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キャラクター及び世界設定など(ネタバレ多々)

 

○ユーリ

本名:森崎悠里 出身地:地球、日本国

種族:人間 外見:黒髪黒眼 年齢:18

使い魔としての変化:人間⇔ネコ/ロシアンブルーに似た長毛種、変化姿なので成長せず永遠の子ネコ(笑)小さく軽い

魂の属性:寂寥・愛慕>肉親との繋がりが浅く、孤独感に苛まれる寂しがり屋さんな人生を送りそうですが、その分愛情深い人になります 総括すると天然です


設定諸々

脳内では咄嗟に様々なツッコミが浮かぶが、上手く舌に乗せて喋れない、お喋りが下手で頭でっかちな人。

些細な事象から無駄に想像力を働かせて深読みし、たまに自分で自分の首を絞めたり身動きが取れなくなったり、墓穴を掘るタイプ。

インドア派、虫は嫌いなので飼い主様のところへ得意げに持ってきたりはしません(笑)


日本生まれの日本育ち。

幼少期から父は居らず、またどんな人物なのかよく知らない。

母親はパチンコ通いでさほど働いている様子も無かったが、生活費は何故かあった(父からの養育費と推測)高校の頃に母は没する。

兄弟無し、親戚も特に居ない。謎の銀行振り込みは母亡き後も継続され、そのまま進学。

大学に入学し、オモチャ屋さんでアルバイトを始めた頃、精神異常気味ストーカーに付きまとわれだす。

キッパリ交際を断るも延々付きまとわれた挙げ句、バイト中の倉庫に放火され死にかけたところをカルロスに救われる。

使い魔契約で記憶や知識を写したカルロスとも、


「異世界だなんて、あのキモ男は絶対に追ってこれないし好都合!」

「……『ストーカー』?

なんだあの気持ち悪い男は!」


……という点で主従的に意気投合し、割と良好な『ご主人様と飼いネコ』生活に。

魔力ゼロな為、使い魔としての個人的特殊能力は主とのテレパスのみ。後、ネコ時の跳躍力は三倍。走り幅跳び6cmのジャンプ力が、なんと18cmに!(ビミョー)


オモチャ屋倉庫から召喚された際に、一緒に紛れ込んできた水鉄砲が武器代わり。

悪ノリしたシャルから渡された錠剤を入れて水を注ぐと、刺激性の高い液体が射出される。

ハバネロやブート・ジョロキアを水にした、的なものを想像して頂ければ。何気に凶悪、取り扱い注意品。



○シャル

本名:シャールデュファシュロォス 出身地:?(本人も分からず)

種族:天狼 外見:銀髪琥珀色の眼 年齢:14(推定)

使い魔としての変化:天狼⇔人間/人間社会で生活中な為、カルロスの成長に合わせて少しずつ外見年齢を上げていっている。現時点では27~30辺りに見える。中身はアレって詐欺です飼い主様。

魔術適性:風 親和性>炎

魂の属性:寂寥・愛慕>肉親との繋がりが浅く、孤独感に苛まれる寂しがり屋さんな人生を送りそうですが、その分愛情深い人になります 総括すると天然です


設定諸々

見た目は頼れるお兄さん(20代後半)と見せかけて、実は最年少。

子供の姿だと仕事上不都合が多いので、人間の姿に変化すると青年ぐらいに見えるように、カルロスが調整。

たまに出る、天然なのか計算された腹黒なのか? 微妙なラインのシャルの言動は、実は単なる深い意味の無い子供らしい悪戯心(爆)

親しい相手には天の邪鬼で意地っ張り、素直になれない甘えん坊なお子さまぶりを存分に発揮するワガママっ子。


天狼の姿は、銀の毛並みの狼に純白の翼が生えた姿。空だって飛べちゃえます。白昼堂々、人を口に銜えて誘拐だってできちゃいます。一応主も背中に乗せて飛べます。そんな彼をイヌと言い切るご主人様(汗)

