お帰りはあちらです
とりあえず予想通りたい焼きは全部味が違った、チョコやチーズなどまだ理解できるものが多い中一つだけ、なぜそうしたと考えさせられた皮の中身は生地だけ・・・まさかどれ程食べても生地以外ないとは、これってホットケーキとかにしちゃだめだったのか?素材の味を楽しめ的な物かな?まぁ不味くはないし殆どパンみたいなものだからいいが
「待たせたな、それで先ほど言った通りだが話すことはもうないから送り返すが行くか?」
「ぅ、ぁぃ」
だって自分が食べ終わって食後の余韻に浸ってたら先に食べ終わってたこの子が再び震え始めたんだもの、そりゃ余韻に浸るのを後回しにせざるえないよ・・・てかこの子よく全部食べれたな?身長低いしまだ小学生位の年だろうに
「分かった、とりあえずあの鳥が満足したらすぐ送ろう」
よく食べれたといえば翡翠鳥が未だに食べているのだ。もう箱の中の半分以上はお腹に消えてるけどその大きさでどこに桃消えてるの?君の全身より量あると思うけど?
「それは簡単です、地球産の物をコピーする際こちらであるもので作れるのならよいのですが。そもそも地域や家によってすら味が変わりますし品種改良した材料が地球には溢れているのでこちらで完全再現するための材料や情報が足りないのです。なのでセアルでの再現の際は材料を魔力で補ってコピーしているのです。なので物質的な物というより純粋なエネルギーの塊に近いのでこれを食べる個体が内包するエネルギー[この場合レベル・潜在能力・魔力等ですね]が多い程許容量も多いですので満足感とは別ですが食べられるということですね」
エリン様、急に頭の中で説明しないで下さい!色々情報があっても聞き逃します!てかそれってお腹一杯になって食べてもエネルギーの塊だから太らな「太ります」い、あっはい。そこは再現するのね。それだとあの鳥このままだと飛べなくなるんじゃ、いや一日暴食したくらいでそんなに変わるわけないか
「そういえば翡翠鳥って頭いいんだよな?ならこっちの考えも理解できるか?」
ん?ちょっと考えをまとめる為に呟いたけど名前を言ったタイミングでビクッとしたけどこの子は翡翠鳥を知ってるのか?一応返事が出来る程度には落ち着いてるし俺が発言したからビクッとしたわけではないよね?とりあえずは今食べてる桃を食べ終わった後に話掛けてみるか。それまではエナドリでもいいから喉を潤して待ってるか・・・これも全部種類違うから選ぶの面倒だな、とりあえず食後だから炭酸が少ないのにしとくか
「ん?あぁお前も飲むか?」
「はぃ」
そういえばこの子は子供だしあんなに涙とか流した後に熱いたい焼き食べてるし喉渇いてるかもな。魔人になって感覚変わってるからまだ喉が渇いてないって可能性あるからエナドリとはいえ飲ましてあげたほうがいいか。この子にも炭酸少なそうなのをっと・・・そういえばエナドリとか気にしたことないから見た事はあってもどれが少ないか分からんぞ。まぁ明らかに多そうなの以外ならいいか
「刺激が強いだろうが喉を潤すだけならこれでも問題なかろう、ゆっくり飲むがいい」
保険は掛けといて俺は別の炭酸が弱そうなのをっと、これでいいか[プシャーー!]「ぶごほぉ!」
「「!?」」
いきなりすごい勢いで噴き出して来やがった!あの子が開けたのは平気だったのに何故!
「あなたのLUKをお忘れですか?」
上げたくても上がらないんですがそれはどうなんですエリン様?てかこんなとこにまで運が絡むとか地球でもなかったぞ!・・・いやあったか?あるかもなぁ
「はぁ、とりあえず拭くものないし翡翠鳥いるなら少しここを離れてもいいか?」
翡翠鳥はこの山を縄張りにしてるみたいだし他の野生動物とか引き付けられても翡翠鳥見て引き返すだろうしこの子は安全でしょ!なんか全力で横に首振ってるけど翡翠鳥がこの子を襲うとは思わないし問題なし!
