表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/8

強盗鎮圧

「よし、これで全部だな」


リューたちはギルドの依頼で薬草採りに近くの草原に来ていた。


「こっちも終わったよ」


二人は採った薬草を持ってギルドに戻った。




「はい、依頼分確認しました。こちらが報酬です」


受付嬢に報酬をもらいギルドを後にする。


「あ、そうだ」


リューはコレットを連れて武器屋に向かう。


「武器屋?」


「そう」


リューは武器屋のナイフの棚を見る。


「これ、かな」


リューが1本のナイフをコレットに手渡す。


「ナイフ?」


「確か武器もってなかったよね」


コレットがうなずく。


「何か武器もってた方がいいと思ってね」


「確かに」


コレットは渡されたナイフを軽く振ってみる。


「うん、使えそう」


コレットはナイフを予備含めて2本買った。




「ねえ、あの人」


コレットが指さした先には昨日の男がいた。


男はまた路地裏に入っていった。


「追ってみよう」


コレットが男を追っていったのでリューも続いた。


男は昨日と同じ家の前にいた。その男以外にもガラの悪そうな男が数人いた。


「これは」


マンガで見たことがある。この後家に強盗に入る気だな。


リューはコレットを見る。本当に彼女の見る目はすごいな。


ガラの悪い連中は家に突撃を仕掛ける。


家には誰もいないのか、ガラの悪い連中の声しか聞こえない。


「さすがに、行くか」


リューも家の中に入った。コレットにはギルド職員を呼んでもらう。


「あ?何だてめー」


ガラの悪い連中の一人がリューに気が付いた。


リューは黙って冷凍マグロを取り出す。


「あ?」


男たちが全員笑いだす。


「なんだそれ?魚か?」


「そんなんで戦うつもりかよ!」


リューはマグロを構える。


「まあ、俺らの邪魔するつもりなら、死んでもらおうか!」


ガラの悪い連中が一斉に襲い掛かってくる。


「おいしょ!」


リューはマグロを横に振る。マグロに当たった男どもが後ろに吹き飛ぶ。


「な!」


リューは踏み込んでまだ残っている男に切りかかる。


「ぐはぁ!」


数秒足らずで鎮圧に成功する。


ギシッと音がしてその方を見てみると追ってきていた男が逃げようとしていた。


「逃がすかよ」


リューは男を蹴り飛ばす。


すべてが終わったあたりでコレットがギルド職員を連れてきた。




男たちは全員とらえられてリューたちは事情聴取されることになった。


「コレットが悪い人だといったから」


ギルド職員がそれを聞いて首を傾げた。リュー自身も言ってみてよくわからなかった。


「もしかして」


ギルド職員は1枚の石板を持ってきた。


「コレットさん、これに手をかざしてみてください」


コレットが手をかざすと石板に文字が刻まれる。


「やっぱり」


石板には視心術と書いてあった。


「視心術?」


「はい」


ギルド職員は説明を始める。


「こちらはスキルボードというもので、その人が持っているスキルが分かるものなんです」


ギルド職員は続ける。


「視心術はその人の心が見えるというものなんです」


リューはコレットの方を見る。


「悪い人はその人の周りに黒いオーラみたいなのが見えるの」


なるほど、見えるっていうのはそういうことか。


「こちらからほかの冒険者の方にスキルについていうことはありません。ただ、こちらとしては知っておけば、仕事の斡旋がしやすいので」


二人は頷く。


そのあとも少し話をしてから解放された。


コレットの見え方、書いてからポケモンコロシアムみたいだなと思った。


よろしければブックマークと評価お願いします。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