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超短編

知ってるよ。

作者: しおん

あなたがどんなにへなちょこで、いつも周りの目ばかり気にしていたとしても、私は知ってるから。


影で努力してること。


本当は誰よりもかっこいいって事。


誰にも知られてないと思ってるかもしれないけれど、ずっと私はみてきたんだよ?たとえみてなかったとしても、大体は予想がつく。


なんでかって?


そりゃもちろん、ちっさい頃からずっと隣を歩いてきたんだから、あいつの行動なんて予想がつくに決まってる。


何かあれば常に全力でそれに取り組むし、たとえうまくできなくても絶対に諦めたりしない。そんなかっこいいものをうちに秘めてるんだ。ヘタレなんかじゃない。


周りの顔色ばっかりうかがって、みんなからの視線にビクビクしてるように見えて、ちゃんとみるべきものをみてることも知ってる。具合が悪そうな子にいち早く気づくのはいつだってあいつだった。

それに何人もの友達が救われてきたしね。


なんにも知らない人が見たら、そりゃあもちろん、ヘタレだっていうに決まってる。いつもビクビクしてる様子はどう見たってそうだし。


だけど常に全力で、周りにも気を配れる。そんなかっこいい一面があなたにある事を、私は知ってるよ。


だからどうか、そのかっこよさを決して見失わないでね。


読んでくださって、ありがとうございます。


感想などいただければ幸いです。

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