使い魔としての能力は多彩、様々な感覚が鋭い。

動物の鳴き声から意図を読み取る事も可能。使い魔として、明らかにユーリより格段に有能である。


ほぼ生まれたての状態でカルロスの使い魔契約召喚に引っ掛かり、そのまま育てられた為、親族の記憶は皆無。

呼び出された時点で衰弱しきって瀕死の状態だった為、何らかのトラブルに見まわれていたものと思われる。一度元の世界に返された事があるのだが、そこは……


赤ちゃん狼なシャルのあまりの可愛さに、強引に魂を奪う事をカルロスは嫌がり、そのまま育てる事を決意。故に、シャルの契約内容は、

『シャルがいつか本心から望むものを用意する』

とされ、現在は仮契約状態である。

使用人として十数年間みっちり仕込まれた為、我儘なカルロスの世話にも慣れた、家事万能スーパー執事。



○カルロス

本名:カルロス 出身地:マレンジス、出身国は不明

種族:クォーターエルフ 外見:金髪碧眼 年齢:25

魔術適性:光 親和性>風、水

魂の属性:寂寥・愛慕>肉親との繋がりが浅く、孤独感に苛まれる寂しがり屋さんな人生を送りそうですが、その分愛情深い人になります 総括すると天然です


設定諸々

ストリートチルドレンだった為、家名は無し。エルフの血を引くが、外見にその片鱗は窺えず見た目は人間。(父親がハーフエルフだった記憶が、僅かに残っている)


野垂れ死にしかけていたところを魔法使いとしての才能を見出され、パヴォド伯爵家が後見となって魔術師連盟の学校に入学する。

子供の頃に世話をしたエストが、どんどん愛らしく可憐な美少女に成長していくさまに内心戸惑い、激しく心惹かれながらも身分違いであると、それなりに自制している。

恋しい人を獲得する為、ただ今水面下で密かに努力中……


魔術学校では天才的な能力を開花させるも、マレンジスの魔術師としては使い魔契約で躓く。

適性な使い魔を召喚出来る者は稀だが、呼び出した存在の魂を吸収しない魔術師の方が更に稀。というか長い魔術師の歴史上、記録に残っている中ではカルロスが初。

二匹も呼び出せた事は快挙であるにも関わらず、そのまま使役している事に連盟のお偉い方は苦笑い。しかも理由が、


「こんなに可愛い生き物が殺せるか!」

「最初っからその予定で召喚したんでしょ? 君、バカなの?」


などという子供(当時10歳ぐらい)の言い分。

学校は首席で卒業するが、連盟で研究室を貰わずにフリーの魔法使いとして野に下る。

かねてよりやってみたかった調香師のお仕事に、学んだ魔法が活かせてそれなりに満足な日々。

使い魔二匹はペット……もとい、身内的感覚を抱いている為、ポッと出のユーリをやたらと構う主や、ユーリ本人に対してヤキモチじみた複雑な心境のシャルを、内心ニヤニヤしながら眺めている。



○エスト

本名:エステファニア・ファルマシア・パヴォド 出身地:マレンジス、バーデュロイ国

種族:人間 外見:金髪翠緑の目 年齢:16

魂の属性:難航・慈愛>望みを叶える為に様々な困難にみまわれる、苦労の多い人生を送りそうですが、その分他者を思い遣り慈しむ強さを身につける事でしょう 総括すると姉御です


設定諸々

カルロスを後見しているパヴォド伯爵家の令嬢。

カルロスが魔術学校に通っていた頃は、王都にある伯爵家の屋敷で共に生活しており、エストの子守りもカルロスの仕事の一つだった為仲が良い。


貴族令嬢ではあるが行動派であり、積極的に幅広い立場の人々と交流の機会を設け交友関係を築く。目を見張る美貌とあいまって、かねてから社交場にて噂に上っていた才媛。

とある王族の後宮入りの話が囁かれているせいか、特に決まった婚約者はおらず。その外に堂々と婚約話が持ちかけられているのは、アルバレス侯爵家からのお話である。

密やかに内々での求婚者は昔から後を絶たないが、彼女本人はカルロスに心惹かれている模様。


活発でお茶目、悪戯好きな面もあるが、素直なお嬢様である。



○アティリオ

本名:アティリオ・ミュゼラ・アルバレス 出身地:マレンジス、バーデュロイ国

種族:ハーフエルフ 外見:亜麻色の髪水色の目 年齢:25

魔術適性:水 親和性>風、精神

魂の属性:渇望・義烈>自らの熱望するものは悉く目の前で他者の手に渡る、飢えに近い感情を味わう人生を送りそうですが、決して諦めずに自身の正義を貫こうとする事でしょう 総括すると熱血です


