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無 個 性 の 神  作者: 天然植物油配合の ぇぁ
1/5

プ ロ ロ ー グ + 第 一 章

~ あてんしょん ~

*文章的におかしい部分あるかも

*たまにグロシーン


それでもいい方は見てね☆


~ プロローグ ~


 この世界の人間は、普通か、三つの才能をもって生まれる。

まぁ、普通は...普通だよな。お前らみたいなやつらだ。

それじゃあ、三つの天才の能力を教えてやるよ。

まず一つ目、「魔法」。まぁ、「魔法使い」ってやつかな。

得な分野は人それぞれだけど、三つの才能の中でIQが非常に高くて、

有名高校&大学の生徒の半分以上は、そいつらが占めてんだ。

次に二つ目、「戦士」。

こいつらも人それぞれで、能力は、

「剣士」だったり、「狩人」だったり、体がでかいやつだと「守備」とか。

まぁ、全体的に運動神経が抜群なんだ。

最後の三つ目は、「無個性」。え?無個性は天才じゃないだろって?

何言ってんだ、この才能の持ち主は通称「神」って呼ばれてんだぞ?

何故かって?無個性はなぁ、「選択」できるんだ。え?それだけかって?

いーや、選択した才能はほとんどが最高クラス。上を争うやつらだ。って言っても難しいか。

そうだな、例えばお前の学校のクラスに頭がいいやつが五人いたとする。

その中の一人が常に一位を取っていて、数学オリンピックの3位のやつがいたとする。

すげぇだろ?そういうやつが「無個性」っていう才能を持ったやつらなんだ。

選択したものの頂点になれる。まさに「神」だ。

まぁ、生まれてくる確率はほぼゼロに近い。

この話は、「無個性」という才能をもって生まれた女の子の話だ。

...え?俺は誰かって?あー...そのうち教えてやるよ。じゃ、どぞ!


~ 第 一 章 「 誕生 」 ~


 深夜の病院で、元気な産声が聞こえた。

「おぎゃぁ、おぎゃぁ。」

「生まれましたよ、お母さん!元気な女の子です!!」

「よかった、よかったぁ...。」

あまりの嬉しさに、涙がこぼれる。

「あぁ、よく頑張ってくれた。この子の名前は「ノノ」。そうなずけよう。」

「えぇ、いい名前をもらったわね、「ノノ」。」


 数日後

 「ドンッ!!」

昼になる頃、病室の扉がいきなり、勢いよく開いた。

「メルさん!!」

「きゃぁ!?ど、どうされたんですか、看護師さん?」

息切れをしている看護師さんは、目を見開いてこういった。

「む、無個性、無個性ですよ!!!」

「え...?む、無個性って...」

「はい!!あの、確率はほぼゼロに近い神と呼ばれる天才、「無個性」の持ち主です!!」

「う、嘘!!」

「本当です!!ノノさんは正真正銘の無個性の持ち主ですよ!!」

生まれて二日から三日ぐらいで、生まれてきた赤ん坊は能力検査を行う。

診断したときに、「〇」と出れば、普通。「魔法」や「戦士」と出れば能力の持ち主。

無個性は...

「け、検査したところ、「測定不可能」と出たんです!!」

ノノのお母さんはワッと泣き出した。

「羨ましい限りです!!将来有望ですね!!」

「はい...!!」

その日の夜、病院はお祭り騒ぎだった。ノノのお母さんは、近所や親戚、病院の方々に

「おめでとう」と言われ、「子育て頑張ってね!」などとたくさんの声をかけられた。

そして、お祭り騒ぎが終わり静かになった夜、ノノのお母さんは、

「私が大切に育てる...から...ね...」

と、ぽつりと言い、眠った。


 12年後 ~

 「ノノ~!!起きなさーい!!」

大きな声が朝から聞こえた。

「んぅ~...まだ寝たい...」

「入学式早々遅刻したいのー?」

「え...嘘ッ!!お母さん起こしてって言ったじゃん!!」

「昨日の夜結局、「中学生だから自分で起きれるもん!」って言ってたじゃない!!」

「あぁ!!そうだったぁ...」

「いいからご飯食べて、用意して!!車で待ってるから!」

ノノは急いで朝食を食べ、身だしなみも整えた。

「お父さぁん、私のカチュウシャ知らないー?」

「ここにあるぞー。」

「よかった、これがないと始まんないもんね!」

ノノとお父さんは、玄関に出た。

「ノノー、早く乗ってって...あなたも行くの?」

「いーじゃないか、可愛い娘の入学式なんだぞ。」

「もー、お父さん恥ずかしいってばぁ。」

「はいはい、じゃあ、出発するわよー。」

私は...この後起こる事に酷く後悔した。

「このままだと、何とか間に合いそうね。」

「いやぁ、ノノももう中学生かぁ...」

「お父さん、それ昨日も言ってたぁ。」

「何回言ったっていいじゃないかぁ。」

「それだけあなたが好きなのよ、ノノが結婚したらお父さん泣いてるかも。」

「泣くどころじゃない。号泣するぞ。」

「お父さん、それ普通、自慢げに言う?」

車の中で笑い声が響いた。その瞬間だった。

「!!!ノノ!!頭を伏せて!!」

「えっ!?」

私はとっさのに頭を伏せた。

キキィーッガシャーン!!!!

「おと...さ、ん...!!おか...さ...!!」

そこで私の意識は途切れた。

作者の心情 ノノちゃん大丈夫かなぁ...作者自身もこれからどうなるか心配ですw(;´・ω・)


次回の更新は明日(1月9日土曜日)を予定していますのでよかったら見てください!

それでは(^^)/~~~

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