表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
彼女と共に、歩み続ける  作者: 七瀬夕
1/8

第零話 プロローグ

こちらの作品に興味を持って頂きありがとう御座います。

七瀬夕(ななせゆう)です。

読み辛い、誤字、脱字があるかも知れませんが、読んで頂けると嬉しいです。


どうか宜しくお願い致します。


 大音量の目覚ましが鳴りだす。


 夢の世界に居た少年は、その音により現実へと戻される。

「うぅん、もうこんな時間か……ふぁ……」

 少年は近くにある時計へと目を移す。


 時計は07:30と表示されていた。


 ゆっくりと起きあがり目を擦りながら学校へ行く準備を始める。


 少年の名前は[坂井(さかい) 想一(そういち)

 高校1年生、髪は黒く身長は164cm、痩せ型で何処にでも居そうな平凡な見た目をしている。


 想一の部屋は2階にあり、1階から想一を呼ぶ声が聞こえる。

「想一、早く起きなさーい。ご飯出来てるわよ」

 声の正体は想一の母だ。

 その声を聞き、1階へ降りてリビングへと向かう。

「父さん、母さん、おはよう」

 リビングへ着いた想一は、朝食を食べている父[坂井(さかい) 仁郎(じろう)]と母[坂井(さかい) 優実(ゆみ)]に毎日の日課のような言葉を交わし、用意された朝食の目の前に座る。


 目の前にはご飯、味噌汁、納豆、そして謎の緑色の液体が置かれている。

「想一、早く食べちゃいなさい。あの娘が来ちゃうわよ」

 母はそう言って少し急かしてくる。

「そうだ、早くしないと想一の大事な大事なお嫁さんが迎えに来てしまうぞ」

 父も母の言葉に反応して茶化してくる。

「なに言ってんだよ、ただの幼馴染だよ」

 父の言葉を受け流して食べ始める。


 納豆とご飯、味噌汁とバランス良く食べ始め完食をする。

「さてと……そろそろツッコんで良いか? なんだよ、この緑の液体! 当然の様に置かれてるけど初めて見たぞ!?」

 想一はリビングへ着いた時から感じていた疑問を口に出す。

「フフフ、良くぞ聞いてくれたぞ想一。それは父さんが研究を重ねて作り上げた最高傑作だ」

 父が立ち上がり、興奮気味に言ってくる。

「その名も、青汁とバジル、緑で名前も似てるから混ぜれば美味しいんじゃね?。だ!」

 何ともしょうもないと思いつつ、その緑の液体を手に取る。

 想一は恐る恐る手に持った緑の液体を口にする。


 ――ゴクリ。


 その瞬間、強烈な匂いと苦味が口に広がり、むせる。

「ゴフッ、ゴホッ、オェ。――不味い」

 想一はむせた後に一言ボソッと言う。

「そうかそうか、美味すぎてむせてしまったか! 健康に良いし、これからは毎日飲むんだぞ想一!」

 いや、待て。見てれば分かるだろう。不味いんだよ。と内心思いながら上機嫌の父を睨む。

「そうね、仁郎さんがせっかく作ってくれたんだもの。想一、これからは毎日飲むのよ」

 母もそれに賛同をする。


 マジか、これを毎日飲むのか!?冗談だろ?。


 想一は未だ口に残る味を我慢しつつ絶望する。

「いや、これは健康だとかそう言う問題じゃ」

 そう反論をしようとした瞬間、玄関のチャイムが鳴った。

「おっ、想一来たぞ。」

「ほら、来たわよ。ご飯も食べ終わったし、待たせちゃ悪いんだから、早く行ってあげなさい。」

 父と母、二人に急かされ食器を出し玄関へ向かう。


 ドアを開けると、髪は肩より下でフワっとして、目は丸く、身長は154cmの可愛い少女が待って居た。

「おはよう、想一くん。」

 少女は家から出た想一へ嬉しそうな笑顔で挨拶をする。


 彼女は[西野(にしの) 希美(のぞみ)]小学生からの幼馴染だ。


「おはよう、希美。相変わらず早いな。」

 学校のある日は、希美が想一の自宅へ毎朝迎えに行くのが日課となっている。

「想一くんが、遅いだけだよ。今度は迎えに来て欲しいな。」

 少し顔を赤くしながら彼女は言う。


「俺が迎えにかぁ……しても良いけど、遅刻確定だぞ?」

「えっ、良いの? って遅刻は駄目だよ!」

 そう冗談を言いながら二人は学校へ向かう。


 二人は小中高と同じ学校へ通う。

 入試も無く、誰でも大歓迎と(うた)っているだけあって、頭の良い者も居れば、勉強が苦手な者も大勢通っている。


 ――現在は5月中旬。


 入学してから1ヶ月と少しが過ぎた。


 初めは二人きりでいる事が多かったが、今は二人の共通の友人も出来て楽しく過ごしている。


「もう高校生か……これからも宜しく頼むよ。」

 想一はこうした当たり前の日常が、これからも毎日続いて欲しいと心より想う。

「えっ、それは平日は毎日迎えに来いと言ってるのかな?。 想一くんはネボスケさんだからね、特別だよ!」

 照れながらも嬉しそうに希美は応える。

「おう、毎日頼むよ。おかげで俺はゆっくり寝てられるからな。」

 そう言って、ふと思う。


 高校を卒業したらどうなるのか、その後も希美と一緒に冗談を言い合えるのか、と。


「高校を卒業しても、こうして過ごせたら良いのにな……」

 ふと思った想一は、つい言葉に出していた。

「えっ? あっ、そ、そうだね!」

 とても驚いた表情で顔を真っ赤にして、慌てた様子で返事をする希美。

 どうしたんだ?と疑問に思いながら二人は歩く。


 想一は隣を歩く希美に、密かに恋心を抱いていた。

 幼馴染との恋愛は上手く行かないと良く言われている。


 理由は簡単だ。


 物心付いた時から一緒にいる為、兄妹感覚に感じる、異性として見る事が出来ない。

 大半はこう言った理由が殆どだ。


 高校卒業の前には絶対に告白をするんだ、そう想一は強く決意をしていた。

 これからもずっと、希美と一緒に居たい。


 ――そう、()()()()

読んで頂き、誠にありがとう御座います。


色々と不満があるかも知れませんが、これからもお付き合い頂けると嬉しいです。


次話更新に付いてですが、可能な限り早く投稿出来たらと思います。

誤字・脱字と言ったチェックをしながら、皆様に楽しんで頂ける内容に仕上げて行きたいと思っております。


話の構造は既に考えておりますが、上手く伝えられるか、読みやすいかをしっかりと考え、完結出来たらと思います。


今後も宜しくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