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あざとい、だとか。本音が丸分かりだとか。

自分でもそんな事はよく分かっている。

シャルが人間とは些か異なる感性を持っている事につけこんで、したり顔でユーリの都合の良いように彼に助言という名の誘導を行っているのだから。

けれど、それが悪い事だとは思いたくはない。恋しい彼が、他の女性に目を向けないよう、恋心を向けられぬよう、そう地道に根回しをしておいて何がいけないというのか。


「うーん、このお部屋からも嗅いだ覚えがある匂いがするのですが……明かりが点いていませんね。眠っているのでしょうか?」


相変わらず、子ネコのユーリを腕に抱いたまま、建物の窓の下に張り付いてお散歩という名の諜報活動に付き合っているシャルは、彼女の耳元に唇を近付けて小声で囁いてくる。


誰が居るんです?


「マスターをちょくちょく睨み付けてくる方で……おや、人が」


ユーリの疑問に答えようとしたシャルは、匂いを嗅ぎ取ったのか小さく鼻を動かし口を噤んで窓を避けて立ち上がり、ユーリをそっと窓枠の上に乗せた。

この建物の窓にはガラスが入っているのだが、どうやらきっちりと閉められておらず隙間が開いている。


ユーリはそおっと室内の様子を窺ってみるが、明かりもなく外からの光源も望めない為、殆ど見えない。隙間に近付き静かに身を伏せて耳を澄ませる。

試しにユーリもくんかくんかと匂いを嗅いでみるが、カビっぽい匂いと高級な蜜蝋が溶けた匂いが僅かに嗅ぎとれるのみ。こういう時は、この同僚の生態は羨ましいと思うユーリである。


「……待たせたか」


まず、ユーリには全く聞き覚えの無い男の声がした。


「いや、さほど」


また別の誰かが、そう応える。

カタン、と、暗がりの中から小さな物音がして、イスか何かにつけて腰掛けたのだろうか。

室内で待っていたらしき人物の声には、ユーリにも聞き覚えがある。

この声は……そう、声量を抑えて低めているせいで聞き分けにくかったが、今朝も耳にした例のおじ様執事さんだ。


「東からの知らせは?」


と、謎の男が問い、


「順調に増強している、と。

山の様子に変わりは?」


おじ様執事さんが鋭く答えて返す。

会話を交わしている人物から推察すると、室内に居る人数は2人だけなようだが……どうも主語をボカしているせいで、いまいち分からない。

まあ、厳重に秘匿すべき情報のやり取りであれば、こんな窓がある部屋で交わす筈もないだろう。


おじ様執事さん、ぐらぐら様にもザナダシアがどうたらこうたらって、今朝も言ってましたし。東って多分、ザナダシアの事ですよね。

『不穏な動き』『増強』『出兵』……ザナダシアが今までよりも軍備を増強している?


むむむ……と、考え込むユーリだったが、室内の彼らは当然そんな彼女に考える猶予など与えずに会話を進める。


「それについてだが。

ここのところ、山の動きが活発化している」

「……百年前から、あの山は活発的だが」

「例年の比ではない。気のせいかと思える程度だが、今年の春から確実に激しくなってきている」

「具体的には?」

「流出する数が徐々に増している」

「……頂上で、何か起きたのかもしれんな」


謎の男とおじ様執事さんの会話、察するに山とは霊峰レデュハベスを指していると思われるのだが、どこまでも彼らの口から出るのは奥歯に物が挟まったかのような曖昧な内容である。もどかしい。

それにしてもこの執事さんはパヴォド伯爵家の、恐らくはグラに付き従っている人物だと思われるのだが、それではこの情報交換を交わしている謎の男は何者なのだろう。アルバレス侯爵家の人間なのだろうか?


「それで、かの方の意向は?」


またしても彼らの断片的な情報は別の話題に移ったのか、それとも『戦に備えていると思われるザナダシアへの対策』についてなのか、謎の男はおじ様執事さんに問う。


「今しばし、雌伏、と」

「あいわかった。では、これで」

「ああ」


そんな短い会話で、会合は終了したらしい。ほんの僅かな床板の軋みを立てながら、誰かがカチャリとノブを回してドアを開き……その向こうもまた薄暗い廊下であったが、明かりが灯された燭台が壁に取り付けられており、足早に部屋を出て行く男の後ろ姿のシルエットを浮かび上がらせた。

中肉中背の、ウェーブがかかった燃えるような赤い髪の男……


多分、私の知らない人だとは思いますが……

いったい今の会話は、要するになんだったんでしょうねぇ。


おじ様執事さんもまた、謎の男の退室からは時間を開けて室内を出て行く後ろ姿を窓の外から見送りつつ、ユーリは首を傾げた。

そんなユーリは不意に胴を掴まれて、物凄い勢いで背後へと引っ張られた。無意識のうちに甲高い悲鳴を上げそうになった口を、懸命に噤む。

彼女を乱暴に捕獲した犯人ことシャルは、また何か真新しい出来事に気が付いたのか、使用人控え室が立ち並んでいるらしき建物の壁伝いを、胸元にユーリを抱えつつじりじりと忍び足で移動し始める。

ユーリは先ほど耳にした内容に関して、シャルの推測を伺ってみようと口を開いた。


シャルさんシャルさん、さっきの山とか東とかって、レデュハベス山脈の事だと思います?

