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番外編 「エレンお姉さんの恋事情」 後編

さあ!エレンとブリックリンのデートの開始だ!


ってちょっと待てーい!解説させろー!なんだこりゃー!

と言いたいがここは冷静に解説します。


先ず地龍のデート(決闘)の経緯からですね。


当初は地龍のカップルも人間達がやる感じの普通のデートをしてました。


が思い出して欲しいのですが地龍は基本的に食事をしません、食事する所もほとんど無い、なのでどこかのお店でのディナー、デートは消えました。


次に演劇等ですが、これはあるにはあるのですが、気ままな不定期開催で頻繁にはありませんのでこれも消えました。


次はショッピングですが地龍は自分で何でも作るので、最初から龍都に店はありませんので論外です。


遊園地などは有りますが凝り性の地龍が作る物なので激ヤバな乗り物ばかりで、怪我人続出のデートどころではありません、遊園地なハッキリ言って修行の場です。


なので地龍のデートはもっぱら公園とかの散策などでしたが毎回毎日だと飽きてしまいました。


その内に修行大好きな地龍ですので、暇を持て余したとあるカップルが公園で組み手を始めました。


するとどうでしょう?周りのカップルも、いいね!俺も俺も私も私も、と組み手を始めてました。


そうなると長閑だった公園内は途端に修羅の国となり、この迷惑千万な馬鹿ップル共に、親子連れなどの一般の人達から苦情が続出し、更に公園の備品などの破損など問題が多発しました。


それを聞いて怒った地龍王が「そんなモン決まった所でやらんかい!!」とあちこちに闘技場(デート場所)を作りカップルを隔離しました。


それから長い年月を経て地龍のカップルのデートは周囲を巻き込んだエンターテイメントに変化しました。


綺麗な甲冑に身を包んだ若いカップルが一生懸命に戦う姿は、おじさん、おばさん、お爺ちゃん、お婆ちゃんに大好評で、カップルは周囲から祝福される様になり、更にカップルも自分達の修行にもなり大満足!


交際を賭けたと言いましたが嫌いな相手とは関わる事が無い地龍なのでデート(決闘)する時点で自分の相手をお披露目する意味が強いのでブリックリンはエレンの思いを既に受け入れています。


手段は大きく間違っていると思うけど、良かったねエレン!


しかし、これはこれ、あれはあれ、そこはそこで、エレンは格上の龍戦士ブリックリンに自分の愛を拳に乗せてぶつけます!


勝算などありませんが戦うのみです!


その事を知った、戦いが嫌いな樹龍アリーセは係員の地龍のお姉さんに回収済みでキッズコーナーで遊んで貰ってます。


その辺りの子供用のサポートも充実してます。


解説が終わった所で準備が整いました!


今回は美形カップルと言う事で会場は大盛上がりですよ!


ここで実況のシーナさんにマイクを渡します。



「はーいみなさんこんにちはー♪

超久しぶりの実況のシーナです!解説者はユグドラシル・・・なんですが?

どうします?」


申し訳ございません、わたくしには戦いの解説は無理なので辞退致します。


「やっぱりなので、たまたま龍都に来ていた地琰龍ノイミュンスターを拉致して引っ張って来ちゃいましたよ!よろしくお願いします♪」


「いや、お主等は西の大陸に向かわんで良いのか?」


「そんなの今更ですよー、今日はエレンの晴れの日です!細かい事は無しです!」


「ふむ、そうか・・・まぁ良かろうて我もこう言うのは嫌いでないからな」


「さすがノイミュンスターです!よろしくお願いします!」


ツッコミ所満載の展開でエレンの愛の物語は続くのであった・・・次回を待て!




なのですが小説の特性上すぐ始まります!

4話分のぶっ込みなので既に1万字超え確定ですが頑張って読んで下さい!


読みながら改稿をしている作者は既に相当疲労困憊です!


ではスタートですよ!シーナさん!


「はい!皆さんこんにちは♪実況のシーナです!」


「本日の解説者はバトル物と言う事でユグドラシルの代わりに鍛冶屋の店長さんと地琰龍ノイミュンスターさんが勤めます!

それでは、解説のノイミュンスターさん!よろしくお願いします!」


「「うむ、よろしく頼むぞ」


「・・・・ゲスト・・・で海星龍ジャコブさん・・・です。」


「私は関わりたくありませんがよろしくお願いします・・・てか作者さんは出て来て説明しやがれです!

