064⚫️路線変更、お主も悪よのお
’お頭、だめです。誰が情報を漏らしたのか、掴めません。’
’まずいな。そろそろ王様のカンシャク玉が破裂するぞ。’
’前の”巨竜の使役の仕方”では、しくじりましたからね。」
’そうだ、ノミスギ。だが、あの時の食いもんと酒の味は、忘れられん。’
’おっしゃるとおり!北の大陸、豊かでしたよね。’
’あれは富の再分配がうまくいっているのではないかしら?’
’小頭、そのサイブンパイ、ってどんなパイなんですか?美味いの?’
’ちがう、ちがう!ほんと、オトコって、すぐ食べ物の話になるのね。’
’うちでも、昼飯のあと、すぐ夕飯はなんだ、って聞いてくるのよ。’
’あっ、タベスギ、あなたところも?そうそう、苦労するよねえ。’
’ちょっと待て。家庭問題より、今、我々が直面している問題だ!’
’すいません・・・。じゃあ、もう工廠の陰謀ってことでどうです?’
’いいねえ。みんなどこかへいっちゃったし、そう報告しても確かめようがないしな!
’自分は工廠で職人に扉ごとぶっとばされましたので、それでいいと思います!’
’いや、待て待てえ!我らは、陛下直轄の’影の軍団’だぞお!伝統と格式を・・’
’いえ、お頭、伝統はありますけど、格式はないでしょ?’
’小頭のおっしゃるとおり!今の王様、ちょっと仕え甲斐がないんじゃないの?’
’ウワバミの言うことに賛成!’
’お頭、あっちからのお誘い、ちょっと真剣に考えていい時期じゃありませんかい?’
’うーん・・・お主も悪よのお。’




