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135.武器貸出

暑い眠いw

頑張って書いてます。



 ※



「つまり、フェルズに魔族の過激派組織がアジト作って、上級の冒険者をいがみ合わせていた、と」


 ロナッファは、意外な話に目を丸くしていた。


 ゼンは、ギルマスとの話し合いの後に、ロナッファ達の部屋を訪れ、依頼内容の説明を改めてしたのであった。


「まあ、それだけじゃないみたいだけど、表に出て分かってるのはそこだから、とりあえずそれで」


「し、しかし、その、友好国とはいえ、私は、その、獣王国の貴族の娘なのにいいのか?そんな政治的な話をして」


「これは、冒険者ギルドの問題で、ローゼン王国の一辺境都市としての問題じゃないから、いいんだとさ。


 我らがギルドマスターは、名誉領主でなく、一人のギルドマスターとして、隣国や近くの支部からも応援を要請してるから、別にそこに、獣王国の公爵令嬢がいても、それがA級の冒険者なら問題ないと仰せです」


「そ、そうか。構わないなら、勿論私は協力しよう」


「助かる。俺も、悪党の屋敷にのり込む、とかはやった事があるけど、街中にいつのまにか作られていた敵の施設を大勢で襲撃、周囲の一般人を配慮して、なんてややこしい事はやった事がないんで、何が起こるか、予想が完全につけがたいんだ。


 頼りになる戦力は、多ければ多い程いいから」


「わ、私は頼りになるのか?」


「前に話しただろ?俺は力が弱い。総合力で、ロナの方が勝ってるよ。ほぼ毎日組手してるから、お互いの手の内も、それなりに理解し合ってる。


 チームメイト同様に、頼りにしてるよ」


 最後は少し言い過ぎだが、ロナッファの士気を高めるのにはいいだろう。


「……分かった。私は、この身が果てようとも、ゼンの期待に応えてみせる!」


「果てられると困るよ。この先も、一緒にやって行くんだろ?」


「も、勿論だ!」


 なんとも、ロナッファは、ゼンの言う事に、いちいち喜び過ぎて、ちょっと困る。喜ばせやすい、のせやすい、というのは制御コントロールが出来て良くもあるのだが。


 獣王国でもこんなにチョロインだったのだろうか。


「……ロナ様は、こちらのギルマスの様に、凛々しく万人に慕われる、アイドル的な存在でした。恋は女を変える、とは言いますが、こんな風になるとは、誰も予想だにしなかったでしょう」


