私もイケてますよね?
「あなたは、既に死んでいますよ?」
はい、3秒前、2、1、GО!
「○でぶーーーー!!」
あ、そっち派?
しかしまあ、そこ隠すの、なんか嫌ね。
あ、ほら。偶々通りかかった見知らぬ○ブな人が、キョロキョロしてんじゃん。
いや、違う。そんなん返しはイランのよ。
「既に死んでる??どーゆー事?」
俺の仕事は、死神紹介屋。
そうそう、知っての通り、勝手にゴーインに無理やり獲も・・・もとい、客をひっ捕まえて死神さんに丸投げ(そーゆー仕事なの!)する。
つまりはだ、死んでる奴はお呼びでない(客にならないし)。
じゃあ、なんでコレと対峙してるかといいますと・・・。
たまたま、通りかかっちゃったんだよねーーー。
お仕事帰りの深夜2時(良い子の高校生は普通寝てる!)。
駅近くの繁華街(もち、ショボイよ)を抜けて帰っていたらさ、ショッボイビルとショボイビルの間のすっげえ狭い隙間?に人影が見えたわけ。
で、この野良お化け、死のうとしてんのよ。
どうやってか知らんが、2階の窓から垂らしたロープに首を引っ掛けぷらーーーん。
ぷらーーん。ぷらーーん。
って、今プランプランするな!見てるこっちが苦しいわ!
「うううう・・・。そうだったんだ、僕、死んでたのか・・・・。」
マジか。気づいてなかったのか。
「だから、苦しくないんですね・・・。ほら。」
だーーーかーーーら、プランプランすな!!
ロープにぶら下がったまま、ションボリする野良お化け。
「ああ・・・・、僕、僕」
はい、何でしょう。
「僕は、誰なんでしょう?」
は?知らんがな。
あんたが生きてても、絶対に知り合いじゃあないよ。絶対に。
だってさ、どっからどう見ても、ホストだよ?
キラキラ集団に入れる・・・・はっ。
はっとして、見上げた先(ロープに括られた男)には、なんと!
「君、いーねー。ウチに入らない?」
・・・誘うなよ。なんか、引き抜きみたいじゃん。
おい、その気になるなよ。野良お化け。
「あらぁ、目が輝いてますね。」
あ、いたの?黒子。
初めのあのセリフから、静かだったから、忘れてた。
・・・悪かった。ごめんなさい、黒子様。肩、重いですよ?
「次に死神さん呼んだら、来るのか?アレ。」
「どうでしょう?研修ありますし。」
あ、研修あるのか。初心者でも安心だね!
「じゃあ、君の源氏名決めようか。」
ちょっと、ケイさん。今、源氏名っつった??源氏名っつったよな!?
「そうですね。僕、ミヤビがいいっす!ね?ね?イケてるっしょ?」
俺に同意を求めるな!心底、どーでもいー。
寧ろ、イケてるっつーか、逝ってくれる?
急にイケイケになりやがって。
「ミキちゃん、私もイケてますよね?」
いや?逝けてねぇよ?
遠慮しないで、逝ってくれ。
ミヤビが死神ぃ~ずとして、活躍するのは、数ヵ月後のお・は・な・し・・・かもね?