そんなわけで転移で戻ってきました宿屋!・・・そして奥を探索させてた狼達と死体処理させてたスライム100匹となんか一回り体が大きくなってる喰零のお出迎え!というか転移して出た場所が宿屋入り口だからそう見えるだけなんだよね。だって今もスライム達は死体吸収作業してるし狼達は放置した時間が長かったからか寝ちゃってるし、喰零位だよ!帰って来たの気付いて近づいてお出迎えしてくれたのは!
「いえ、偶然かと」
分かってる。すぐギドラの死体の方に戻ったしそうだとは思ったけど言わないで、悲しくなる
「それで?翡翠鳥をこのままダンジョン入り口に放置してあの子供を送り返すんですか?」
「はぁ・・・そこが問題なんだよな」
これ以上遅くなると夜までにダンジョンに戻ってこれそうにないし、かといってこのまま翡翠鳥を放置して出て行ってる間にダンジョンコアを気まぐれで壊されても困る。とりあえずべたついてるから水道で洗っておこうか
「ですがさっきの様子を見るに交渉は出来そうではありましたね」
「どこが?」
いきなり現れて果物食べられてるだけだけど・・・いや勢いで許可した自分も悪いけどさ
「翡翠鳥もダンジョンを警戒していきなり襲ってこず様子見をしていたのですから、目的さえ果たせばダンジョン奥にむやみに入ってはこないでしょう」
「ようは桃や柿を食べさせれば満足して帰るってことか?だけどまだあるかも知れないって奥に入ってきたりしないか?」
「そうですね、その可能性は否定できませんけど流石に満足する量を貰っておきながら危険を冒してまで奥にはこないかと。それに今回は入り口に入るのも警戒しているのですから奥に来るリスクを取ってくるとは思えません」
あー、確かに警戒してるとか言ってたね。ならエナドリだけ宿屋に回収して後は自分とあの子のお土産用にいくつか桃と柿持ってから食べきれるかは知らないけど余り全部あげちゃうか
「ふぅ、べた付きも取れたし戻るか」
いや待てよ、帰りの手土産として果物持っていくならついでだし蜜柑も持っていくか。流石にヨーグルトは数がないからあげられないけど蜜柑ならまだあるし少し位ならいいだろう、とりあえず蜜柑は4つ持っていくかな
「当然のように蜜柑持っていこうとしてますが転移はダンジョンマスターとその関係者しか転移できませんよ?着ている装備とかはともかく道具の運搬まで転移の対象となると色々悪用されるケースが他の世界でありましたので」
待て!それは聞いてないって!道具の運搬は出来ないって・・・じゃあ鞄に入れたものとかはこっちに残るのか?
「言い方を間違えましたね、鞄等の入れ物に入れて背負えたり持ち運びを行う分には鞄やリュックを装備判定としますが手を握ってるだけで人や木材等まで装備認定されるとか屁理屈を言う人が結構おりましたので道具は持ち運べないといったのです。ですので【一般的な道具や食材】であれば【鞄等に入れて】持ち運べます」
つまり他の世界に転移やらなんやらした人がいてその人のやらかしデータが発信されたから修正されたってことね。まぁ入れ物に入れて転移すればいいってことならそこまで問題でもないし鞄にでも・・・鞄なんて今持って無いよ。箱ではだめですか?
「サイズによりますがその段ボールは・・・入れ物としては微妙ですが、こちらの世界にはないですし中身も問題ないので引っかからないで済むかと」
中身に問題あればダメなんですね?そんなものを運ぶこともないだろうし問題ないでしょ!それじゃあ持っていくとして持っていかない分の蜜柑を箱から宿屋にある皿に移してっと!
