【 第五章 「 祝い 」 】
~ あてんしょん ~
*誹謗中傷的なコメントはお控えください。
*日本語がおかしい部分があるかもです。
【前回のあらすじ】
アイは、無個性であるノノをブラック政府にとられないために、
”クランに入らない?”という提案をノノに持ちかけた。
その提案を聞き、承諾したノノ。
クランの新メンバーの祝いということで、アイとロイとともに、
お出かけに行く...。
【 第五章 「 祝い 」 】
...人がたくさんいるところは慣れない。
いろんな話が聞こえて、自分のことを言われている気がして、気持ちが悪い。
でも今日は...
~ 服 屋 に て ~
「ノノちゃーん!!この服すっごくかわいいよ?」
フリルのついたワンピース。色はすべてピンクではないが、雰囲気が女の子って感じだ。
「...そうですね。」
「あー、思ってないでしょ?」
「アイ、それは出すぎでおばさんくせe((ボコ」
「うるさいよ、クソガキ。」
毎回毎回殴られてそろそろ顔が変形するんじゃないだろうか。
(懲りないなぁ...)
「好きなの選んでいいよ?」
「...はい。」
ワンピースしか着させてもらえなかったから、久しぶりにズボンがはいてみたかった。
「...」
試着してみたが...窮屈すぎる。
「もしかして、ズボンはいてみたかった?」
「...はい、はいたこと3年ほどなかったので...でも、窮屈で...」
「ん~...あ!」
「?」
「ちょっと待ってて!!」
アイは何か思いつくと、走って探しに行った。
ものの数分で戻ってくると、ズボンの形をしているが、
太ももの部分から長い逆さの扇形をしている変わったズボンだ。
(何度か見たことあるようなないような...)
「これこれ!はいたことない?」
「...はい」
「ワイドパンツっていうんだけど、はいてみて?」
「...」
(窮屈じゃない...履きやすい...)
「それいいでしょ?買う?」
「...はい、欲しいです。」
「よし!じゃあ他のも選ぼうか!」
~ ゲーム屋にて ~
「よし、やりたいゲームカセット選べ!」
「...ゲームカセット?」
(なぜ、ゲームカセットだけなのか...)
「本体はほとんど持ってるからな!!」
フハハハハハという笑い声をあげて言うロイの後ろでアイが、
「ほんと、そのせいで食費切り詰めたの誰のせいよ...」
と、一言いいうと、ロイが大人しくなった。
「...これがいいです。」
ネット?とかいうのと、ローカル?っていうので対戦ができる
ゲームらしい。
「お、いいぜ?俺といっちょ、対戦してみるか!本体3個もってるしな!」
「...ふ。」
少し頬が緩んだのを感じた。それを見た、ロイとアイは一瞬驚いたが、
すぐに笑顔に戻って、
「じゃあ、アタシもはいろーかな?」
二やっとしてアイが言うと、
「え、アイできんの?」
と、ロイの疑いの目。
「銃の打ち方知らないけどねw」
「意味ねーじゃん!」
(...騒がしいなぁ...いつもだけど)
「あ、やば、アタシ郵便局いかないといけないんだった!!」
家の前になって唐突に言い出すアイ。
「あ、そうだった」
続けて思い出すかのように、言い出すロイ。
「ちょっとホワイト政府に送らないといけないものあるから、
さきに、家でゆっくりしてて!」
と、いうと、ロイとともに走っていってしまった。
「...ただいま。」
ドアを開けて言う私。あぁ、帰る家ができたんだな、とおもった。
荷物を置いて、大きなソファーに座ろうとしたとき、
右に男の子がいた。
「...誰?」
作者コメ いいですねぇ...ノノちゃんの笑顔きっと天使みたいな顔なんだろうな...(妄想)
さてさて、最後に出てきた謎の少年...気になりますねぇ...(・∀・)ニヤニヤ
次話 1月17日日曜日 更新予定です!それでは(^^)/~~~