5・文章量と相談、推敲


 と言った作業を繰り返して一つ完成である。

 しかし、ここに至るまでに大抵力尽きる。何故ならクオリティに納得できないし、何より毎日習慣付けて一つの作品に向かう気力が湧かないのだ……!


     ●


 書いてると精神ダメージがヤバい。く、くそう……! 己のテンションが恨めしい。だがこうして文章にする以上その苦悩すらネタだ。ククク、つまり俺の勝ちだ……!

 あと言えることがあるとするなら、ひたすらネタを収拾することだ。知識でも経験でも考察でも、全ては小説に繋がり文章を書くためのネタに過ぎない。

 そうした気持ちで物事を観察して、己の見解を高めるのだ。

 培われたものは自然と文章に現れるし、相手を納得させる説得力にもなる。

 本を読み、遊び、働き、その都度考えて、自分なりの見解を出していく。

 時には突き抜けた厨二な思考だったり、凄まじく現実主義だったり、何に対しても悲観的になったり、無暗に楽しそうにしたり、思考の切り替えが視点の多さであり、見解の引き出しだ。

 もうそれっぽいことを言ってこのエッセイは閉めさせて貰いたい。

 私の精神力は限界だ。ダメージコントロールを失敗したのだ。そんな感じ。

 書くのが面倒くさくなったとかそんなんじゃないんだからね!

 以上、物書きでした。

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― 新着の感想 ―
[一言] あんまり為にならないかも……。 もう少し有意義なものを見たかった。 文章自体はすごく良かったけど……。w
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