「・・・よく考えたら果物系全部狙ってたよな?翡翠鳥」
これ普通に持って行ったら狙われない?・・・狙われそうだしちょっと多めに入れておくか。これ俺の生命線のはずだから余りあげない方がいいんだろうけど、最悪ギドラの肉を焼いて食べればDP貯まるまで持つかもしれんしいいか。
「それじゃあまた出てきますがエリン様に安全祈願のお祈りしていきます」
「残念ですがあなたの運は私にもどうしようもできません」
ちくせぅ!断言しなくてもいいじゃないか!とりあえず転移前に喰零達に一言声を掛けたが聞いてるか分からず反応したのは狼達だけ、やはりこの洞窟の癒しは狼達だけか、気を取り直して転移しようか
とりあえず戻って来たわけだが。
⇒ある程度飲み終わったエナドリを横に膝を抱えて蹲る少女
⇒飲み物にも興味が出たのか足と嘴でペットボトル型のエナドリを開けようとしている翡翠鳥
⇒少し離れた所で放置されてて困惑している狼達
・・・対して変わってないし良し!いや狼達とあの子には申し訳ないとは思うが。てか翡翠鳥、お前炭酸飲んで大丈夫なのか?
「待たせたな、来客に何も持たせず帰すのもどうかと思って少々追加の果実を選んでいた。狼達はまた周囲の警戒を頼むぞ」
ということにしてさっさと送り届けよう。流石に罪悪感が酷くなってきた
「翡翠鳥、その蓋は開けるから一旦渡してくれ。後この少女を村に送り返すついでにいくらか果物を持たせるがここに置いてく果物は全部食べて貰ってかまわん」
まぁ翡翠鳥が炭酸飲めても飲めなくてもいいだろう、興味あるなら飲ませておくのが平和だろうし止めるのも聞くとは限らないからな。それじゃあ幾つか桃や柿を持ってきた箱に詰めて、代わりに5つくらい蜜柑置いてけばいいか。(因みに持ってきた数は蜜柑15で宿屋にある分は残り42個だ)1箱分に30個入るので柿と桃を10個ずつ入れればちょうど10個ずつでいい感じだろう!それとは関係なしに自分やこの子の休憩の時用に2個ずつ持っていくから箱を閉じれなくなるけど追加で重ねて。
「準備が出来たが歩けるか?」
また喋らなくなったけど一応膝を抱えながらだけど頷いてくれたから問題なさそうかな
「それでは行こうか、狼達は先ほどの3匹は同じく先行、残り1匹は後方から空を警戒せよ・・・お前も疲れたら狼に運ばせるから遠慮なく言うがいい」
さて、もう一回出かけてきますか!
[ダンジョンマスターがダンジョン範囲外に出た事により一時的に機能が使えなくなります、ご注意下さい【ヘルプセンターが切断されました】]
そういえば、今更ながら思ったがこれ箱の口開いてるからずっと両手で持ち運ばないといけないんだよね。一時間くらいしたら休憩入れて片手で持てるようにしとくか
~~~~~~~~~~~~~~~2時間経過~~~~~~~~~~~~~~~~
うん・・・箱をずっと両腕で持ってるけど全然疲れない、この体凄いなぁ(現実逃避中)
《野生の群れが現われた》
そういや匂いに釣られて翡翠鳥来たなら他の生き物も釣られますよねぇ!てかなんで鳥や熊が仲良く襲ってくるかね!?それに熊さんはこの前の奴らのご家族ですか!??
「ふふふ・・・また襲われてる」
あぁもう!この子は群れに追われる前から狼の背に乗せてたけどなんか達観して目が濁ってる!これは村に帰した後ケア出来r、ってあぶな!どいつだ今魔法っぽいの撃って来たやつ!地面軽く抉れてるけど!こんなの人に向けて撃ってはいけません!
「くそ、魔法も手が塞がってて撃てん!」
今は狼達が牽制しているお陰で距離を保っているが30分程前から逃げているからか数がもう数えられない程増えているんだが、午前中の静けさはどこいった!・・・箱を離して魔法撃てばいいって?馬鹿を言うな!ここで離したらあいつ等に食われてしまう。それにここまで持ってきて土産なしでこの子を帰すのは沽券にかかわる!なにより翡翠鳥に全部食われてる可能性があるから自分が食べる分をこれ以上奪われてたまるか!