活発的って、魔物が強くなったんでしょうか。それとも噴火間近の火口があるとか……


「さあ? わたしはたまにレデュハベス付近にまで狩りに行きますが、毎回たいして代わり映えしませんねえ」


シャルは気のない調子かつ小声でユーリに返事を返しながら、建物の角の向こうを覗き込んだ。

つれない同僚の態度に苦笑を漏らしつつ、ユーリも首を伸ばして様子を窺ってみると、どうやらそこは中庭を横切る回廊になっているらしく、柱の一つ一つに備え付けられた松明が、そこを通る人物の動きに合わせてゆらりと幾つもの影を生み出す。

目を凝らして見てみると、どうやらパヴォド伯爵とアルバレス侯爵ドゥイが警護やお付きの者を数名背後に従えつつ、何事かを語らいながら歩いているようだ。


まっずー……晩餐会終わっちゃったんですね。

シャルさん、私をさっきの部屋に返して貰っ……


てしてしと、彼女を抱きかかえているシャルの胸元を軽く叩きつつ頼み込もうとしたユーリは、途中で声を詰まらせた。

両閣下の警護の者と思われるうちの1人が、「何奴!?」と鋭い誰何の声を上げながら、手にしたカンテラを明らかにこちらの方に向けて突き付けてきている。


嘘っ!?


「……この距離で気付かれた? 侮れないものですねえ」


私が彼らの気を引きますから、シャルさんはその隙に離れて下さい。見つかったら要らぬ詮索を受けます。


流石は侯爵を直接警護している精鋭とみるべきか、即座にカンテラを持った人間が1人、警戒しつつ近寄ってくるので、ユーリはシャルに早口で告げ、同僚の腕の中から下りようとしたのだが、それよりも早く彼の顔が近づいてきて……


「お休みなさい」


そんな短い囁きと共に、またしてもネコ耳を噛まれた。同僚のこの噛み癖はなんとかならないのだろうかと思考の片端で考えつつ、ユーリは地面に降り立つとカンテラの明かりに向かって駆け出した。

「にゃ~、にゃ~」と、わざと大きな鳴き声を上げつつ、この場合はやはりパヴォド伯爵に向かうのが自然であろうと、閣下の下に一直線に駆け寄る。ユーリ個人としては、顔を見て安心するお方ではないのだが……迷子の子ネコが飼い主を見掛けたら、一目散に駆け寄るのではなかろうか。


「おや、ユーリ。こんなところにまでお散歩に来たのかい?

駄目じゃないか、お部屋で良い子にしていなくては」

「み~」


パヴォド伯爵の靴に擦り寄ると、両手でヒョイと抱き上げられたので、ごめんなさいの鳴き声を出した。

閣下はハンカチを取り出して、ユーリの足裏を軽く拭い取りながら目を細める。


うう……閣下のお言葉が、

『やれやれ。こうも簡単に尻尾を掴ませるようでは、私に出来る知らんぷりの限度を超えるねえ。

君には無理な仕事だったかな?』

にしか聞こえません……


「ほっほっほ、置いて行かれたと思うて、エスピリディオン殿を探しておったのかのう」

「いやいや、冒険心が疼いてお部屋を抜け出したは良いが、迷子になったのかもしれません。

ああ、君、今頃私の奥方が部屋にこの子が居ない事に気が付いて心配しているだろうから、言付けておいておくれ」


そんな会話を交わしながら再び歩き始めるアルバレス侯爵とパヴォド伯爵ののんびりした態度に、例の鋭い感覚の持ち主らしき警護の人間は、一度チラリとユーリが駆け出してきた角を睨み付けたが、そのまま再び2人の後に付き従う。

どうやらシャルは上手く逃げおおせたようだと、ユーリはホッと安堵の吐息を吐き出して両目を閉じた。


と、不意に嗅いだ覚えのある匂いが風に乗って僅かに漂ってきたような気がして、ユーリは再びパチリと目を開いてパヴォド伯爵の腕の中でキョロキョロと辺りを見回す。


この匂いは……『ライオネル君』の香料?


