表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
130/211

118.ハイエルフ

続き



 ※



「……ここは、小城の屋上、ですか?」


 夜風が、風呂上りのほてりを冷ます。


 あがった事があった訳ではないが、その、着地した建物のコの字の形状と、高い位置から見下ろしている、周囲の風景と塔の先端で、そう判断出来た。


「そうじゃ。理解が早いのう。増々気に入った……」


 と、笑う姿は、獰猛な肉食獣の食事前を連想される。


 アルティエールは、ゼンの前方に、まるで重力がないかの如くに浮かんで、微動だにしない。


 サリサよりも、数段上の浮遊魔術を使っているようだ。


 ゼンは、どうにもこのハイエルフ様の第一印象が、最悪に悪い。


 何故この人からは、こうも物騒で、危険が危ない崖の端に追い詰められたような、瀬戸際で、絶体絶命な危機感を感じるのだろうか。


「……夜の天体観測に、強引に連れ出された訳……ではないようですが、これは、一体何の真似ですか?」


「言ったじゃろう。お主が気に入った、と。外の世界に出たのは、実に400年ぶりぐらいの事じゃが、主のように、面白い子猿がおるとは。


 たまには外に、出てみるものじゃな」


「??……子猿観察なら、昼間にでもしてもらえませんか。もう少ししたら、寝るつもりだったんですよ。


 それと、また半裸なんですね。せっかく選んでもらった服は、お気に召しませんでしたか?」


「半裸とか申すな!これでも、少しは気を遣っておるのだ!


 服など、自分の周囲の温度を操作すれば、必要ないではないか。あの、肌にピッタリ張り付く感覚が、わしは好かんのじゃ!」


「女の子にとっては、服は体温調節の為だけでなく、外見を飾り立てる、おしゃれの意味とかの方が、大事な筈なんですけどね。


 せっかくとても可愛いかったのに、素のままというのは、飾り気がなさ過ぎなんじゃないでしょうか」


 ゼンは昼間、アリシアとサリサ等の着せ替え人形にされたアルティエールが、最後に渋々選んだ、簡素ながら、少しフリルのついたブラウスに半ズボンのパンツルックが、活動的なアルティエールに似合っていたと、本気で思っていた。


「……か、可愛いとか申すでないわ、子猿風情が!


 わしが、何千年生きていると思おておるのじゃ!三千は軽く超えておるのじゃぞ!」


 怒り?に顔を赤くして、アルティエールは抗議する。


「それは……凄いですね。でも、見た目がそんなだから、仕方ないじゃないですか。


 ほぼ同年代にしか、見えませんよ。エルフは特に、若い時代とかで長く成長が止まるから、こちらとしては、どういう扱いをしていいか困るんです」


(三千とか、古代竜エンシェントドラゴンクラスか。生きた化石を、どう扱っていいかなんて、師匠にも習ってないからなぁ……)


「……何か、不遜な事を、考えてはいないかや?」


「いえ、特には」


 ゼンは、シレっとして表面上は冷静に嘘をつく。


(一応、精神防御はしている。完全には読まれてはいないだろう……)


「所詮、見た目の良さ等、どうでもいい話じゃろうて。外見は完璧で、中身の腐り切った王族貴族等、呆れる程よく見たぞい。


 綺麗な外見よりも、清く正しき心の方が、大事なのではないかえ?」


「お説ごもっともですが、外見が綺麗な血筋の元の、ハイエルフ様に言われても、説得力があるようなないような。


 俺は、両方大事だと思ってますよ。


 確かに、中身が、心が良ければ、それはそれでいいでしょうが、人は外見の良さにも惹かれます。


 だから、美しき器に、正しき心が、魂が宿る者は、それは奇跡で、それだけ価値があり、大切に、大事にするべきなんじゃないですか?」


 センは、何となく、誰かを思い浮かべて、つい力説してしまう。


「特定の、誰かの事を言っておるのか?」


 人の悪い笑みを浮かべる、ハイエルフ様。


「……まあ、それもあります」


「可愛い子猿じゃ。すれている様で純朴で、他を気遣いつつ、常に頭を巡らせ、周囲の状況を観察し、最善の行動を取れるように、緊張し、準備を怠らず、警戒をしておる。


 本当に、面白いのう」


「………」


 褒められている様な気もするが、何か違う意味合いが含まれている気もする。


「おお、料理も美味かったのう。『料理の美味い嫁はさらってでもモノにしろ』は、われながら、名言じゃて」


「ハルアの言ってた婆様って、あんたか!」


 ゼンは思わず、素でツッコンでいた。


「なんじゃ?なぜここで、ハル坊の名前が出るのじゃ?」


「……ギルドの研究棟に、いるからです」


「おお、そう言えば、なつかしき気配がチラホラするとは思おておったが、成程、旧知の者がおったのか。偶然よのう」


「それで済ませるんですか……」


(いや、別に文句を言っても、意味ないか。ハルアは、料理だけの事じゃない、と言っていたし、この人の変な教えに、文句を言っても仕方ない……)


「……それで、大した用でないなら、もう戻って寝たいんですけどね。アルティエール様」


「駄目じゃ」


「……はぁ?」


「駄目じゃと言うておる。わしは、お主が気に入ったのでな。わしの物になってもらう」


「………それは、ハイエルフ・ジョークか何かですか?」


「なんじゃ、それは。今の世には、そんなものがあるのかや?」


「いや、聞いているのは、俺の方なんですけどね」


(本気か?)