「「「「「ピギョ!」」」」」
「「「「ガァ!?」」」」
ん?なんか動物達の動きが鈍ってる・・・これなら一旦箱置いて魔法撃てそうだ!
「ファイアーバレット!」
前回森に撃って被害が凄かったから今回は鳥をメインに狙って空に撃つ!
「とりあえず鳥は追い払えたな」
追いかけて来た鳥の3割が魔法に当たり消し飛んだことで割に合わないと感じたか、はたまた本能的に危険を感じたのか鳥達は散ってくれた。だがやはりというべきか熊達は退いてくれる気配はない
「確かに群れを消し飛ばしてしまったがあれはお前達が襲ってこなければ・・・って危な!」
話をしてる最中にまた魔法が飛んできやがった!鳥が居なくなってるってことは貴様らの中に魔法使う奴がいるのかぁぁ!
だが少し考えたが熊って動物だけど魔法が使えるのか?という疑問が浮かんだ。昨日今日しか見てないけど動物は地球にいる個体よりは丈夫そうではあるが魔法を使ったりしている所を見た事ないし、なんなら召喚した狼達も魔法なんて覚えていない。そして昨日今日であった魔法を使える相手といえば
「グォォォォ!」
魔獣だよなぁ・・・今までの熊と比べても体格は大差ないけど色がより黒味が増して威圧感みたいなのも違う。翡翠鳥には威圧感なかったような気がするけど、どうしてかね?
しかしこのボス熊他の熊を下がらせて出て来たってことはタイマンお望みなの?金〇郎みたいに力比べするの?
「いやお前さっきまで他の奴に交じって魔法撃って来たよな?」
それで今更正々堂々ってどうなんだ?
「「「ググゥ」」」
「ガゥ」
あっ、つい本音が出てしまった。
なんかボス熊以外が確かにみたいな反応してボス熊見てるしボス熊はしまった!みたいな反応してるね。そして自分に向けられる狼達からのそれ言っちゃうんだ?みたいな白けた目がですね。いや、言うつもりはなかったよ!ただ口が滑っちゃっただけで!
ボス熊、お前何こっち見てとりあえず誤魔化す為戦えみたいに目配せしてきてんだ?残念だが白い目で見られようが俺は戦わん!さっきみたいなピンチなら仕方ないが、そうじゃないなら戦う必要性を感じないのだ!てかもう魔法撃ったからこれ以上撃ちたくないし、力での戦いとか相手の土俵に立つ気はない!
そんなわけでスルーして今の内に離れます。
「グワァァ!」
「おい!魔法撃ってくるな!」
おかげで冷めてた熊達がこっちの存在思い出しちゃったじゃないか!
面倒な事しやがって!
もう一度撃って割に合わないと思わせられればボス熊以外は帰ってくれるか?
「ガァァァ!」
「んな!」
こいつ・・・他の熊を散開させやがった!
てか本当に統率取れすぎだろ!
「チッ・・・後先考えてると詰みそうか」
ええぃ!狼達だと対処出来んし結局俺がやるしかないじゃないか!今度戦力を見直すとして魔法連打してやる!
「ファイアーバレット!ファイアーバレット!」
とりあえず散開が完了する前に左右に撃ってと・・・先頭の数体は灰になったがあいつの指示に従った結果だ。仕方ないとして諦めてくれ!
「数で対応されると流石に困るのでね、仕方ないが貴様の思惑に乗ってタイマンしてやろう」
そこ!狼達もそれならさっき戦えよ、みたいな視線向けない!そしてボス熊!!お前は同情した眼差しを向けるな、お前のせいで向けられてるんだからな!!
「ゴホン!では往くぞ、ボス熊!」
「グガアァァ「不意打ちファイアーバレット!」ァァァ!?」
ふはは!これ以上時間を掛けてやるつもりなんぞないわ!大人しく沈んどけ!!
