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唐突だが、ユーリはバーデュロイにおける金銭という物を、触った事がない。紙幣は無く銅などの硬貨であるという知識はあれど、実際に自らの目で実物の貨幣を見た記憶も曖昧である。

何故ならば、主人や同僚がお買い物をしようとお財布からお金を取り出した際、ユーリは彼らから滑り落ちないよう、肩口に必死こいてしがみつく子ネコ姿が大半だったからだ。そして、普段は森の奥の家にカルロスやシャルと共に住まい、生活必需品を入手するのならば近隣の村々との物々交換での生活が基本である。


ユーリはカルロスから単独での買い出しを頼まれた事も無ければ、王都やパヴォド伯爵領における街などでの支払いを担当した事も無い。つまり、これまで他のもっと生活に密着した知識を重点的に教育されていた為、まだ金銭面における常識が皆無なのである。


「お使い……ですか?」

「そう、お使い。

ティカさん、王都の中を自由に歩いた事はまだ無いのでしょう?

土地勘が無いと、いざという時に迷子になってしまうでしょ?」


無事にエストの昼食の給仕を終え、次は彼女が今夜参加予定のアルバレス家の夜会に備えて準備が行われる。

それに取り掛かる前に、イリスから告げられた次なるお仕事に、ユーリは言葉に詰まった。

確かに、エストが好む雑貨屋だの菓子屋だのの所在地など分からないし、公園に散歩に行った先で同行者とはぐれたら、ユーリはこのパヴォド伯爵家の館に無事戻ってこられる自信が全くない。


「あの、大変申し上げにくいのですが」

「何か問題とかあった?」

「遠慮なく、お出掛けしてきて構いませんのよ、ティカちゃん?」


おずおずと申し出るユーリに、イリスと同じく本日の昼間にお勤めのセリアや、女主人であるエストも温かく送り出して下さるおつもりのようである。


「私、お金って見た事ありません。当然、お買い物をした事がありません」

「え」

「あら」


ユーリの告白にセリアは目を丸くして、一拍置いてから納得したように表情を改めた。エストはおっとりと小首を傾げ、そして告げる。


「わたくし自身も、自分の手でお金を渡してお買い物をした事がありませんもの。

ティカちゃんのこれまでの暮らしから考えれば、頷ける事でしたわね」

「……ティカさんって、どこか浮き世離れしてると思ってたけど、深窓のお嬢様だったんだ」


今は人間の姿をとっていても本来は子ネコである、という認識を抱かれている為、セリアとエストからは特に驚いた様子もなく納得された。が、イリスは目をパチクリさせてどこか呆れたように呟く。

バーデュロイにおけるユーリの適応力は、未だ低いと再認識せざるを得ない。


「でしたら今日のところは、魔術師連盟の塔に行ってくれるかしら」

「連盟に……ですか?」


エストはポンと手を叩いて、新たな案を出した。


「ええ。連盟からお借りしている本を返却して、続きを借りてきてちょうだいね」


エストの発言を受け、セリアは寝室のチェストの上に置かれていた本を手に取り、イリスはメイドの控え室に身を翻し、お使い用のバスケットを持ち出してきた。これが、主人の意を汲むメイドの動きというものか。


しかし、魔術師連盟の塔へお使い。それならば、エストが直接足を運んで堂々とカルロスと会えば良いとユーリなどは思うのだが、今夜の夜会の支度やら、塔で顔を合わせると困る何やらがあるのだろう。多分、恐らく。



連盟の塔への道のりは、目的地が目立つ為に特に問題は感じられない。せいぜい、「人通りの多い表通りを歩くよう心掛けて下さいね」と、言われたぐらい。そして一番の心配点は帰路だ。

エスト付きメイドさんのお仕着せ姿のまま、帰り道で困らないよう、ユーリは周辺の景色を注意深く焼き付けながら歩く。


「……私も、エストお嬢様のお支度をお手伝いしたかったなー」


多分、一生……ではないか。エストのお支度お手伝いならば、きっとユーリの主人とのご成婚の暁には可能なはずだ。今のうちに、学べるものは学んでおこう。

ひとまず、今日のところは街並みの把握である。エストがお散歩にも行くという公園に寄り道してみる事にした。


貴族の令嬢方がお出掛けするという公園は、王都の中を流れる川や森林に設けられていた。先日は夜更けに馬車に乗ったままで周辺の状況もよく分からなかったが、この辺りは高貴な方々の憩いの場でデートスポットになっているらしい。

