屈服の宴
##第六章:屈服の宴##
「だめ、無理っ! やっぱり無理ですっ!」
由佳が半狂乱で抵抗した。俺は思わず目を見張った。
彼女とて頭では分かっているはずだ。もはや抵抗はできない、抵抗しても意味がないと。
だが、過去に植え付けられたトラウマと、生理的な嫌悪感が、彼女から男達の脅迫を吹き飛ばしてしまったのだ。
「おいおい、言うこと聞くんじゃなかったのかよw」
「まあ暴れられるのも、それはそれで面白い」
当然、男たちの腕力には敵うはずもない。
二人の男が左右から由佳の足首を掴み、その白くしなやかな脚を、限界まで左右に押し広げた。
液晶画面越しの俺は、必死に身をよじるが、ガムテープの拘束はびくともしない。
「んんーーーっ!!(由佳! 俺だ! 俺はここにいる!)」
叫ぼうとしても、声にならない唸り声が漏れるだけだ。
「おいおい、そんなに暴れると、間違えて110番を押してしまいそうだよ。夫を逮捕させたいのか?」
「清水さん、なんなら夫をこの部屋に連れてきて、目の前で見せるってのも良いのではないでしょうか?」
「え?・・・」
彼らの言葉は、物理的な暴力以上に由佳の動きを止めた。
再びの葛藤だった。
「っ!? ……だめ、やめて……」
「嫌なら大人しくしろよ」
由佳の顔色が蒼白になる。彼女の弱点は、いつだって俺だった。
「やめて……お願いします、彼のことは許して……!」
「おーおー、健気だねえw 分かったよ。俺たちを満足させたら、ここでのことは墓場まで持って行ってやるし、旦那のことは見逃してやるよ」
嘘だ。 俺は今、お前の姿を見ているんだぞ。
「やめろ、由佳! そいつらを信じるな!」
俺の心の叫びは、当然彼女には届かない。
「……本当、ですか?」
「ああ、男に二言はない。その代わり……分かってるよな?」
清水の視線が、由佳の無防備な股間に注がれる。
由佳は唇を噛み締め、涙を溜めた瞳で数秒の葛藤を見せた後、ゆっくりと力を抜いた。
「……分かり、ました。言うこと、聞きます。だから……約束は守ってください」
その言葉が、俺の心を深くえぐる。
俺を守るために。
こんな場にノコノコやってきた馬鹿な俺のせいで、妻が卑劣な男達に身体を差し出すことを決意した瞬間だった。
「いい心がけだ。じゃあまずは、その閉じ切ったマ〇コ、俺たちのために開いて見せてくれよ」
「……自分で、ですか?」
「当たり前だろ。隠してたら俺たちのイチモツが入らねえだろ?」
由佳は震える手で、自らの太ももの内側に手を添えた。
ゆっくりと、白い足が開かれていく。
妻の女の部分が、無慈悲な照明の下で、あられもない姿を晒け出していく。
淡いピンク色の粘膜が、恐怖と恥辱でひくついている。
皮肉にも高画質な液晶画面が、その詳細を鮮明に映し出していた。
「すっげえ……。ピンク色じゃん。開発しがいがありそうだなあ」
男たちが下卑た声を上げ、スマホでその様子を撮影する。
由佳は恥ずかしさに顔を真っ赤にし、それでも「夫のため」という一心で、必死に股を開き続けた。
視線がカメラに向けられることはない。
彼女はただ、これ以上ないほど従順な「牝」になろうとしているようだった。
「よし、合格だ。次はこいつを咥えてもらおうか」
木島がズボンを下ろし、凶悪なほど黒黒と脈打つモノを由佳の鼻先に突き出す。
むせ返るような雄の臭いが画面越しに漂ってきそうなほど、それは醜悪に反り返っていた。
「ほら、舐めろよ。旦那のためなんだろ?」
「……はい」
由佳が小さな口を開き、男の汚らわしい肉の棒に顔を寄せる。
だが、そのあまりの太さと、生理的な臭気に、由佳の眉間が苦悶に歪んだ。
「んぐっ……大き、すぎ……」
「文句言ってねえで、根元まで咥えるんだよ!」
木島が強引に由佳の後頭部を掴み、腰を突き出した。
「んぐぅぅぅっ!?」