無駄に強いインパクトを残してくれた獅子様、あの香料をミドルノートで揮発する香水はどちらかというと男性に人気が高いらしいが……

その香りを立ち上らせている人物は、たった今通り過ぎた通路にて、両閣下が目の前を通った際にスッと頭を下げた執事風の格好をした男からした、と思われた。


またあの、ウェーブがかかった燃えるような赤い髪の人……


ユーリはパヴォド伯爵の腕の中から、曲がり角を曲がるまでただじっとその姿を見つめ続けてみたが、彼が顔を上げる事は無かった。



アルバレス侯爵とパヴォド伯爵は、繊細な天井画が描かれた広くて明るい室内へと落ち着いた。

ランプの明かりが幾つも灯された室内は、確かに薄暗さは駆逐されているのだが、電球や魔法の明かりに慣れた目には、炎が揺らめく光源というのは見ていて非常に疲れる。

お付きの人にお酒と酒肴の用意だけをさせてしまうと、護衛さえ遠ざけて室内にはソファに向かい合った2人……と、パヴォド伯爵のお膝の上のユーリのみ。


「のう、エスピリディオン殿。

そちの企みの方は順調かの?」


手酌でトクトクとグラスに酒を注ぐアルバレス侯爵の姿に、伯爵閣下のお膝の上という微妙なるポジションのユーリは益々居心地悪くもじもじしていたのだが、ズバッと直接的な切り口上に、思わずあんぐりと口を開けてしまった。

この2人、本当にどんな関係なのだろうか。


「そうですねえ……思っていたよりは手間取っているようですが、概ね順調ですな」

「それは重畳」


ほっほっほ、と、やはり好々爺然とした笑い声を漏らすアルバレス侯爵閣下。

いったいパヴォド伯爵閣下が何を企んでいるのか、具体的にはー!? と、耳をダンボにしているユーリをからかうように、


「はいユーリ、あ~ん」


などと、開いたままだった口の中に、伯爵閣下が手ずからお酒のおつまみのうちの一つ、チーズを小さく千切って押し込んでくる。


閣下、美味しいですが、このチーズはちゃんと塩分控え目ですか?

私は普通のネコじゃないから全く無問題ですが、人間用の食べ物では、普通のネコにはたまに害になるものが……!


「そうか、美味しいんだね」

「どれ、儂の手からでも食べてくれるかのう?」


ユーリの鳴き声は当然ながら全く通じていないらしく、笑顔の伯爵閣下に羨ましそうな顔を浮かべた侯爵閣下が、カナッペを割って差し出してくる。


ええ、ええ。

今の私は単なる、賑やかしと笑いを振り撒く小動物。食べますよ、食べますとも。


モグモグと素直に口にするユーリに、やんややんやと謎の盛り上がりを見せる両閣下。

彼らのこの反応は、お酒が入っているせいなのだろうか?

遠い目をして、諦めの境地のままお膝の上で丸くなるユーリであった。

この方々が何故、こうしてわざわざ2人きりの場を設けて向き合っているのか……全く予想もつかないが、単なる知人との酒盛りの席という気がして仕方が無い。


「それで、ドゥイリオ殿。

レデュハベスの様子は如何ですかな?」


やはり手酌で注いだお酒のグラスをテーブルの上にコトリと置いたパヴォド伯爵が、何気ない様子で問う。

先ほどの謎の男からの発言により、ユーリの中で『実は活火山疑惑』が湧いている霊峰の話題に、ピクリとネコ耳が反応してしまう。


「そうさのう……

どうも、今年の春から瘴気が増しておるようじゃ」

「今年の春から?」

「あの山が人を拒むようになって、早百年。それが何故今になってなのか、儂にもとんと見当がつかぬがな」


アルバレス侯爵はそう言ってグラスをくゆらせ、彼が手にした器の中で深紅の液体が揺れる。

パヴォド伯爵は顎に手を当て、「ふむ」と小さく呟いた。


「時にエスピリディオン殿。

近頃周囲に鼠が隠れておるようじゃが」


悪戯っぽいアルバレス侯爵の発言に、侯爵の居城の中をコソコソと嗅ぎ回っていた自覚があるユーリは、ビクリと身を震わせた。

バレているのだろうか。先ほど、護衛に気取られたが故に、敢えてユーリが大袈裟に騒ぎながら姿を現したのは、仲間の存在から気を逸らす為なのだと。


「鬱陶しい鼠など、駆除すれば良いだけですな」


たいして即座に返すパヴォド伯爵の言は、実に淡々としている。背中を撫でられつつ、ユーリは益々小さくなった。


「ほほう、エスピリディオン殿のネコは、よほど優秀な狩人とみえる」

「はははは、ユーリが鼠を銜えてきたりすれば、フィデリアが卒倒してしまいますよ」

「レディ・フィデリアは繊細じゃからのう」


うう……どうやら私はパヴォド伯爵閣下から、諜報要員としては役立たずの烙印を捺されてしまったようです……

まあ、スパイ活動をしている奴を探り当ててこいと言われても、確かに発見出来るかどうかは全く自信がありませんが。


その後も、ひたすら大人しく酒盛りのお話に耳を澄ませていたユーリであったが、結局パヴォド伯爵の企みとは具体的にどんなものなのか、全く触れられる事なくお開きとなった。