なんでこの人がこっちにいるんです?!私は二度と会いたくなかったのに!逃げたのに!せっかく逃げたのにぃ!」


こんな奴、二度と本編に登場させる訳に行かないじゃないですか。


ただギャグのキャラとしては満点ですのでこっちに隔離ですよ。


一応解説しておきますと海星龍ジャコブは海龍王アメリアの息子だったと思って下さい。


説明するの嫌なので詳しくは本編を先に見て下さい、こいつは真性ガチの変態と思っていてくれたら良いです。


今日は試しにこっちに登場させて見ました、基本的に無視して下さい。


「なんと作者殿。儂は放置プレイも大好物じゃ、気を使ってもらいすまぬな、儂は海星龍ジャコブじゃ、放置プレイよろしく頼むぞ皆の衆よ」


「お主、・・・少しはマシな事出来んのか?アメリア様が気の毒で仕方ないわ」


「ふっノイミュンスターよ変態道こそが儂の生きる道なのじゃ」


「私は絶対に関わりたくないので全てノイミュンスターにぶん投げます!貶しても喜んで、殴ったら大歓喜、無視しても喜ぶって最強過ぎるんですよ!」


「おお!そう言えばシーナ様にはまだ殴られておらなんだな」


「さて本日はエレン&ブリックリンの愛の一線をお送りして参ります!

解説のノイミュンスターさん!今日の彼と彼女の様子はどう思いますか?」


「ここは真面目に答えて良いのか?」


「はい!ふざけているとそこの変態が暴走するのが目に見えてますので今日の私は真剣に実況します!」


「ふふっ、シーナ様はまだまだお若い、真性なる者にはどの様な環境も関係ないのじゃ、時が来れば儂は動き出すのじゃ」


「ふえーん!ノイミュンスター助けて下さい!私には相手無理ですよぉ!」


「しかしそうは言ってものぅ、物理攻撃は此奴に効かぬし・・・いっそここはドラゴンブレスで消し飛ばすか?」


「はい是非!お願いします!」


「やだ怖い!ノイミュンスターのドラゴンブレスなんて食らったら儂は・・・儂は!儂あああ!!!・・・・・ドキツイの1発お願い申し上げます」


「ふぅ・・・全くお主は、ああ言えばこう言う・・・此奴どうする?」


「相手にしないで下さい!はい!ノイミュンスターさん!二人の!様子の!解説をお願いします!」


「うむ、そうじゃのぅ・・・無視するか、

先ずブリックリンじゃが此奴は完全に近距離での戦闘に特化しておるな、

ゼロ距離からでも強力な打撃が可能だからエレンはとにかく距離を取る事じゃ、

エレンがブリックリンに勝てるのはスピードしかない故に、厳しい戦いになるじゃろうで、

まぁ、ブリックリン・・・此奴がおなごを殴る姿は想像出来んのでおそらく投げ技じゃろうがの」


「おお!ではあの若者のドキツイ拳は儂が全て受けようではないか!」

とのたまうジャコブをシーナは華麗にスルーをして・・・


「エレンさんはどこに勝機がありますか?」


「ふむ、言いたくないが勝機はゼロじゃ自力が違い過ぎるからな、どれだけ粘ってブリックリンに想いをぶつける事が出来るかの勝負じゃ、ブリックリンも真正面から受け止めるであろうな」


「なるほど、エレンさんには頑張ってブリックリンさんに愛をぶつけてもらいです」

と綺麗にまとめた。


ちなみにこの1連のどうしよう無い流れの会話はエレンに筒抜けだった。


「人の晴れの舞台に・・・変態なんて登場させて・・・作者さん、後で焼き土下座ね」と思っているが目の前のブリックリンから目を離せなかった。


実況席の騒動など意に介さずエレンを清々しく見つめるブリックリン。


両者の視線がぶつかる!


「カッコイイ・・・」と思うとエレンは俄然ヤル気が上がる!彼女も立派な地龍の一員なのだ思いを拳に乗せるのみ!

スピード撹乱でなく真正面の一撃に賭ける!とエレンは決意するのだった!


「「では行きますよー」」審判役?の年配の男性が、


「「始め!!」」と合図を出した!


「行きます!」ドンッ!と音を立ててエレンはブリックリンの真正面に飛び込んで、「はあああ!!」自分が出せる全力の龍力を拳に乗せて「はあっ!」と気合い一閃ブリックリンの横顔に右ストレートを放った!!