 ゼンの疑問に、リーランが答える。右腕一本で逆立ち腕立て伏せしながら。


 獣人族の腕力、身体能力なら、こんなきつい訓練も出来るのだ。獣人族でもそれなりにきついので、負荷の多い鍛錬になる。


 前の会話で、リーランがここの冒険者で一番弱い、と言われたのを気にしての事だろう。


 事実なので、訂正しようがないが、フォローぐらいはするべきだろう。


「獣王国で会った時は、D級になったばかりだったよね。半年でC級に昇級してたのは、頑張ったから?」


「……そうです。し…ゼンさんに、少しでも追い付きたくて。本当に少しにしかなりませんでしたけど」


「歩みの早い遅いに意味を求めない方がいい。着実に前進してるんだから、それでいいんだよ。


 リーランは、頑張り屋さんなんだな」


「……ゼンさんは、獣王国で会った時より、優しくなってませんか?あの時は、本当に仕方なく、嫌々、私につき合ってる感じでしたけど」


 それは、例の封印のせいだろう。


「故郷に戻って、心境の変化とか色々あってね。他の人にも言われてるよ」


「そう、なんですか……」


「変わった俺は、嫌?もしかして、変なのかな。自分ではよく分からないけど」


「嫌じゃないです。変でもないです。私は、褒められると伸びる子なので、その方が嬉しいです……」


 リーランは、逆立ちしてるから赤くなっている訳ではないが、この状況は丁度いいかな、と思っている。


「自分でそう言うのって、珍しくないかな。まあ、いいけどね。


 リーランは、いつも鍛錬頑張っているから、その内すぐに、俺やロナッファに追い付くよ」


「それ、いくらなんでも言い過ぎですよ」


「まあね。でも、本当に、そういう成長だってきっとあるよ。頑張って鍛錬する、そのずっと先にはね」


 自分も、いつか師匠に追い付きたい。百年ぐらい修行しても無理くさいけど、それを思い望む事は自由な筈だ。


「はい、そうなる様に頑張ります」


 いつしか二人は顔を見合せ、思わず、といった風に吹き出し、笑う。


 リーランは逆立ちをやめ、その場に寝転がる。


 それは屈託のまるでない、いい笑みだった。


「むう。私が浮かれている間に、二人で何いい雰囲気になっているのだ!」


「ロナ様は、これからゼンさんと一緒に戦えるんですから、少しぐらいいいでしょ。私は行けず、フェルゼンでお留守番で、一人鍛錬なんですから」


「それはそうだが、私の方が、ゼンと知り合うのが遅かったのだ。それで、つり合いが取れるのではないか?」


「そういう問題ですか?」


 なんだかんだ言い合う二人は姉妹の様に仲がいい。実際、リーランは妹弟子だろうし、前からこういう関係だったのだろう。


 はたから見ているゼンには微笑ましい光景だ。


 実際は、ゼンとの付き合いを、熾烈に争っているのだが、ゼンは分かっていなかった。



 ※



 ゼンはまた、食堂にクランの主だったメンバーを集め、今度は武器の貸し出しを申し出た。


「武器を貸すとは?」


「俺が、迷宮や遺跡で見つけた、それなりに珍しい(レア)な武器を、皆さんに貸すと言う事です。鎧の方は無償でしたが、さすがに武器は、あげる訳にはいきませんので」


「なるほど。しかし、我々は自分の武器が、すでにあるのだが」


「ですから、こちらが提供出来る物と比べて、選んで下さい。買いたい場合は、市場の半額でお譲りしますので」


「ほうほう。鎧に続き、また剛毅な事をするものじゃな」


「多分、そう簡単に買える物じゃないと思いますから」


 ゼンのその言葉に、何やら不穏な響きを感じるクランメンバー。


 もうすでに体験している西風旅団の4人は、どんな物が出るか、と面白がって期待している。


「まず、最初に参加してくれた爆炎隊の皆さんに優先的に」


 ゼンは、持って来たポーチから、立派な戦斧バトルアックスを出す。


「これは、ダルケンさんに。中央にはまった赤い石は炎の結晶石で、“気”を込めると斧の刃先から炎が出せます。名前は、確か『豪炎戦斧』です。炎は飛ばせませんが、爆炎隊のリーダーに、似合いの武器だと思います」


「これって、魔剣とかの一種じゃ?」


「そうですが、込められた魔力自体はそれ程多くないので、魔剣系としては、中級程度の武器ですよ」


 ゼンは、唖然としているダルケンに、重そうな『豪炎戦斧』を渡す。


「『豪炎戦斧』は“気”を込めると軽く、扱いやすくなる筈ですから、試して下さい」


「ギリさんにはこれがいいかな?針じゃないんですが、投げナイフです。


 『無限斬影』。持って“気”を込めると、これの黒い分身体が複数並んで現れます。投げるのはそちらの方で、本体を持っていれば、“気”が続く限り増やせます。これも、ラルクさんの魔弓みたいに、込める“気”で、威力の調整も出来ますから」


 ゼンは、ギリに、そのいかにも力が満ち溢れているのが分かる、黒い鞘に収まったナイフを渡した。


「ザックさんは、両手剣って、使いますか?」


「場合によっては使う。それ専門じゃないが……」


「じゃあ、これがいいかも。『黒狼天断』と言います。豹じゃなくてすいません。


 刀身が黒っぽい剣なんですが、これも、『豪炎戦斧』と同じで、炎も出せるんですが、“気”を込めて、“造影”と唱えると、剣が二本に増えるんです」


「……はぁ?何でだよ!」


「そういう造りの剣だとしか、言い様がないですね。それは、あくまで分身の影みたいな物で、戦闘が終われば消えて、元の一本の剣に戻ります。


 戦況によって、増やすかどうか決めて使って下さい」


 ゼンはザックに、その黒い鞘い収まった剣を渡す。


「ディンさんには、この赤い槍。何か、伝説の槍の複製品レプリカらしいです。元の槍程の力はないですが、これも便利なので使って下さい。


 “気”を込めると炎が出るのは他と同じですが、他にはない機能が、帰還機能です。ディンさんは、投槍もやると聞いているので、丁度いいです」


 ゼンはその槍を、無造作に食堂の壁目掛けて投げたが、「戻れ」と言うと、槍は壁に当たる直前で消え、なんとゼンの手元に戻っていた。


「槍は、どんな状況でも戻って来るので、魔物に投げて命中した後に、戻して何度でも使えます。便利ですよね」


 ゼンは、家庭の便利器具を紹介するような軽い口調で言い、ディンにそれを渡す。


「名前は……『ゲイ・レプリカ』だったかな。適当にいい名前をつけてあげてもいいんじゃないですかね」


「そ、そうだね……」


 見た事もない、威力と性能を持つ槍に、自分が使っていいのだろうか?とディックの迷いが見える。


 旅団のリュウとラルクは、うんうん頷くのであった。


「術士の方には、便利な物があるので、皆共通で同じ物を提供します。これは、性能上、貸すというのが出来ないので、いつか少しずつでも分割で払ってもらえればいいと思います」


