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ヴィアール辺境伯領編 19話 「結婚の誓いと奇跡と変態共」

こうして結婚式が始まり、先ずはお約束の誓いから、


「汝、ガイエスブルク・フォン・ヴィアール・リールよ、

そなたは妻を愛して生涯を添い遂げる事を天龍王アメデに誓いますか?」


「誓います」


「汝、シーナ・フォン・ヴィアール・リールよ、

そなたは夫を愛して生涯を添い遂げる事を天龍王アメデに誓いますか?」


「誓います」


「よろしいこれで、御二人が夫婦になったと天龍王アメデ様もお認めになられる事でしょう、御二人に『天龍王アメデ様の祝福』があらん事を」


そう枢機卿ケルンが「アメデ様、何かして下さい」と言わんばかりの宣言をすると、貴賓席で見守っていた天龍王アメデが何かを思いついたのか少し微笑みイタズラをする。


空中の水分を瞬時に調整して日の光に当ててシーナとガイエスブルクを虹色の光で照らしたのだ。


天から一直線に虹色の光が降り注ぎ新郎新婦を照らす様子は明らかな神術で会場からは大きなどよめきが起こる。


「おお!天龍王アメデ様も御二人の結婚を祝福しておられます!」

天龍王アメデが参列している事を知っている枢機卿ケルンは白々しくこの超常現象を使い荘厳に天龍王アメデからの祝福を高らかに宣言をする。


「あっ!アメデだけ狡いですわ!わたくしも!」

妙な対抗心を燃やした海龍王アメリアは真水で透明度の高い霧を作り出して虹の光を反射させて会場全体を虹色の霧で包んでしまう。


更なる神術に会場に更に大きなどよめきが起こった。


「ふむ、では我はこうか?」

地龍王クライルスハイムは凄く細かい金と銀を生成して虹色の霧の中に蒔いた。


すると虹色の霧が更に金銀に光輝き始めて神秘としか言い様のない空間が会場を包み込み、どよめきは沈黙に変わる。


その時「おお!まさしく神々の御技!」枢機卿ケルンが感嘆の声を上げる

まっ!実際に本当の神秘の霧なんだけどね!


誰もが金銀に光輝く虹色の霧に見惚れてしまったのだ。


「凄えなこれ、術式が全く分からないぜ」これにはガイエスブルク他の龍種達も呆然と見惚れてしまい、「ほへ~??」とシーナも唖然としてしまう。


ケルン枢機卿や地琰龍ノイミュンスターは楽しそうに笑っている。


父親の天龍王アメデ達、三龍王にいきなりお株を奪われて、

天舞龍リールは「これじゃ竜祭りが霞んじゃうじゃない!」と憤慨していた。


この霧は後世でも「リールでの奇跡の虹の霧」として長く語り継がれる。


金銀に光る虹色の霧が我らが王の奇跡だと分かった竜達は燃えた!

「僕達のカッコイイ所を王様に見て貰うんだ!」と、めっちゃ燃え上がったのだ!


虹色の霧に見惚れている人々の耳に「歌?」が聞こえて来る。


ピーヒョロロロロー♪ピーヒョロロロロ♪飛竜達がオープニングを告げる。


キューン♪キュイイイーン♪礼拝堂の周囲に居た樹竜達も歌で応える。


ジャーーン♪ジャジャジャーーーーーン♪

樹竜達の歌に合わせて海龍の楽団も楽器の演奏を始めてしまう。


三龍王に触発されて予定よりかなり早い竜祭りの開始に天舞龍リールは笑う。

「もう・・・あの子達ったら」


《これは!我々も何かせねば!

行くぞ!我、心の友の海星龍ジャコブよ!二人で裸踊りだぁーー!》


「合点承知の助じゃ!我が心の友、作者殿よ!」


《勝手に出てくんなぁー!この超ド変態共があーーー!

アークトルネード・ブラストーーーー!!!》


ズゴオオオオオ!!!「《あっはぁーーーーん???!!!》」


こうして作者と海星龍ジャコブは友情出演の霊視イリスの手により滅びた・・・

危うくめちゃくちゃになる所だったね!


《えっ?アンタって作者じゃなかったの?!》


いつ私が作者だと言いました?私はあんな変態ではありませんよ?


《違ったんだ・・・》


「霊視さん?誰と話しをしてるの?」


《誰とも話してないです》


「そう?」


出オチの滅びた変態共はほっといて結婚式は続くのでした。





☆《くどい様だけどアンタって本当に作者じゃないのね?》


私は時給で雇われたナレーションを生業にしている者です。

実はモデルもちゃんと居ます。


《時給制なんだ・・・

そしてモデルも居るんだ・・・》


細かい事は気にしないで下さい。

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