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学校での出来事 その1

久しぶりに小説書いたー

疲れたー

まず、自己紹介をしようと思う。

俺の名前は大久保大樹。

17歳。低身長。

顔はまぁまぁ不細工。

彼女はいない。友達も少ない。

Theさえない男という感じだが、そんな俺にも長所(というより、陽キャに近い性格?)がある。


俺は、お喋りなのだ。


フフフ、外見では分からないものだろう?

本当によく人と喋る。

もう何千、何万人と言葉を交わした。

君たちが知っている有名人もいると思う。

そうだな...


君たちはトマス・ホップスを知っているか?


あ、知らない?

なら、時代を変えて、レフ・トルストイとか...


あ、そういうことじゃない?

もう死んでるだろ、って?


いやいや、まだ話せるのさ。

彼らは本を残しているだろう?

本というのは、コミュニケーションを媒介する装置なんだよ。

コミュニケーションできるってことは、話せるってことだろう?


え、じゃあクラスメイトと話したことはあるのか、だって?

そうだな…

彼らが本を残したら、考えるかもしれないな。


いや、そんな目で見ないでくれよ。

俺と奴ら、いや、お前らとでは通信プロトコルが違うんだよ。

普通は音声なんだろうけどさ、俺は文字なんだよ。


まあ、そういうわけだから。

俺は今日からトース・マンと芸術について話すから、これで話はおしまいn


「ねぇ」


おっと、なんだろう。

人間の言葉がこちらに向かって発せられたように聞こえた。

まあ気のせいだr


「何してんの?」


ほら「何してんの」って聞かれてるぞ、誰かさん。

答えてあげなよ。

かわいい17歳のJKが話しかけようとしてるんだぞ。


「おーい、聞こえてますー?」


...なんか、こっちを見ている。

なんだろう、人違いか?

うん、たぶん人違いだろう。

でも、もしかしたら、人違いじゃない可能性もなくもなくもなくもなくもない

から、

答えてあげてやろうじゃないか。


にしても、「何してんの」か。

そうだな...。

いったん手札を見よう。


①「あっ...えっと...」

②「あはは...」

③「そうだね...うん...」

④(無言)


あっ。

詰んだ。

まさかこんなにも貧弱なんて思わなかったぞ。

まぁしょうがない。

ここは④だ。

そもそも人違いって可能性もある、というかそっちの可能性の方が高いし。


「...じゃあさ、なんの本を読んでるの?」


粘るじゃないか。

その性格、嫌いではないな。

さて、どうしたものか。

ここで俺、さりげなく本の表紙を見せる。

ドイツ語で書いてあるが、『トーニオ・クレーガー』ぐらい読めるだろう。


「え、何それ?」


え、マジで?

まずいな。

まずいぞ。

まずいまずいまずい

...ええい、こうなったら特攻だ!


「この本は...作者のトーマス・マン自らが文学者としてどうあるべきかを...主人公の少年が...この作品はニーチェの影響を受けていて...である」


...おお、結構いけるじゃないか、俺。

かなりぼそぼそと喋ったがまあ伝わっただろう。

にしても咄嗟にあんなにわかりやすい説明が出てくるなんて

俺って実は天才!?

丹波と丹後を攻略したときの明智光秀より輝いているかも?!


「あ、うん、そうなんだ...」


おっと、三日天下だったようだ。


...いや、これ別に俺が悪いわけじゃないよな。

だからと言って、彼女が悪いわけでもない。

これは事故なのだ。

フランスの交通規則で走る車と、日本の交通規則で走る車が、同じ道路を走っていただけだ。

そして運悪く衝突してしまっただけなのだ。


そう、これは不運による事故。

それでいいではないか。

分かったら、もう同じ道路で走ることはやめるんだn


「あ、授業始まる。

 話の続きは放課後にでもしてね。

 ...今度は、私にもわかるように」


は?

この少女はかなり美人というていで書いています。

主人公がうらやましい。

しかもこの後転生して俺つえーですよ?

人生イージーモードじゃないですか?!

羨ましすぎ!!!


...失礼。

さて、現世での話はあと2,3話書きます。

お楽しみに。

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