ユーリはお使い用のバスケットを提げたまま、辺りを軽く散策した。土の地面は柔らかく、夏の日差しを和らげる木漏れ日は鮮やかだ。


「うーん、特にこれと言って目に付く物は見当たらないですねえ」


お散歩を楽しむ方々のお邪魔にならないよう、ユーリは歩道の端っこを歩いて先日の襲撃地点を探る。少なくとも、馬車がひた走っていける幅があって、なおかつ樹木が多く植えられている場所。

こちらかな? と、目を付けた方角は昼間にも関わらず薄暗く、特に見るべき花々も無いのか人気も少ない。


やがてユーリは、明らかについ最近馬車の車輪が通ったと思しき轍を発見した。

思えば、ホセがエストの誘拐を企んだあの日は、昼間に雨が降り注いでいた。この森林の日照時間からいっても、雨でぬかるんだ地面が夜には完璧に乾いていたとは思えない。

轍の跡を辿っていけば、道筋はやや広けた場所に着き、複数の人間やら馬車や馬がここで何かをしていた痕跡が残る地点に辿り着いた。間違いない。先日の騒ぎがあった場所だ。


「確か馬車があったのはこの地点で、轍から察するに帰りは来た道を引き返していったみたいだから、ホセさんがエストお嬢様を連れ込もうとした茂みは、あの辺か」


あの夜の情景を思い起こし、位置関係を把握したユーリは、そちらに向かって足を踏み出した。その時だ。


「おい、そこのお前。そんなところで何をしている」


ユーリの背後から、声変わり前の少年の誰何があった。こちらの国で、ユーリには少年の知り合いなど居ない。しかし奇妙な事に、その声にどこか聞き覚えがあった。

訝しみながら振り向くと、魔術師である事を主張するローブにフード付きマント姿の、ユーリよりも僅かばかり身長が高いが、有り体に言えばまだまだこれから成長期の小柄な少年が怪訝な表情を浮かべてユーリを見つめていた。


「そう言うあなたは、どちらさまですか?」


うげぇ、魔術師かよ……という本音はおくびにも出さず、ユーリは首を傾げて穏やかに問い掛けた。彼がどんな魔術師かは分からないが、クォンだとバレたら、何だかんだ言いつつ殺されてしまう可能性も無きにしも非ず。可能な限り怪しまれないよう振る舞い、迂闊に接触もしないように気をつけなくては。


「おれは魔術師連盟の火焔術士、ウィルフレドだ」


逆に問い返すユーリの前で、少年、ウィルフレドは浅く被っていたフードをパサリと背後に落とした。薄い金色のサラサラとした髪の毛と、紫色の瞳。そして長い耳が露わになる。

どこぞのハーフとは異なり、エルフ耳の形も長くて綺麗だし、そもそも自分の耳を別段隠そうとする意識も無いらしい。この辺は、やはり生まれ育った環境の違いだろうか。


「初めまして、ウィルフレドさん。私の名はティカ。パヴォド伯爵家で奉公しております」

「パヴォド伯爵家……?」


ユーリの自己紹介に、ウィルフレドは一瞬厳しい眼差しを向けてきたが、ユーリの顔を間近で眺めて何かに気が付いたように「あっ」と呟いた。


「あの夜、馬車の中で、は……で、倒れてた女の子?」


ウィルフレドは途中、言い辛そうに小声になったが、大体の大意は掴めた。子ネコ姿から人間になり、馬車の中で気絶していた時の話であるならば、それはユーリの事だろう。


「誰にも騒ぎを見られていなかったんだと思ってました。目撃者さんが居たんですね」


ホセの口封じをした輩と、シャルが駆け付けたという話は聞いていたが、連盟の魔術師が居たなんて聞いていない。


「君は意識が朦朧としていたし、仕方が無いよ」

「取り敢えず、あの夜の私の様子については忘れて下さい」


念の為に釘を刺しておくと、ウィルフレドは気まずげにコクリと頷いた。


「魔術師連盟の仕事って結構色々あるんだけど、おれはあの日、たまたま王都の見回り巡回の日だったんだ。で、カルロス先輩のイヌさんが悪者追い掛けてるとこに出くわして、ここに駆け付けたんだけど、結局悪者は取り逃がしちゃうし……はぁ」


ウィルフレドの口調が、先ほどまでのぞんざいなものからやや丁寧なものに変わっていた。彼の中で、ユーリは林でコソコソする不審人物から、事件の被害者へと認識が改まったらしい。