「グ、、ルァ」
「ほぅ?」
まだ生きとるんか・・・いや、さっき撃って来た魔法は水っぽかったし相性的にも悪いのか?
「だが結果は変わらぬがな。ファイアーバレット!ファイアーバレット!」
もひとつおまけにファイアーバレットっと、流石に4発も受ければもう問題ないだろう。周りにいた熊達も散り散りになってるし放置しといてもいいだろう
「さて、いこうか」
魔法を撃ち過ぎた反動かかなり頭が痛いしな。そういえばそこら辺のデメリットを聞いてなかったな、まぁ帰る時にはまた忘れてそうだなぁ。てか今現在なにか忘れてるような気が「ベギャァ」す・・・ア゛ァ゛!
「ま、またこの作業かッ!」
(木が)燃え広がる事導火線の如し・・・!前回より多めに地面に撃ったから余計に燃え広がっておりますね。なんて観察してる場合やない!急がないと流石に不味すぎるわ!
「反省が・・・ッ!生かせてない!!」
俺の馬鹿ぁァァァ!
~~~~~~~~~~~追われる少し前・冒険者視点~~~~~~~~~~~~
「こりゃ外れを引いたかな」
最近起こり始めた森の異変の為か急遽周辺で探索していた冒険者がギルド集められた。その際森で小規模な爆発跡や燃焼跡があったことが哨戒していた騎士から報告されて魔法を使った者がいるか調べられていたが・・・こんな辺鄙な場所に来る冒険者共が森で火魔法なんてそんな間抜けな事をする奴はいないだろう。大抵は都市とかにいる奴の方が問題を起こす奴が多いしな、こんな開拓地といっても差し支えない所に来る奴は馴染みに頼まれたり王都とかの空気に馴染めない奴が多い。そして拠点としても小規模な村だからな、問題が起これば誰が起こしたかすぐに分かるから相当な間抜けでもないかぎりそんな事はしない。
そして騎士達から聞かされたのはギドラの異常行動だけではなくロールベアーの領域外行動が確認されたとのこと。そこで強制依頼としてロールベアーの監視と後日行うギドラの痕跡の合同調査の依頼の二つを示された。
俺達のパーティーは採取や探索がメインだから戦闘系のスキルより隠密等のスキルが多いからどちらでも問題は無さそうだったが、村にいる冒険者の大半は戦闘寄りだ。流石に監視に失敗して村に来られても困るからな、下手に刺激を与えないように俺達が監視を行う事を提案した。そしてメンバーや他の冒険者全員の賛同も得られて監視を開始したのだが・・・
「まさか追跡していた単体のロールベアーが斥候だったとはな」
「ねぇリーダー?ここってギドラの縄張りよね・・・なんでランドベアーまでここに?」
「俺に聞くな、ロールベアーの異常行動はランドベアーの指示か?だがなんでランドベアーや群れまでここに」
「それよりこの群れが向かってるのってもしかして山?アマルダは分かる?」
「方角としてはあってるけど断定は出来ないわね。ギドラの縄張りでの異変を感じて見に来ただけかもしれないからね、それでリーダーどうする?」
「予定通り日が沈み切るまで監視を行う、その後は報告してギルドの対応待ちだな。カリアは万一に備えてスキルを使えるように心掛けといてくれ」
「了解だよ~リーダー!」
他の冒険者は合同探索の為に打ち合わせをしているはずだが・・・こっちも野放しにするのは危険すぎる案件らしいな。最悪今駐屯している騎士や冒険者だけでこいつらと対峙しなきゃいけなくなるからな。他の奴らに任せるのは申し訳ないが頑張ってもらうしかない
「ん?この先に木がない場所があるみたいだが・・・こんなとこに拓けた場所なんてあったか?」
「ここはギドラの縄張りですから新しく出来た通り道ですかね?」
「なら異常行動したギドラが消えたっていう山への跡か?・・・ロールベアー共も偶然にしては方向が正確だし目的を持っているような動きだが、全く見当がつかんな」
