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僕の運命の人はどっち?  作者: 浪花 拓也
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新しい学校の始まり

学校とは、教育のための建物、幼児、児童、生徒、学生の他に対して、教育と遊びなども行われる場所のこと。

学校で友達を作り、恋愛する人もおる。しかし学校には不登校、引きこもり、いじめが多い。不登校とは、学校に登校してない状態のことである。

いじめは、学校の人から肉体的、精神的、立場的に自分より弱い人や、空気読めないやつを人を暴力や差別、いやがらせなどによって一方的に苦しめる事である。

そして引きこもり。仕事や学校に行かず、家族の人も交流もなく部屋で居るという事。


春と言えば4月。4月といえば新しい学校。俺が通う純愛高校じゅんあいこうこうは今日入学式が始まる。

中学校から同じ人や知らない場所からきた生徒。人それぞれ来た理由がある。

新入生の皆さんはすぐに体育館で集まり、校長先生のスピーチが始まる。


今年の新入生は合計180人受かってた。1年A組からF組まであり、1クラス30人で合計180人。

スピーチが終わり、新入生は体育館から出て自分の教室に戻る。


皆さんが教室に戻り教師がきて皆さんが知るために自己紹介を始める。

1番から順番に始まり最後の30番まで順番を回ってる・・・はずだった。


1から14番まで行き、次の15番の人の『はい!』の声が聞こえなかった。

聞こえなかったので15番の机の方に振り向くと15番の人はいなかった。


教師は出席簿を見り、15番の人が誰だが見て名前が書いてた。その名は


「はぁ…早めに学校を行こうとして1時間前に家を出たのにまさか車に跳ねられるとは神様は俺に不幸になれって言うのか!」


この人が純愛高校1年E組15番大谷勇也15歳。学校初日からこなかった理由それは車に跳ねられ病院で入院。

「はぁ…入学初日からサボるとは、まるでヤンキーだな!学校に電話をしたいけど、スマホがこれだからなぁ」


ポケットに入ってるスマホを取り出し、学校に電話をしようとするけど、車に跳ねられた時にスマホが壊れ電話ができなくなり、まったく役にたたないようになっている。


「入院2週間って長いなぁ。2週間後に学校に行ったら絶対気まずいわ。こうなった原因はあの女子のせいだ!」


時間を巻き戻し4時間前~~


午前5時

家から学校まで電車で7駅の所。

「彩、先に学校に行くからね。行ってきます」

「………」

妹の彩に行く挨拶をしたけど咲は寝てるから聞こえてないと思ってるけど一応挨拶をした。

玄関の方に行き普段より早く家を出た。


まさかあんな事故が起こるとは思わなかった!


「ふんふんふん♪今日から新しい学校生活楽しみだな!」

嬉しそうに歌い自転車を漕ぐ。


駅の方に向かい自転車で漕いでたらジョギングしている女子が信号を渡ろうとしたけど信号無視をしてきた車がやってきて俺はジョギングしてる女子に『あぶない!』と言ったけど女子はイヤホンをしていて聞こえなかった。

もう近くまできてたから僕は漫画のヒーロー見たいな感じでジョギングをしていた女子を守った。


自転車は潰れ、助けた女子は僕にお礼をした後すぐに消え、信号無視をした車は近くに通ったパトカーに捕まれその後はしらない。

音楽を聴いてた女子のおかげで入学早々2週間は学校にも行かず病院で不味いご飯を食べ、入学最初からまさかのぼっちになるとは思わなかった。

これが入学早々休んだ理由。


病院で2週間居り、2週間たったら病院からでて、家に帰った!


ガチャ!

扉の鍵が開いた音が鳴る!

「あ~入院は嫌だな!もう病院で入院はしたくないわ」

僕は玄関で靴を脱ぎリビングの所に歩く。

リビングの方に行ったら食パンを加えて今どきの女子のファッション誌を見ている妹が居た。

「……」

僕が帰ってきてないのを気づいてない様子だった。

妹の彩の方に近づき後ろに立ち止まり、声をだす。

「ただいま!」

ビクッ!!


「あ、お兄ちゃん帰ってきたんだね!もう足は治ったの」

心配をかけてくれてるなんて優しい妹なんだ。こんなに優しい妹なんて普通おれへんぞ!


「あぁ、治ったよ。それより時間を見た方がいいよ」

えっ!?


お兄ちゃんに言われた通り時計を見る。


7時50分。


「あ、ゆっくりしてたからもうこんな時間!!

うっわぁ やっば!」

慌てて食べた食器を洗い場に置き、着替える準備を始める。


けれど着替えた場所はリビングで着替えている。


「お、おい彩!なにここで着替えて・・ボフッ!」

喋る途中に服が僕の顔に降ってきた。


………。


いつも思うけど妹は不思議なもんだ。可愛いは可愛いけど自分の服をそのへんに投げ

下着なんてただの布と思ってる。

自分が恥ずかしいとは思ってないのはすごいけど、女子は女子らしくしてほしい。

それが僕の望みしかない!


「なぁ彩、いつも思うんだけど着替える場所は部屋で着替えないのか?」

「今から自分の部屋に行っても遅くなるからここで着替えてるんだよ。

着替えてる途中だからしゃべらないで!」


「お前がここで着替えてるからだ!」


相変わらず、妹は同じセリフを言う。

そのままダイニングの方に行き冷蔵庫を開けお茶を取り出す。

ゴクゴク!ゴクゴク!