設定諸々

アルバレス侯爵の孫。

隔世遺伝によりエルフの血が表に現れたタイプのハーフエルフ。チェンジリング。

両親兄弟を始め親族全てが人間である為、肩身が狭い思いを味わっている。

カルロスと同じ時期に魔術師連盟の学校に入学するも、試験でも実技でも悉く彼に一歩及ばず、常に次席のまま学校を卒業。

連盟で研究者として生活している今も、在学中から変わらずカルロスへのライバル心を燃やしている。


カルロスが召喚したシャルについて、『あれはイヌであるか否か』の真剣論争を繰り広げた10歳前後の対立以来、カルロスとは仲が悪い。イヌ派としては、シャルがイヌだとは断じて認めていない。

因みに使い魔契約術は、その他大勢の生徒と同じく、頑張っても何も呼べませんでした(笑)



○パヴォド伯爵

本名:エスピリディオン・ファビアン・パヴォド 出身地:マレンジス、バーデュロイ国

種族:人間 外見:金髪翠緑の眼 年齢:44

魂の属性:晦渋・活路>自身の言動は悉く他者から誤解され、真意が伝わらない人生を送りそうですが、その誤った認識の分、良い意味で物事が進む事にもなるでしょう 総括すると親馬鹿です


設定諸々

エストの父である、当代パヴォド伯爵。何かを企んでいらっしゃるご様子。

発言の内容は常に裏側を深読み、機微読解能力を要求されるが……?

奥さん最愛で、結婚する際に城下街の名前を奥さんとよく似た名前に改名した、大規模だが意味分からん愛情表現を大真面目に実行に移した人。



○ベアトリス

本名:ベアトリス・アリアドネ・ベルベティー・キーラ・ディベルキュルス 出身地:マレンジス、デュアレックス国

種族:ハイエルフ 外見:金髪碧眼 年齢:312

魔術適性:光 親和性>風、水

魂の属性:賢才・遺失>優れた才能を発揮し、他者からは群を抜いて突出しているが故に、自身が正しいと感じる道を突き進み、大切な物を置き去りにしてしまう人生を送るでしょう 総括すると慌て者さんです


設定諸々

バーデュロイ国に魔術師連盟を設立した中心メンバー。

光系結界術の第一人者、特化術士。

とある理由により、自身の周囲に常時結界を張り巡らせている。


数百年前から、基本的にデュアレックスに居着く事なく大陸中を放浪して回っていた。

連盟が把握している中では、生き残っている唯一のハイエルフ。


カルロスの父親であるハーフエルフが、死の間際「バーデュロイにお祖母さんが……」と言い残し、ベアトリス自身も人間との間に出来た息子が行方不明である。

得意な魔術の系統や、外見的特徴、その他些細な手掛かりに符合する為、確証はないがベアトリスはカルロスの祖母ではないか?という疑いがある。(その為、カルロスが彼女を堂々と婆さんと呼ぶのは、周囲からも黙認されている)



○セリア

本名:セリア・リュリュメル・アント 出身地:マレンジス、バーデュロイ国

種族:人間 外見:金茶色の髪榛色の瞳 年齢:18

魂の属性:逸雄・右傾>いつまでも若々しく溌剌とした発想や行動力を持ちますが、意外なところで頑固で保守的な一面から逸脱出来ない人生を送るでしょう 総括すると好奇心いっぱいさんです


設定諸々

アント男爵家の長女。既に四年ほど、エストのレディーズメイドを勤めている。

実家は所領を持たない貧乏貴族で、一般人と変わらぬ暮らしぶりを送っており、11歳の時から行儀見習いの名目でパヴォド伯爵家でメイドとして働く。

お嬢様とカルロスのラブストーリーに、内心ではキャーキャー騒いでいる明るいお嬢さん。



○フィデリア

本名:フィデリア・ラナルターゼ・フィリアナ・パヴォド 出身地:マレンジス、バーデュロイ国

種族:人間 外見:ストロベリーブロンドの髪、水色の瞳 年齢:38

魂の属性:夢想・愛育>幾つになってもどんな現実が立ちはだかろうとも、いつまでも柔らかく優しい生き方を忘れず、また他の人にも細やかな幸せを振り撒く事を怠らない人生を送るでしょう 総括すると夢見る夢子ちゃんです


設定諸々

元・公爵令嬢、現在はパヴォド伯爵の妻。

無論、本人的には夫とは政略ではなく大恋愛の末の恋愛結婚。


ほわ~んとした性格の為か、伯爵閣下の言動を額面通り受け取って、ラブラブ生活を送っている。


夫との間に子供を多数設ける。



○グラ

本名:グラシアノ・エヴァランジュ・パヴォド 出身地:マレンジス、バーデュロイ国

種族:人間 外見:ストロベリーブロンドの髪水色の瞳 年齢:21

魂の属性:哀愁・愛惜>何故か運が悪く、可哀相な目にばかり遭ってしまいますが、めげずに真っ直ぐさを保つ姿に、その境遇を憐れむ周囲の人々から応援される人生を送るでしょう 総括すると胃薬要ります?さんです


