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第一楽譜:旅の仲間

サーナは俺の宿に泊まった

ちょうどツインの部屋が空いていて良かった

昨日は旅先について話した。

話によると彼女はこのラグナ大陸のバグマンクロ共和国から海の向こう側にあるアイフ大陸のマドニア王国に向かうらしい

俺もマドニアに用があった、ついでだから同行しようと切り出すと快く受けて貰えた

回復役は大事だ

そう会話をして眠りについた


昨日はあまり寝つけなく、当然目覚めが悪い訳だ

朝日が優しく頬を撫でて少し目が覚めた

美味しそうな匂いがする

だけど寝惚けた頭では起き上がれず再び眠りにつこうとした

「…朝御飯、出来たんだけど…」

川の清流のような優しい声、んー綺麗なソプラノ…おやすみー、ぐー…

「…あの…もう!」

呆れたと言う感じで呟き、ツカツカとロクスに近寄り耳元でボソリと呟いた

「おはようございます♪ダーリン♪」

ひっくり反った

「な…お、俺はまだ未婚だ!」

逆さまになりながら叫んだ一言、視線を下に(逆さまだからね)下げていくと白くて綺麗な足が見え、パンツが見えた。白だ

更に下にいくとかわいい女の子がいた

「…おはよう、サーナ」

名前を呼ばれた少女はニッコリ微笑んだ改めて見てみると可愛らしい普通の妖精の少女だ

髪は黒くてショートカットだが右側にポニーテールがある

顔は幼さが残るあどけなく、純情そうだ

服装は白い神官ローブにミニスカート、太股にナイフを革バンドで泊めていた

「…朝御飯か…いただくよ」

料理の腕は…ま!申し分ないな




昨日、助けてくれた彼、ロクスって言うらしい

ヒューマには珍しくまがった事を嫌うらしい

夢見る乙女ではないのだけど、助けてくれた彼は王子さまに見えた

青い鎧、両手持ちの大きな方刃剣、頬の当たりでざんばらに揃えた栗色の髪、綺麗な青い瞳、爽やかな顔立ちが彼の容姿だ

今、彼は朝御飯を食べ終えた所だ

とりあえず旅の仲間を探す予定になっていたので私は立ち上がり部屋を出ようとしたら止められた

お昼代にと100イル渡された

彼は真っ白な歯を見せて笑うと先にでて行った

私も行かなくちゃ







一時間後

とりあえず俺は旧知の仲である二人を連れて、酒場に行ったらすでにサーナもいた隣に知らない二人を連れている

「や、早いな」

女達はロクスを見るとクスクス笑った

…俺なんか変か?

「とりあえず自己紹介だ…」

まず、白銀の鎧に身を包んだ男が前に出た

「おー!マドモアゼール!なんと美しい方々でしょーう!僕の名前はピエール、よろしくねー!!」

あー…ウザイ…

コイツはロングヘアでいつもにやけている。そして歯が眩しい

武器は槍だ

「……クロ」

んーコイツは変だ!

いつも茶色のフード付マントを着ていて顔は布を巻いて隠している、銀のツンツン頭、耳が長い。エルフだ

武器はなし。素手だ


二人の紹介を終えると女性陣が立ち上がり自己紹介をした

「カナメよ。よろしく」

気の強そうな金髪ツインテールの女だ

サーナより少し年が上だね。魔導士ローブにロングスカート

背中に死神が使うような鎌を背負っている

「…あたしはアシュカー…よろしく頼む」

暗い感じの黒髪ショートヘアだ

革製のピッタリした鎧をつけていて東洋の島国で作られたカタナと呼ばれる剣を腰に下げていた

とりあえず俺達は宿屋に戻り各自準備をした。お昼を食べたら出発である

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