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君のことが好きだから
君の笑顔が好きだった。
頑張ってる顔も大好きだった。
ずっとずっと、僕だけの君にしたかった。
「私ね、彼氏ができたんだ!これもね、その人にもらったの!」
首元のネックレスを触りながら君はとても嬉しそうに話す。
初めて見た表情だった。頭が真っ白になる。
君は僕と同じ感情をもってると思ってたのに。
ある日の朝いつもより早く家を出て君の机に手紙を置いた。
(放課後の屋上、君を待つ。)
屋上の扉の近くの壁にもたれていた。
階段を上がる音がした。扉が開く。
「どう、」
君の口を塞いだ。
驚いている君の首に手を伸ばす。
君が何か言ったあと笑った、そして動かなくなった。
「ごめんね。だいすきだよ。」
君の瞳から涙が溢れる。そっと涙を拭った。
僕は君の首から昨日のネックレスを外す。
僕はなんてことをしてしまったのだろう。
でも、これで君の最後に見た人間は僕になる。
君がいない未来を考えると涙が溢れた。
優しく笑うその口にキスを落とした。
君にとっても僕にとっても最初で最後のキスを。
女性目線も書いているのでぜひ読んでください!