それにしても。見た目、11歳か12歳程度の少年にまで夜間の見回りを割り振るほど、魔術師連盟の事情は逼迫しているのか……と、ユーリは別の意味で頭が痛くなった。


「それで、ウィルフレドさんもその時の失態を気に病んで、またこの現場に足を運んだんですか?」

「うん、まあ、そうなる。君も?」

「現場百遍と言いますしね。何か手掛かりが無いかと」

「そんな茂みにどんな手掛かりが?」


伯爵家の名誉に関わる事件である。ユーリとしてはウィルフレドに話しても良いものか悩んだが、主人へと思念を飛ばして現状を訴えると、カルロスからは(それほど警戒が必要な相手ではない)という意が返ってきた。少なくとも、のべつまくなしベラベラと周囲へ喋って回るような性格ではないらしい。


“ユーリ。ウィリーは怖くないか?”


カルロスから気遣わしげなテレパシーが飛んできて、ユーリは先ほど抱いた声に聞き覚えがある点について、疑問が解けた。彼は、春にクォン召喚を成功させていた少年だったのだ。

ああ、怖いか怖くないかで答えれば、ウィルフレドは存在そのものが大変恐ろしい。

けれど、悲鳴を上げて逃走する訳にもいかない。


「あの日、ホセさん……ああ、悪者に口封じされた人ですけど。彼は最初、エストお嬢様を引きずってこっちの方向へ向かおうとしていたんです。

悪者とホセさんの連携が取れていなかったのなら、ホセさんの企み事の『何か』は手付かずのまま放置されているんじゃないかと思って」

「『何か』って?」

「それは分かりませんけど」


ガサガサと茂みを掻き分けながら、木々の間を抜けて行く。

ホセはあの夜、誘眠香を使って同行者の意識を飛ばしていた。エストを攫って何をするにしろ、確保しておいた移動手段だか目的地だかの近場まで、馬車を走らせていた公算が高い。

主から教わった森歩きにおける心得曰く、動物や人が通った後には、何らかの痕跡が残るものだ。かつてホセが通ったのか、微妙に折り取られた枝や、踏まれた事があるっぽい下生えを注意深く選別し、林道から外れて道無き道を突き進む。

他に手掛かりも無いからか、ユーリの後をウィルフレドも黙々とついて来る。


「……川だ」


木立を抜けた先に、やがて川が見え始めた。

じっくり観察すると、幅広い川の流れはそこそこ速そうだし深さもあるようだ。足を取られて転落しないよう注意しつつ、ユーリは辺りを見渡した。

川の上流は遠く王城の城壁の裏手へと向かっており、城の背面には巨大な滝壺でもあるのだろう。翻って下流へ目を凝らすと、王都を囲む城壁にぶつかりそのまま外部へと流れているようだ。


「『何か』がありそう?」


川縁にしゃがみ込み、あっちからこっちへと顔を巡らすユーリの隣で、同じ姿勢を取ってユーリの視線の先を追い掛けていたウィルフレドが、焦れたように声を掛けてきた。


「王城の中への侵入、エストお嬢様を担いで敢行するのはナンセンスですし。

となると……川沿いに下って行く?」


うねる川の流れを、ユーリは慎重に観察しつつ……ある一角で目を留めた。そこそこ流れの速い川で、流木や草が不自然に溜まっているのだ。

近くまで歩いて行き、草や流木を退けてみようと手を伸ばすが、うっかり川の流れに転がり落ちそうになる。


「ちょっと待って」


ウィルフレドはユーリを制して下がるように身振りで示すと、無言で両手を川に向けて軽く差し出した。

突如として、ゴゥッ! と、水が自然の流れに逆らい、渦を巻いて強い流れが発生し、津波のように流木や草に襲い掛かって、そして押し流していった。


「凄いですね。魔法ですか?」

「ああ、うん。まあ一応。おれ、水を出したり、流れを操ったり出来る」

「魔法使いさんって、良いなあ」


ユーリが感心して称えると、ウィルフレドは何故か歯に物が挟まったような、煮え切らない答えだった。というか、彼は自分で『火焔術士』と名乗っていた気がする。つまり、一番得意なのが火を操る事なのか。上手に水の術を使いこなしているように見えるのに、火だと更に……末恐ろしい少年である。


気持ちを切り換えて先ほどまで草や流木が溜まっていた場所を見てみると、下に隠されていた筵のような茶色の布地が現れていた。ウィルフレドがそろりと捲ってみると、人が1人寝転んだらそれだけで定員いっぱいになりそうな、小さな小舟が一艘。