「ぷは~!病院のお茶より家のお茶の方がおいしい」

「ねぇお兄ちゃんはやく学校に行かないと遅刻だよ」

「疲れたから止めとくよ。家でゆっくりしたいから」

病院で血を摂取されたり不味いご飯を食べたりして体力がかなり疲れたから今日の学校を休もうとしている。


「お兄ちゃん欠席はだめだよ!それに昨日お兄ちゃんの先生から電話が来て、

今日学校に無理やりでも出席させてって言ってたよ。それで学校にきたら職員室に来てって言ってたよ」

病院で入院をしてる間に学校の先生から電話がきていた。


「無理やりって!それに先生も会ったこともないのに。先生の名前は聞いたか?」

「たしかね木村先生って言ってたよ!また先生にひどいことしたの」

なぜか僕は先生に怒られてるようになっている。


「失礼だなっ!学校の先生にも会ったこともないのにそんなことしないよ」

「とにかく今日は学校に行くよ・・ってもう時間だよお兄ちゃん早く準備準備。」

学校の行く時間が過ぎ急ぐようにしてって言う。

「わかったわかった!すぐ準備するから外で待っといて」

咲はいう事を聞いてそのまま外に出た。


僕はそのまま2階に行き、自分の部屋に行き学校の準備をして限界に行き鍵をかけ後ろを振り向いたら目の前に僕の自転車と後ろに座ってる咲だった!


「さぁいっくぞ~」

ニッコリをして可愛い声をだす。

まさか二人乗りとは。


自転車に乗り駅の方に向かう。

「お兄ちゃん私も一緒に乗ってるから事故にしないでね。今日は咲も乗ってるからね」

「おい僕はケガをしても良いっていうのかよ!」

僕は戸惑いた。


「お兄ちゃんときどき変態みたいな目をするからすぐにケガをするから心配なんだよ」

僕はそんな目で見ていたのかよ!

「これは彩の愛だよ!」

愛って、ほとんど悪口に聞こえたんだけど。

「あ、そうそうお兄ちゃんが病院で入院をした時にお兄ちゃんが助けた女子がお礼に来たよ!

お菓子とジュースを貰ったよ。おいしかったよ」

入院してる時に助けた女子がお礼に来ていたとは思わなかった。


「お礼のお菓子とジュースはまだ残ってるよな」

「………てへっ!」

僕がいないときに食べてるとは!むかつくな。

自分が居ないときにお兄ちゃんの分まで食べる妹。


自転車で漕いで駅に着いた。

「お兄ちゃん早く早く!遅刻だよ」

「わかったからちょっとまって!自転車止めないと」

一時止める自転車で止めり、すぐに駅の切符売り場で二人分のを買って改札口を通り電車に乗り、約50分間電車に乗った。


「いいお兄ちゃん学校に着いたら先に職員室に行き木村先生の所に行ってね。約束ね」

「わかったよ!先に職員室に行くよ」

わかったように声をだした!


その後学校の近くの駅に着きそこから歩いて約20分純愛高校が見えてきた。

「じゃ約束ね!彩は向こうの学校だからここでバイバイ!」

「またな!ちゃんと授業をしろよ」

純愛高校の門の前で咲と分かれ僕は純愛高校に入った・・・けど

「くつ箱どこ?2週間学校にもきてないからわからねぇ。」


周りの人はすぐに自分のくつ箱に靴を入れてる。

周りの人に聞こうとするけど僕は昔から人見知りでそこまで友達と喋ったことはない!

くつ箱で考え迷った!

「あの~すいません!」


「は、はい!」


後ろから誰かに呼ばれ後ろを振り向いた。

振り向いた人は女子で可愛くてショートヘアの人だった。


「な、なんでしょうか?」

「私のくつ箱そこにあるのですけど、どいてくれませんか」


・・・・・・。

「あ、すいません!」

慌ててくつ箱から離れた。

「いぇいぇ!え~と君はなんで上履きを履かないの?」

「あの僕入学初日から病院に入院をしてやっと今日治ったの。それで学校には来たんですけど自分の靴箱入れがわからなくて迷ってしたので。」

「そうなの?クラスは何処かわかる?もしわかってるなら教えられるけど」

自分のくつ箱入れがわからなく、女子に聞いた。

「1年E組です。番号は15番です」

「同じクラスね。ならわかるよ15番はここね!」

自分の靴箱を教えてくれた!


「ありがと!って同じクラスなんですね。僕は大谷勇也よろしく」

「私は広瀬咲よろしくね」

お互いくつ箱で自己紹介をする。

「今日学校初めてなんですよね。もしよかったら学校周り教えましょうか」

「え、いいの?」

「うん!同じクラスの人だし道もわからないと大変だから教えるよ」

嬉しそうな顔で喜んだ。


「ありがと!広瀬さん。あともう一つなんですけど職員室教えてくれませんか」

「職員室?いいよ。なにかの用事なの?」

「うん!学校に着いたら職員室にこいって言われたので」

「それじゃ私先に教室に行くね!また後でね」

「うん、また後で」

新しい友達を作れて大喜びをする。

「初めて友達作れた。まさか教室の前にくつ箱とはどんな出会いなんだよ。って早く職員室に行かないと」

先ほど広瀬さんに教えてくれた通り僕のくつ箱に靴を入れ、上履きを入ってそのまま職員室に向かう。

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