大工たちのステータス
そんなこんなで俺たち(親方除く)はステータスを開いていた。
少し前のこと
突然、1人の大工が
「ステータスオープン」
と言った。
すると、その大工の前にパソコンの画面のようなものが出現した。
「「「「「オォ!!アナタユウシュウデスネェ」」」」」
とハモっていた。
俺は何がなんだかさっぱり分からない。
「「「「「ステータスオープン」」」」」
と他も最初に続くように言った。
皆、同じように開いていたが開かない人も居た。もちろん、皆が言っていた通りに言ったら開いた。
開かない人は
「何で?」 「は?」 「何でや!?」
などを呟いていた。
「なら、これは違う言い方があるはずだ」
と栄作が言った。
そう栄作もステータスが開かなかった1人だ。
「ステータスオーブン」
「ステータスオーフン」
「スターカスオープン」
など試しに言ってみるも何も起きず皆が諦めかけていたその時
「開いたぞ!!」
と1人の大工が言った。
「「「よっしゃぁぁぁぁぁ」」」
と野太い声が森に響いた。
「その呼びかたはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーステータスオップン!!!!!!」
「「「「「お、おぉ」」」」」
全員が思ったこと
ネーミングセンスなさすぎ
俺は皆、ステータスオープンでいいじゃんと思った。
そして最初に戻る
~ステータス~
佐藤大輔
level1
職業大工見習い
STR VIT AGI INT LUC 10
スキル家づくり(初級)、日本語変換(最高)
SP0
だった。皆も同じ様な感じで中には家づくり(中級)や身体強化(初級)などがいた。
「ガサ」
と突然、後ろから音がした。
皆が振り返るとそこには1匹の緑色の生物が居た。