ズボッ! という湿った音と共に、巨大な亀頭が由佳の喉奥深くまでねじ込まれた。
「おっほw 喉の締め付けすげえ!」
「おぐっ、げぇっ……んんっ!」
白目を剥きかけ、苦しさに涙を流しながらも、由佳は吐き出そうとはしなかった。
俺には一度だってしたことのない、喉奥を使ったディープスロート。
それを、こんな男のために、必死で……。
俺のモノでは届かない深さを蹂躙され、涎と涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら奉仕する妻の姿に、俺の中の男としてのプライドが音を立てて崩れていく。
「ぷはっ……! くっそ、口だけでイキそうだわ。もう我慢できねえ、入れるぞ」
木島が由佳を仰向けに押し倒し、テラテラと涎で光るモノを、由佳の秘裂にあてがった。
「っ! ……優しく、して……」
拒絶ではない。懇願だった。
俺には見せたことのない、諦めと媚びを含んだ表情。
ズプンッ。
肉が強引に押し広げられる音が響き、妻の体内に異物が侵入する。
「あぐっ! ……んんっ!」
悲鳴を上げかけ、慌てて口を押さえる由佳。
きつい。画面越しでも分かるほど、結合部は限界まで広がり、悲鳴を上げている。
「声、出してもいいんだぞ?ここは防音だからな」
「……ぅっ、くぅ……っ!」
由佳は首を振る。快楽や苦痛の声を漏らせば、それが「浮気」の証拠になってしまうと思っているのか、必死に声を殺しているのだ。
だが、その我慢する姿が、逆に男たちの嗜虐心を煽る。
ズンッ! ズンッ! パンッ! 先ほどまでの遠慮がちな動きとは違う。
体重を乗せた重いピストンが始まり、由佳の華奢な体が、衝撃でベッドの上をずり上がっていく。
「ほら、旦那のこと考えろよ! お前が気持ちよくイけば、旦那は傷つかないですむんだぞ!」
「あ、っ、あぁっ! だめ、そんな奥……っ! 壊れちゃうぅ!」
激しい動きに合わせて、豊満な胸が波打つように揺れ、汗ばんだ肌と肌がぶつかり合う音が、次第に変化していく。
パンパンッという乾いた音だけではない。
グチュ、グチュ……ズチュッ。
妻の愛液と男の欲望が混ざり合い、卑猥な粘着音を奏で始めたのだ。
由佳の意思とは裏腹に、開発された肉体が、男のモノを受け入れ、喜びの涙を流し始めている。
「旦那には内緒にしてやるからよ! ほら、イけ! イっちまえ!」
子宮を直接叩くような激しいストロークに、由佳の瞳から理性の色が消え失せていく。
「んっ、ああっ! あなた、ごめんなさ、い……っ!ああっ!」
謝罪の言葉と共に、由佳の背中が美しい弓なりに反った。
絶頂だ。 俺に謝りながら、俺を守るという名目で、妻は他の男のモノで絶頂に達したのだ。
「ハハッ! 見たかダメ亭主! お前の奥さん、最高にイイ女だわ!」
隣室の清水が、画面の向こうから俺を指差して笑った。
涙で滲んだ視界に、しなやかな背中を反り上がらせて男の欲望を受け止める妻の肢体が、焼き付いて離れなかった。
それは残酷なほどに美しく、そして決定的に汚されてしまった俺の最愛の人のなれの果てだった。
だが――何よりも残酷な真実は、他でもない俺自身の肉体にあった。
「う、うぅ……っ……あぁ……」
嗚咽を漏らす口元、涙で濡れた頬とは裏腹に。
ガムテープでソファに拘束された俺の下腹部は、ズボンの生地を内側から突き破らんばかりに膨れ上がり、熱く脈打っていたのだ。
「ごめん、由佳、それでも、俺は、勃ってしまうんだっ!!」
【完】
後書きに記載のブログでは、サイドストーリーとして由佳目線で続きも書いていきます。
http://misa770.blog.2nt.com/
制限なく自由に書けるため、メインの活動は上記ブログで行っています。
もし良かったら暇つぶしにどうぞ。
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