ヴィアール辺境伯領編 8話 「招待客の人数は?」
「あれ?1話の文字数大分少なくなってます?」
ええ、1話1500文字を目安に投稿頻度を上げて見ようと思いまして。
「ほへー、頑張って投稿しまくって下さい!」
さすがにしまくる事はムズイっす。
「シーナ夫人は気になるでしょうから結婚式の段取りを簡単に説明しましょうか」
挨拶も住んで、ケルン枢機卿がシーナ達の結婚式の流れを説明してくれる様だ。
ガイエスブルクはノータッチだったので今初めて聞く話しも多い。
「式は1週間後、場所ここ大礼拝堂で行います。参列者は現在の所、1500名と言った所です」
「はあああ??!!」1500人の参列者に驚くガイエスブルク。
「えええええええ??!!」いやお前も驚くんかい!シーナ!
「凄いですね!」アリーセは単純に驚いている。
「おおおお?1500名・・・父上の結婚式の時で800名と聞いてます。
さすが地龍様は凄いですね!!」皇族のアンドレですら驚く人数だった。
「・・・」無言のラーナ。
「ラーナ?何かしましたね?」
「せっかくなので盛大にやろうと国内外を問わずに招待状を2000通ほどばら撒いただけですわ」シレッと答えるラーナ。
「それが原因かぁ?!」
「従者や護衛を含めると3倍ほどになる見積りです」
「ううううう~」これには頭を抱えたシーナ。
「実際には龍種の参列者がもう600人ほど増えますけどね」
ケルン枢機卿が笑いながら更に爆弾を投下した。
「何でそんな人数になるんですかぁ?!
私の龍種の知り合いなんて100人も居ませんよぉ?!」
「主な原因は海龍王アメリア様ですね。
アメリア王はお祭りが大好きなので南や東の大陸の龍種にも声を掛けまくっている御様子で・・・」
「気が付いた時には、時既に遅しでした」と苦笑いのケルン枢機卿。
「まて!シーナこれって俺達の知り合いは含まれていないぞ?お前、何人に招待状を出した?」
「龍都の子供達を含めると250人です」
「俺もそれくらいだ、全部合わせると・・・2600名?か?」
「あっ!すみません、ヴィグル帝国からも100名ほど参加予定です」
申し訳なさ気にアンドレが手を上げる」
「う~ん、全部合わせるとろ2700名・・・ここに入るのか?」
「そこは問題ありません、元々ここは10000名を収容出来る様に設計されていますからね」
ケルン枢機卿がパチンと指を鳴らすと、ゴゴゴゴゴゴとコの字型に2階席、3階席と床がせり出すカラクリが作動する。
パッと見は大きなコンサートホールだ。
「ほへー、凄いですねぇ」シーナの意識は既にカラクリに全振りされた。
大掛かりなカラクリの仕組みを興味津々に眺めている。
色気が皆無だが技術屋の本能なので仕方無し。
「おや?シーナ夫人はカラクリに御興味がお有りで?」
「はい!それはもう興味が有ります!」
「では後で舞台裏にご案内しましょう」とケルン枢機卿が笑った。
「本当ですか?!やったーーー♪♪♪」
突然、子供の様な喜び方をするシーナだった。
「うむうむ、あの時の赤子が大きくなったものだ。
ノイミュンスターが手塩にかけて育てた甲斐もあった物だな」
そう心の中で思うケルン枢機卿。
ケルンはノイミュンスターとシーナを抱いた王妃ファニーが初めて会った時に山の中腹でノイミュンスターと共に龍眼でファニーを監視をしていた古き地龍だ。
それからと言うものノイミュンスターよりシーナの成長を書いた手紙を度々受け取っていたのでシーナの環境は把握している。
「まあ、あれは手紙では無く報告書なのだか・・・」
筆が不器用な古き友の事を考えてケルン枢機卿は微笑んだ。
「心配しなくても大丈夫ですわ、シーナ。
私が招待状を送った方々はリール子爵を把握して貰う為に呼ぶのですから。
精々、主役の引き立て役になって頂きましょう」
「なのでラーナ殿下が呼んだ方々は式が遠くより良く見える、3階席で見学して頂きます。
2階にはヴィグル帝国からのお客様を中心に護衛兼招待客の方々に座って頂き万が一に備えて頂こうかと思っています」
「それで問題ありませんわ、ケルン枢機卿様」
「姫さんも相変わらずだなぁ・・・」
こうして大掛かりな結婚式になってしまったシーナとガイエスブルクの結婚式。
しかしなぜ天舞龍リールの口数がいつもより少ないのか?
気が付いたのはシーナだけだったのだが・・・
天舞龍リールがとんでもないイタズラを企んでいるとまでは分からなかったシーナ。




