続・私的事件を誰かに話したい。
あけましておめでとうございます。
双子を妊娠中のくるっくーぽぽです。
早速ですが本題…の前に。
今回の私的事件は前回と関連した内容なのですが、現在私の置かれている状況をお話しないとよく分からない内容なので、まずはそこから。
前回びっくりした双子妊娠、一口に双子妊娠と言っても、三種類あるのをご存知でしょうか?
私は自分が妊娠するまで知りませんでした。
簡潔に言うと、胎盤(へその緒と繋がっていて栄養や酸素を赤ちゃんに送る部分)や羊膜(赤ちゃんを包んでいる部屋の膜)を双子が共有しているか否かで分類されるようです。
私が診断された一絨毛膜二羊膜双胎と言うのは、胎盤は共有しているけれど羊膜はそれぞれが持っていて共有していない双子、という意味らしいです。
(因みに後の二種類は両方共有している双子と、共有せずそれぞれが持っている双子。)
この一絨毛膜二羊膜双胎の人の中で、大体10人に一人くらいの確率で双胎児間輸血症候群というものになるらしいのですが…私、なっちゃいまして。
これ、双子の片方ばかりに血が送られる病気(?)で、送られる方は多すぎる血液のせいで心臓に負担がかかり、送られない方は栄養が届かない為、結果どちらも最悪死に至ってしまうものらしいです。
で、今私は手術が必要なレベルの一歩手前で踏みとどまっている状態です。
私自身は健康で無駄に元気なんですけどね。
そんな状態で迎えた今年のお正月。
私の悩みはただ一つ。
おみくじを引くか否か。
あ、くだらねぇとか思いました?
いや、私もちょっと思いましたけど。
でもね、でもですよ?
ここで凶とか引いちゃってごらんなさいよ?
もう双子が死んじゃう未来しか見えないじゃないですか!
じゃあ引かなきゃいいじゃんとか言われそうですけど、十代後半からもう二十数年続けたこの習慣、なんかしないのも気持ち悪いし落ち着かないわけです。
えーそれで、タイトルの「事件」なんですけど。
ええ。
引きましたとも。
なんと!!
私、今年も大吉だったんです!!!!
事件!これ事件じゃないです?!
あ、呆れてますね?
いやちょっと言い訳させてください。
ちょっと私の人生の一部を聞いてくださいな。
昔から、妙に運が悪い子だったんですよ私。
例えば、家族でアサリの酒蒸しをつつけば、なぜだか私だけ妙に「じゃり」っと砂にあたるんです。
居酒屋に行って、しし唐の素揚げ山盛りを皆でつついていたら、私だけちょっと先祖返りしたってレベルじゃないくらい辛いのに当たるとか。
え、間違えてハラペーニョ入ってた?みたいなやつ。そんな事ってある?
家族の誰かがお皿を割っちゃって、めちゃくちゃ念入りに掃除機かけたのに、足に刺さって出血するのは必ず私だし。
魚を食べた翌日、床に落ちていた骨が足に刺さるのも私。
幼稚園運動会の場所取りの順番を決めるくじで、3桁台を引いたのも私。
98番引いた長女を笑った翌年に。
因みに旦那は初年度に一桁ひきました。8番だったかな?
なぜ、私は引いてしまったのでしょう?
こんな当たりの良い(?)私ですが、商店街やデパートの福引は必ずポケットティッシュです。
景品が当たるようなくじで、最下位以外の当たりなんて引いたことないです。
宝くじだって300円以外当たった事ありません。まぁ買った事も数える程しかないんですけど。
因みに時々宝くじを買っている旦那が、たまたま私と一緒にいる時に売り場で確認したら5000円当たってて、私がびっくりしていたら「あー5000円くらいは結構当たるんよ。」とか平然と言いやがるの。
いやそれはどうでもいいんですけど。
何と言うか私、どうも当たるのは不運に極振りみたいなんです。
よくよく考えてみれば、双子の妊娠って今は100組に1組くらいの割合らしいですが、自然妊娠の双子の確率は0.6%で、病院で貰ったパンフには1000組に6、7組くらいの割合だと書いていました。私は自然妊娠の双子なのでこっちの確率です。
さらに双子の中で、一絨毛膜二羊膜双胎になるのは双子全体の25%~30%らしいです。
(不妊治療による双子も含まれているので、正確には分かりませんが。)
そしてこの内、双胎児間輸血症候群になる確率は10%。
あれ?本当に私の運ってどうなってるの?
そんな不運に極振りしている私が、二年連続引いたんですよ、大吉。そう人生三回目の大吉。
これ事件でしょう?
まあ当たるも八卦当たらぬも八卦のただのおみくじなんですけど。
何はともあれ、双子ちゃんは今少し危ない状態で、明日から私は入院なのですが、きっと無事に生まれてくれるんじゃないかって妙に信じられちゃうと言うか。
だってこの私が大吉だったんですもの。
双胎児間輸血症候群とお医者様に診断されてから、ネットで色々調べましたが個人の経験談などはかなり少なくて、ここ数か月不安が大きかったのですが。
予定日は5月です。吉報がお届けできるといいなぁ。