嫉妬しちゃいます。
激動?の休日を過ごした。俺。
月曜の朝から、ダルいっす(本気と書いて、マジ)。
そして、来なくていいのにケイさんも付いてきた(死神も”憑いて”なのか?)。
痛っ。忘れてないよ、コン!
だから、肩に乗って耳たぶを咬むなって。
「あ、お・・おはよう。時津くん。」
そう声を掛けてきたのは、フェンスくん・・・もとい、前田くん。
自分のクラスへのっそり向かっていた足を止め、後ろからやって来た前田くんを振り返る。
「おう。あの後、あのバカには・・?」
あのバカ、つまり、ボンボン山城。
「うん・・何もないよ。山城くん、転校するみたいだし。」
親父に事件がバレて(というか、説教係が乗り込んだ。)、強制転校に至ったらしい。
「あのさ、あの時は、ありがとう。」
と、前田くんは照れながら言うと、じゃあと廊下を駆けていった。
廊下にはでっかい張り紙で”廊下は走らずに!!”って、書いてあるけどね。
「ありがとう・・・。か。」
その言葉に、俺の心はちょっと温かくなった気がした。
「あーーー。いいね。青春だね。
悔いの無いように、謳歌しないとねーー。」
黙ってケイさん。気分台無し。
あんたは、悔いを残してでも、天へ帰れ!
そんなこんなで四時限目、そろそろお腹も限界に達しようという頃、にょっきり壁から生えてきた。黒子が。
いきなし生えるな。ビビったわ!
「ただいまです〜。淋しかったですよね?」
いや。全然。つか、忘れてたわ。
とか、言いたかったけれども教室内だ、俺は変人ではない(と思いたい)。
「大丈夫っすよ。黒子さん!俺と親交を深めてましたから。」
覚えがねぇ。なにを勝手に言っちゃってんの?
「えーそうなんですか?私のいない間に・・・。私、嫉妬しちゃいますぅ〜。」
あーはいはい。
あんたら、人の両サイドでアホな言い合いしてんなよ?
楽しそうなんですけどー。
って、あれ?黒子、一日帰りが早くない?
昼休み、いつもの木陰で聞いてみた。
「予定より早くない?」
理由は簡単。飽きたから。神様に対して、なんつー言いぐさ。
「三日も我慢してあげたんですよ?私、自分を褒めてあげたいですぅ。あ、美樹ちゃんも褒めてくれてもいいですよ?」
飽きるな、褒めるな、図に乗るな!
まぁいい、黒子は置いとくとして。
「神様は?」
「ああ、死神さんをひとり、置いてきました〜。彼が面倒みてくれますよぉ。」
・・・生贄ですか。社長権限(死神にも有効)使ったな。
生贄にされたの誰か判っちゃった。絶対、あれだ。あの人だ。アキラさん。
人が好さそう(死神だけど)だし。
ともあれ、黒子が帰ってきて日常に戻った。
(ケイさん帰すの大変だったよ。コンは黒子がどこかへ投げた。)
まあ、”普通”はとっくに諦めてるよ。
「ありがとう」も嬉しかったし?