「うわぁ・・・またロールベアーが増えた、これって殆どのロールベアーが移動してません?」
「見た所幼体がいないし流石に全てではないだろう」
「しかし本当に多いですね。軽く今いるだけでも二十頭はいますよ」
「これで全部だと思いたいが、ランドベアーまで出張ってきてるのにこの程度だとは思わん方がいいだろう」
「うへぇ・・・こんなの報告する気が重いよ~」
「せめてこの群れが村に来ない事を祈るしかあるまい。むっ?」
新たに5頭、見た感じはあれも斥候なのか他に合流してきたロールベアーと同様ランドベアーに何かを伝えている。
その様子を観察していた時に突然背筋に強烈な悪寒が走った
どうやら俺以外の二人は悪寒を、そしてランドベアー達も何かを感じたようで大きく吠えて群れを率いて森に突撃していってしまった。
「い、今のなに!明らかにヤバい感じがしたよ!」
「そうですね、今まで感じた事ないほどの悪寒です。これは一旦村に戻った方がいいかもしれません」
・・・・俺は以前この悪寒に似たものを魔族の領域付近で感じたことがある。あれは王都で冒険者をしていた頃、騎士団の遠征について行った時に現れた下位の魔族が発していたものと似ている。だがこの悪寒はあの時に感じたものより強烈に感じているのだ
だからこそ疑問で頭が埋め尽くされた、大抵の力ある魔族はここから南東の山脈間をダンジョンで隔てた向こう側で暮らしているとされている。下位の魔族であるなら時折こちらに侵攻して来たり新しく生まれたダンジョンにいることもあるのだが中位以上の魔族が現われた事はこの数千年ないと言われているからだ
いや魔族であると決めつけるのはまだ早いか、ダンジョン主の中には竜種もいるからな。
「どちらにしても俺らじゃ手に負えない相手だな・・・とりあえず村に戻りしだい報告だ。新しいダンジョンで強力な主が生まれたのか、竜種の徘徊かは知らんがこの感じ方だと翡翠鳥以外の魔獣はやられても可笑しくはない」
「賛成!絶対ヤバいからとっと離れよう!私達だけじゃ絶対無理!」
「ですね。この悪寒の主も報告したいですが流石に近づくのはリスクがあります、撤退しましょう」
「それについてはどうしようもあるまい、俺達の目的は監視だ。そしてロールベアーとランドベアーがこの悪寒の主に挑みにいったのなら・・・結果は監視せずとも分かるだろうからな。今はロールベアーやランドベアー以上の脅威がいることの報告を優先だ」
「とりあえずランドベアー達が行った方角を見ると西側・・・村からみたら西南西ってとこかしらね」
「危険な位置が分かっただけで上々だろう、それにこれ以上西は未開拓地だから深追いもしない方がいい。急いで戻るぞ!」
そうして俺達は来た道をまだ他のロールベアーなどがいないか確認しながら慎重に戻って行ったが、時折悪寒がすることから対象が少しづつ村に近づいているのだろう事が分かり俺達の顔が真っ青になっていたかもしれん。そして遠くから数度響いた爆発音。ランドベアー達との戦闘が起こっていると判断して警戒よりも迅速に報告すべきと判断して周りも警戒せず急いで戻っていった。恐らく巡回の騎士達が見つけた爆発跡等もこの対象が起こしたものだと確信しながら
投稿大幅に遅れて申し訳ないのだぁ!
弁明させて下さい・・・マーリンが当たったけど素材不足でハムハムしてたりガチャピンで闇石が揃って闇の育成の為ハムハムしてたり五次職来てキャラ経験値ハムハムしてたりと忙しかったんです。
〈一番は自然癒やリべレーションを久々に一からやったら止まらなくなったのが原因で((殴〉
とりあえず遅れた分は取り戻す勢いで書かせていただくのだ!・・・多分!