「貴族御用達の川遊びの遊覧用にしては小さいな……釣り用か?」

「遊覧?」

「ここより上流の方だと、川底に綺麗な石が落ちてて綺麗なんだよ。女子供に人気なんだって。

そっちの船はきっちり管理されてるし、無許可で釣りしたい奴がこっそり下流に船を隠してる事もあるかもしれないけど……」

「ここにあるとなると、あからさまに怪しいですよ。船で王都を出ようとしてたのかな」

「だけど、下流に下って行ったところで、城壁は頑丈な柵があるから越えられないし、途中で船を捨てて街中に潜伏するつもりだったんじゃ?」


小舟に積まれている遺留品から手掛かりが見つからないかと探ってみるも、数日分と思われる保存が利きそうな食料が置いてあるのみ。


「益々訳が分からないです。

単なる使い捨ての移動手段なら、ご飯なんか置いておかないですよね。だって、どこか拠点になる場所に隠しておけば良いんだし」

「川沿いに下ってみる?」


すっかり、事件調査隊の相棒状態なウィルフレドの提案に従い、川の様子が窺えるように、見失わないように林の中を慎重に移動していく。

この川は、上流の方こそ王城に近く警備や管理も行き届いているが、下流に下るに従って監視も無く庶民が気軽に使えるようになっているらしい。一部、木々が開けた場所で水遊びをする子供が居たり、デートしているカップルが居たりした。こちらは一般市民御用達の憩いの場らしい。

この辺りは商業区域、この向こうは住宅街、と、林の向こうの街並みについて解説してくれるウィルフレドにこくこくと頷き、どれほど歩いただろうか。


王都を囲む城壁の威容を改めて間近で見上げつつ、ユーリは視線を巡らせる。

流石に城壁の近くともなれば警備兵による巡回や監視の目があり、城壁の遥か高みから監視している警備兵から、威圧的に見下ろされているような気がする。こんな場所でまで遊ぶ子供の姿は見えない。

城壁の内側を巡回している兵士から視線が飛んできたので、会釈をしておく。兵士はしばしユーリとウィルフレドを眺めていたが、職質を受ける事も無くそのままスルーされた。この王都で魔術師の姿は、それだけである意味身元が証明されているようなものなのかもしれない。


「な? いくら夜でも、ここの頑丈そうな柵を壊して無理やり通過しようものなら、大騒ぎになりそうだろ?」

「確かにそうだけど……でも、この柵って」


城壁を丸くくり抜いたような綺麗なトンネルを流れていく川。しかしじっくりと眺めてみれば、その頑丈そうな金属製のぶっとい柵には太い鎖が取り付けられていて、恐らくガラガラとシャッターのように上がっていく仕組みになっているようだった。完全に封鎖されてはおらず、ここも、『王都の出入り口』である事には変わりがないのだ。



それ以上は何をどう調査したら良いのか分からないので、ユーリは帰ったらゴンサレスに報告して丸投げする事に決め、お使いに戻る事にした。

何か問題があるとすれば、この城壁近くから魔術師連盟の塔に向かうのは目的地が目立つので良いのだが、パヴォド伯爵邸への帰り道が心許ない事だ。


「なんだ。それならついでに行き帰り送ってあげるよ」


ウィルフレドはあっさりとそう申し出てくれる。有り難いのだが、ユーリはしばらく行動を共にしても、未だに彼の存在には慣れない。一定以上の距離を保つべく気を張るので、出来たら止めて欲しいのだが、『何で?』と聞かれても困るので言い出せない。


人通りは多くて混雑しているが、妙な輩に目を付けられにくい安全な大通りを選んで道案内してくれるウィルフレドに従って大人しく彼の隣を歩きつつ、ユーリは少しばかり自分よりも高い位置にあるウィルフレドの横顔を見上げた。

彼は、主の情報によると取り込んだクォンのせいで精神的に追い詰められているらしいのだが、こうして会話を交わしている分ではごく自然な態度に見える。

カルロスが心配していたが、ウィルフレドの師匠だとか言う人物が、何とかしたのだろうか?



その疑問を直接本人へと問えず、当たり障りの無い会話をしながら連盟本部の塔の大扉をくぐった。


「ええと、図書館の利用というかお使いは初めてなんですが、どうしたら」

「そうなの? えっと、まずはあっちの受け付けで……」


全くの初心者で勝手が分からない旨を伝えると、ウィルフレドは面倒臭がるでもなく正面玄関手前の受け付けを示し、ユーリを促そうとした。


「あれ、ウィルフレド。帰って来たのかい?」


その時、ユーリの頭上から善意の悪魔の声が降ってきたのである。



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