「あ、あの、ゼンさん」


 『爆炎隊』の魔術士、マイアがたまりかねた様に、ゼンの言葉を遮る。


「私達6人は、四大精霊王様の加護をいただいた杖があります。どんなにいい性能の物でも、変える訳にはいかないのですが……」


 マイアは、後生大事に持っている杖に目をやる。


 ゼンは、そんなマイアを安心させる様に、笑ってみせる。


「これは、杖を変えるは変えるんですが、元の杖の力は全てちゃんと移せる、エルフなら知っている素材です」


 ゼンはポーチから、何本も木の枝の様な、意外に太い物を出した。


「これは、リバース(再生)の古木、という物です」


 エルフの多い『清浄なる泉』の者達が、ギョっとした顔をする。


「ど、どこでそれを手に入れたのですか?」


「大陸の西にあるアルメアのエルフの里に行った時、森の地下に遺跡が見つかった、とかで師匠と頼まれて、その遺跡の探索をしたんです。その時に、奥の一室にまとめて置いてあった物を手に入れました。


 半分は、その里に渡してあります」


「アルメアの里、ですか。遠いので、余り交流のない里だ。


 遺跡に魔物はいなかったのですか?」


「勿論、色々いましたが、師匠にかなう様な敵はいなくて、俺の練習台でした。


 でも、最後にグリーンドラゴンがいて、師匠が倒しました」


「遺跡のドラゴンを?普通に話が通じたのでは?」


「それが、どういう習性なのか分かりませんが、ずっと眠っていたら森にエルフが勝手に住み着いていたので、これから全滅させる、とか好戦的な事を言っていたので、「眠気覚ましに倒してやるよ」と師匠にバッサリ」


「……それなら、仕方ないですね。好戦的な竜、宝集めをしてたりする竜が、その系統にいますね」


「そうなんですか、成程。で、その後の部屋に、色々あったのですが、これはその一部です。


 宝物とか貴重そうなのは、里と折半しました。いりませんと遠慮されたのですが、師匠が、こんな重い物、全部持って行けるか!」と一括して、押し付けてました」


「噂通り、豪快な人ですね。ラザンという人は」


『清浄なる泉』のリーダー、ザカートが笑う。


「まあ、機嫌がいい時は、とてもいい人なんですよ」


 それはつまり、機嫌が悪いとマズい人、という意味では……。


「で、この古木の性能なんですが、元の杖の力、形を継承して、更に強い物に再生する、らしいです。自分が聞いたエルフの長老さんが言ってました」


「その通りです」


 ザカートも保証する。


「まず、加護のないモルジバさんの杖で試させて下さい」


 爆炎隊の治癒術士、モルジバはそれ程思い入れの無い杖だったので、軽くゼンに自分に杖を手渡した。


 ゼンはその杖と、リバース(再生)の古木を左右の手で持ち、近づけると古木が光りだし、杖は古木の光に呑まれるように消えた。


 古木の光がおさまると、そこには、モルジバの杖を数段立派にしたような、同じ形状の杖があった。


「モルジバさん、杖の性能を確かめてもらえますか?何かなくなっている要素があったり、とかがあると、加護持ちの杖の人が困りますので」


 モルジバは、その立派になった杖を持ち、何か念じる様な仕草をして、それから杖を何度か振ると、頷いて言った。


「何も欠けてないな。俺が昔、付与術士に頼んだ、打撃強化も残ってて、その付与も強くなっている」


 とモルジバは、はっきり保証した。


「マイアさんはどうしますか?精霊王の加護がなくなる危険性を考えて、止めるのも一つの選択だと思いますが」


 マイアは、モルジバの立派になった杖を見て言った。


「実は私、精霊王様の加護を、こんなみすぼらしい杖で受けて、良かったんだろうか、とずっと悩んでいたんです。私は、杖は術の発動体でもあるけど、優秀な術士は杖なしでも術が使えます。だから、いつも適当な杖を買っていたのです。