設定諸々

パヴォド伯爵の長男、跡取り息子。

お父様の紛らわしい言動に最も振り回されている、ちょっと可哀想な人。

表情が無いか、眉間に皺が寄っているか、父親の発言により困惑→顔色が青褪めているか、の3パターン以外の表情は激レア。めでたい事に胃潰瘍持ちではない。

笑顔を絶やさず、舌も滑らかな両親に似ず、無口で無愛想な無骨者。


貴族の嗜み以上に武術を得意とし、頭を働かせるよりも身体を動かす方が性に合っている。



○ドゥイ

本名:ドゥイリオ・キャレイ・アルバレス 出身地:マレンジス、バーデュロイ国

種族:人間 外見:白銀の髪(老齢により色素が抜けた)水色の目 年齢:68

魂の属性:鬱然・?>


設定諸々

現・アルバレス侯爵、アティリオの祖父。

好々爺然とした初老の男性。



○ブラウ

本名:ブラウリオ・ルティト・ナジュドラーダ 出身地:マレンジス、バーデュロイ国

種族:人間 外見:亜麻色の髪水色の目 年齢:22

魂の属性:道化・?>


設定諸々

アルバレス侯爵の娘を母に持つ、次期ナジュドラーダ伯爵。アティリオの従兄弟。

所領の運営などを学ぶため、祖父の下で修行中の身。

ナジュドラーダ伯爵家は、アルバレス侯爵家の分家にあたる家柄。

トリップしちゃうとクサい台詞がこんこんと湧き出てくる、変な性癖を持つ。



◇異世界・マレンジス

剣と魔法、そして魔物が跳梁跋扈する世界。過去、大陸の中心に位置するエルフ族が治める大国により、人間が治める周辺の国々は属国のように扱われていた。

長寿であり強力な魔術を操る彼らによって、世界は支配されていたといっても過言ではない。

大陸の共通語は彼らエルフ族の言語である。


しかし、百年ほど前に異変が起こり、世界の情勢は一変する。



◇魔術師連盟

魔術を使う為には、エルフ族の血を引いていなくてはならない。

現在では迫害されがちなエルフ族及びエルフの血を引く人々が、魔術を国の役に立てる事を誓い、引き替えに国から保護を受ける組合、バーデュロイ国においては『魔術師連盟』と称される。

他国では未だにエルフ族に対して敵意を露わにする人々も少なくない為、連盟を頼って亡命してくるエルフ族も多い。

連盟に所属している限り、魔術師達はバーデュロイ国内において様々な保障や保護が受けられるが、兵役など多くの義務が課せられる事になる。


魔術師……魔術の研究を専門職にしている人。

魔法使い……魔術を扱える知的生命体への呼称。一般人はすべからく「エルフ=魔法使い」と認識している。

術者……魔術師と魔法使いの区別なく指す呼び名。これを使う人は、ある程度魔術への知識や理解がある。



◇魂の属性

魂にはそれぞれ固有の特色が記されており、生きてゆく上で定められた属性に運命が引き寄せられてゆく。

大まかな個人の性格的なものと考えて頂ければ。



◇バーデュロイ王国

マレンジス大陸の西南西部に存在。

領土はさほど広くはない中規模の国家だが、気候が穏やかで農作物の収穫高が高い。森林が多い事も特徴。

『使えるものは何でも使え』『実力でのし上がれ』が気風。



◇デュアレックス王国

かつて、マレンジス大陸中央部にて栄華を誇った大国。

大陸全土の国家を手中に収めていた。

エルフ族による、エルフ族の為のエルフ族大国。

国民は魔物の出現によって散り散りとなり、逃げ延びた多くのエルフ達は周辺諸国の人間達からの迫害を受ける。

現在のデュアレックス王国の国土は強力な魔物達の住処であり、瘴気が溢れている。



◇ザナダシア王国

マレンジス大陸の南部に存在。

近頃、大規模な魔物討伐に向けて、軍備を増強しているらしい。

隣接しているバーデュロイとは、数十年間微妙な関係。

エルフ族に対する差別と弾圧は激しく、僅かでもエルフの血を引いている事が判明すると……



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