ドオオオオオン!!!文字通り会場が揺れた強力な一撃だった!会場が土煙で覆われ一瞬で周囲の視界が奪われる。


「おおーとエレンさん予想を裏切り真正面から行きましたー!これはどうですか?ノイミュンスターさん」


「うむ、気迫と気概な買うが無理じゃな、後はブリックリンの思うがままじゃ」


土煙が晴れて2人の姿が見えた、エレンがしっかりとブリックリンの顔面を捉えてる様にも見えたが、しかしブリックリンは左腕一本で軽々と受け止めていた。


「ふふふ、すみませんエレンさん、龍戦士たる者が簡単に攻撃を受ける訳にはいかないもので」と今日1番の爽やかな笑顔のブリックリン!


「ふわわわわ」と顔が紅潮するエレン!クリティカル!critical!エレンは致命傷を受けた!


好きな相手の最高の笑顔を間近で見てしまったのだ!

しかもストレートを放った拳は優しく解かれて恋人繋ぎでブリックリンの左手でギュっと握られている!更に強烈な追撃が入ったのだ!


これにはエレンも無理だった。


そのままフラフラーとブリックリンの胸の中に倒れ込むエレン・・・


KO!エレンのKO負けだ!

ブリックリンは満足そうに軽くエレンを抱きしめて、ヒョイと両腕で抱え上げた。


「では皆さん失礼します」とエレンをお姫様抱っこしたブリックリンは颯爽とエレンを攫い会場を後にしてしまった。


シーンと静まり返ってた会場がブリックリンとエレンが退場してハッと我に返り、

ワアアアアアアアア!!!と大歓声が上がった!


「カッコイイぞー!」「リア充爆発しろー!」「きゃー♪♪」「素敵ねぇ」などなど黄色い声援が会場を覆った!主役達がいないのも味がある。


ワアアアアアアアア!パチパチパチパチワアアアアアアアア!


美形カップル誕生を会場全体が祝福していた。


エレンの様子をずっと見ていたシーナは変態からシーナを守るべく隣りに座るガイエスブルクの腕をクンクンと引っ張り「いいなぁ」と呟くと。


「えっ?俺にあれやれって?無理だろ?俺じゃ様にならないよ」とガイエスブルクが慌てるがもう一度シーナがガイエスブルクの腕にスリスリと頭を擦り付けながら、

「いいなぁ」と呟くと、


「今度人目の無い所でな」と顔を真っ赤にして答えるガイエスブルク、

「うん!」とガイエスブルクに腕組みをするシーナ、爆発して下さいリア充共。


隣にいたはずのノイミュンスターは忙しいのでとっとと帰って、いなかった、早い!


歓声が収まりゾロゾロと帰宅する観客に混ざって仲良く帰るシーナとガイエスブルク、実に初々しいカップルだ。


えっ?いつの間に?と思う人にもう1度説明しておくと、

最初の顔合わせでシーナがガイエスブルクに一目惚れして速攻で告白したらガイエスブルクもシーナに一目惚れしていたので付き合い出した。


地龍は話しが早いのだ恋の駆け引きなど無用の長物なのだ。

なので2人はずっと前からカップルなのだ作者が忘れていて本編で書いてなかっただけです、はいすみません。


余談ですがこの作品の本当のメイン主人公はシーナとガイエスブルクの娘です。

この話しが無事に完結したら続編を書くかも知れませんね。











誰もいなくなった会場に1人ポツンと取り残されたジャコブ・・・

「っつ!!放置プレイ最っ高!!♪♪」やはりジャコブはジャコブだった。







それから3日後に帰って来たエレンに、

「あっ!おかえりなさいエレンさん!あの後どうしてたのですか?!」

と笑顔で「それ聞いちゃうんだ」的の質問をしてしまったシーナ。


いや、3日間も彼氏に拉致されどこかに連れ込まれたなら何あったか分かるだろ?と言いたいが、シーナはまだ13歳の子供でしたね、忘れてました。


途端にエレンの顔は紅潮して「ええー?!・・・うーんとえっとね?あれから?そうだね?・・・実はね」


隠し事が出来ない地龍なエレンは、真っ赤な顔のままありのままに全て細かくブッチャけてしまった、しかも時系列で生々しく。


良く理解出来なかった話しを聞き終え、考え込み、色々な事が理解出来て「ほへーーー・・・・」と真っ赤顔で失神したシーナ、だから言ったのに・・・


さすがに子供にはまだ早すぎる濃厚な男女の蜜月的なのが満載の話しだった、

ちなみに一緒に聞いてたガイエスブルクは最初の方で机に突っ伏して頭から煙を出して機能停止していた。


詳しくは書けないけどね!


こうしてエレンの恋は実ったのだ!良かったねっ!エレンお姉さん!


その後は順調に交際を続けて子供をもうける2人、エレンとブリックリンの娘リリーアンナと樹龍アリーセと大活躍するお話しは、またの機会に。


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