 そんな杖に、栄誉ある加護を宿らせた事を、ずっと後悔してて……」


「そんなに深く悩む事はないと思いますが。武器にしろ防具にしろ、形ある物は壊れるのが定め。精霊王は、そんな些末な事を気にしたりしませんよ。


 それに、なくなったらもう一度、サリサに頼んで、王様を介して、水の精霊王ウォルディーネを呼んでもらえば即解決です」


「て、適当な事、勝手に言わないでよ!」


 サリサがゼンに苦情を言うが、


「もしもの時は、呼んでくれるでしょう?」


 確信に満ちた、ゼンの問いに、


「別にやらないとは言ってないから……」


 と、分かりにくく同意している。


「それじゃあ……」


「あ、私にやらせて下さい」


 マイアの真剣な表情に、ゼンはリバース(再生)の古木の一本をマイアに渡した。


 マイアはそれを、自分の杖へと近づける。


 先程と同じ現象が起き、マイアの杖は、数段上質の物になって再生した。


 マイアは恐る恐るその杖を握り、目をつぶって精神を集中させる。


 その顔が、すぐに笑顔にへと変わった。


「ちゃんとあります!加護の力!杖自体の力も上がって、別物の杖みたいです!」


 マイアの行動に勇気づけられたのだろう。


 残りの五人の術者は、先にゼンから古木を受け取り、全員が杖の再生を確認した。


「では、残りの武器の貸し出しをしますが、魔剣系の、力のある武器は、そんなにはありません。なので、残りは、リーダーとサブリーダーの方には力のある武器を。その他の人には、この砂漠の迷宮で回収した、古代武器の量産品をお渡しします。


 普通の武器よりは、数段上で、“気”をいくら流しても壊れません。これに、うちの錬金術師や鍛冶師に頼んで改造するのも有りです。ある程度の素材はあるので、俺やハルア、コロンさんに聞いてみて下さい」


 と、ゼンは言って、残りのリーダー達への武器貸し出しを、急いで済ませると、残りの古代武器、というのを出して見せた。


「……これ、かなり上級、いや、最上級の武器だろ。付与やなんかはないが、まるでそれが気にならない程の、いい物じゃないか!」


 武器の一つ一つを確かめた残りのメンバー達は、驚きで唖然とするのであった。


 それは、リュウ達が、魔剣ではない物でも中級迷宮ミドル・ダンジョンの魔物を倒せるか、試した時の武器だった。


「剣や槍、斧まで、ほぼなんでもあるが、この古代武器って、何処でこんなにたくさん見つけたんだ?」


「砂漠の真ん中に、未発見の迷宮ダンジョンがあったんです。


 砂漠の真ん中に、魔物が出て商隊がそこを迂回するしかなくて困っている、との事で、師匠と俺が魔物を倒しながら行ってみたら、そこには門があって、魔物を吐き出し続けてました。


 つまり、迷宮ダンジョン暴走スタンピードしていたけど、砂漠のど真ん中だったので、周囲に街とかなく、直接の被害が出てなかった、と」


「珍しいケースだな」


 皆が、暴走スタンピードでの被害がなくて良かった、と安堵する。


 冒険者が迷宮(ダンジョンを探索するのは、暴走スタンピードの抑制の為もあるのだから。


「ですね。普通は、暴走スタンピードで村や街が危ないから、冒険者ギルドがそれを探すのに、一般に被害がなく、暴走スタンピードし続けていた迷宮ダンジョンだなんて。


 神々も、迷宮ダンジョンの位置選択を間違えたんでしょうかね」


「そんな事があるのか……」


 世界は広い。


「それで、師匠と俺が、適当に魔物を減らしてから、中に入って探索したんです。


 誰も入ってないから、宝箱とか中味残ってて、色々あったんですが、その中に、武器庫みたいな部屋があったんです。上質な物だし、全部いただいておけー、と言われ、それがここに今ある訳です。


 迷宮(ダンジョンの事は、砂漠の周囲の街のギルドに知らせたので、それ以降は普通になっていると聞きます」


 武器の説明は終わり、それぞれが自分の武器を選んで、この場にハルアやコロンを呼んで、武器の改造、特殊効果の付与等について質問していた。




ダ「うぉ~、燃える斧かっけー!」

ギ「投げナイフが投げ放題って、どういう冗談なんだろう……」

ザ「黒い剣、いいなぁ……、二本に増やして二刀流!真剣に、二刀流やってみたくなった……」

デ「凄い手になじむ、いい槍だ。もしかして、ゲイ・ボルグのレプリカなんだろうか……。それにしても、投げても戻せるとか、もう投てき用を持たなくていいし、良い事づくめじゃないか」

モ「おー、持っていた杖が、まんまパワーアップなんて、愛着ある杖だったら、理想の状態だろうな。俺はそこそこだったけど(笑)」

マ「加護の杖を、立派な物にしてもらえるなんて、感涙!」


「「「「「あの休憩室で知り合えて、すぐに参加して良かった!」」」」」





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