パヴォド伯爵は、アルバレス侯爵との旧交を温める酒盛りなのか遠回しの情報交換の場だったのか……どちらとも取れる席から退室し、ユーリを抱えて客間の方に戻っていった。

てっきり夫妻の寝室に連れて行かれると思ったのだが、伯爵はエストの部屋に足を向けてユーリを娘の腕に手渡す。


「私はこれから、フィデリアと大切な家族設計計画のお話の時間だからね。

エスト、ユーリを頼んだよ」

「はい、お父様」


……ええと、閣下。

娘に向かってウィンクをなさりながら、何を仄めかしていらっしゃるのですか。

エストお嬢様も、お父様のご発言に全く動じていらっしゃいませんし。


どうやら、伯爵閣下は昨日の馬車内での宣言通り、奥方と真剣に今後の『たのしいかぞくけいかく』を今夜しっかりと練るつもりらしい。

これでエストにではなく、グラの方にユーリを預けて行っていたら、彼があの無表情からいかなる変化を遂げていたのか、非常に気になるところである。


「それじゃあお休み、エスト、ユーリ」

「お休みなさいませ、お父様」

「に~」


お休みなさい、と頭を下げて閣下を見送り、ユーリはエストの頬にすりすりしながらゴロゴロと鳴き声を上げた。


エストお嬢様、離れていて申し訳ありませんでしたーっ。


「ふふ、ユーリちゃんったら、お部屋を抜け出して迷子になっていたんですって?」


寂しさの反動から甘え付いてきていると思ったのか、エストはユーリの頭を撫でながらクスクスと笑みを零す。


い、言えない……迷子を装って、シャルさんとスパイごっこな夜間デート? っぽい事をしていただなんて。


ユーリを腕に抱きかかえたままエストが通り過ぎる居間、そのテーブルの上にチラリと視線をやってみるが、確かにシャルが置いた筈のブーケが消えている。

キョロキョロと花の行方を探して室内を見回したユーリは、寝室のベッド脇の花瓶に生けられている事に気が付き、安心して力を抜いた。


昨夜も何かを縫っていたお裁縫箱が寝室の小さなテーブルの上に出ており、イスの上に腰を下ろしたエストはユーリをお膝の上に乗せて、袋から銀色の物を取り出した。


「ほら、ユーリちゃん。

やっと完成しましたのよ、あなたへのプレゼント」


それをユーリに差し出してくるので、彼女は恐る恐る両前足を伸ばしてそれに抱きついた。


「気に入ってくれたかしら?」

「みーっ!」


にこっと微笑みかけてくるエストに、ユーリは全力で頷いてぎゅぎゅっと抱き付く。


銀色のふさふさの毛並みに、尻尾。愛らしさを引き立てる三角形な耳。イヌっぽくもある鼻面と琥珀色の瞳に、極めつけは背中から生えた白い翼を持つ……それはどっからどう見ても、シャルをデフォルメしたぬいぐるみだった。

大きさは子ネコサイズのユーリと全く同じくらいで、抱き付くと中身は綿か何かがたくさん詰まっているのか、柔らかくて抱き心地が良い。


「はぅっ……あの謎の生き物のぬいぐるみ、流石はお嬢様がお作りになられただけあって、それだけでもう滅茶苦茶可愛かったのに……!

ユーリちゃんがぎゅーしてると、何この破壊力!?」


にこにこと微笑みながら頭を撫でて下さりつつ、花瓶からお花を一本抜き出してユーリの耳元に飾りつけるエストお嬢様の背後では、セリアが苦しげに悶え、謎の何かと激しい戦いを繰り広げていた。



移動二日目、本日エストお嬢様に色目を使ってくる、いけ好かない男出現。要警戒及び要観察。

パヴォド伯爵に逆恨みを抱く輩からの嫌がらせ及び、工作の気配無し。

本日の収集情報、レデュハベス山脈にて異変があった模様。

エストお嬢様がたいへん嬉しそうに、お花を愛でるお姿をじっくりと眺めつつ……以上、ユーリより我が主へ、本日の最終報告です。



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