 いや、どうも話の流れからは、告白とか、そんな殊勝な感じではない。


「俺に、婚約者がいる事、聞きませんでしたか?」


「ん?ああ、伴侶にしたい、とかではない。子猿風情が、自惚れるでないわ。


 わしは、お主をわしの所有物にする、と言うておるのじゃ。光栄に思うが良い」


(なにか、超特大級の、嫌な予感が……)


「所有物ってなんですか。俺は、物じゃないですよ」


「そうじゃな。じゃが、人でも所有物になる時があるじゃろう」


「俺は、スラム出の貧民ですが、今は冒険者です。奴隷にはなりませんよ」


「いやいや、奴隷がどうとか、そういう話ではない。


 圧倒的な強者とは、弱者を屈服させ、自分の物のする。単純な話よ」


「……頭が未だ、原始時代ですか?そんなの、今の世の中じゃ、通用しませんよ」


「通用しない?させるのが、“本物の力”という物じゃ!」


「貴方は、先程、正しき心がどうのって言ってた癖に、邪悪な行いを、しようとするのですか?」


「邪悪かどうかは、時代ごとに変わる。不変ではない」


「だから、今は邪悪だって言ってるんですよ、原始人!野蛮で粗野で、まるで野盗かなにかの言い分ですよ、それ!」


「さてさて。それも、露見すればの話じゃろ?この場でお主をさらって、隠してしまえば、わしの犯行とはわかるまいよ」


「……俺は、そうは思いませんよ。俺を力づくでどうこう出来る存在なんて、このフェルズでは限られている。貴方は、絶対その最有力候補になります」


「ならすぐに、里に戻って原初の森に、籠ってしまおうか。


 人というのは、定命が短過ぎる。すぐ死ぬ。いなくなる。


 じゃから、お主は時の止めた空間で、ゆっくり愛でてやろう」


 もしかしたら誰か、大切な人を失った事でもあるのだろうか?


 だとしても、その感傷は、ゼンがつき合う筋のものではない。


「冒険者ギルドを、敵にまわすつもりですか?下手をしたら、世界中から、エルフが非難の対象になるかもしれないのに!」


(たった一人の冒険者の為に、冒険者ギルドとエルフが戦争に、なんて事はないだろうが、エルフが非難されはするだろう。それなのに、この人は、子孫の災いの種になっても平気なのか!)


「ふん。別に、それぐらいで滅ぶなら、滅びればいい。またわしが、産んで増やしてやろうではないか。おお、その時には、子猿の子も産んでやろう」


「結構です。謹んで、お断りさせていただきますよ」


(駄目だ。この人は、外見通り、まるで子供のままなんだ。勝手気まま、我がままで、自分の我を通す事しか考えていない……)


 ゼンはポーチから、いつもの剣を取り出し、鞘から抜き、構える。


(ポーチをつける癖があって良かった……)


「抵抗するかや?それも面白いのう。


 お主は、妙な剣術を使うようじゃし、存分に試してやろうぞ!」


 アルティエールの瞳が、好戦的に輝く。まるで獣人族だ。


「その前に、アルティエール様は、炎の精霊王の加護を得ているとか。


 ここでそれを使うのは、やめてもらえませんか?


 街や、改修したばかりの小城を、燃やされたくないんですが」


「やれやれ。注文が多いのう」


「炎の術なんか使ってたら、他の人が集まり、警備兵とかも来ます。


 下の皆も気づくでしょう。人知れず、さらいたいのでは、なかったのですか?」


「チッ。確かに、のう。ならば、こうしよう」


 アルティエールが何かを呟き、指を振る。


 その時、世界が揺らぎ、“反転”した。


 左右逆、そして色のない、モノクロの世界。


「……なんですか、これは?」


「わしの造った閉鎖空間じゃ。


 見た目は普通に見えなくもないが、別の場所、別の空間じゃ。邪魔な人等いない、な


 端はあるから、逃げても無駄じゃぞ」


「どうやったら出られるんですか?」


「わしを殺すか、開ける様に屈服させる事じゃ。それが勝者の権利よ」


 言うと同時に、用意してあったのか、特大の火の球(ファイアー・ボール)が3つ、ゼンに向かって放たれる。


 ゼンはそれを、全て斬って相殺した。


「ぬ?……『轟炎の雨(バースト・レイン)』」


 サリサがよく使う、中位の範囲攻撃の術だ。


 ゼンは迷う事なく前に、アルティエールに向かって突っ込み、剣を振るが、転移でかわされた。


「普通の魔術も使えるんですね」


「長く生きるのは、暇なのでな。覚えられる事は、大抵習得しておる。例えば……」


 アルティエールは片手剣を出し、上空から斬りかかって来る。


 その太刀筋、斬撃の鋭さは、並のものではない。一流の、達人級のそれだ。


 ゼンはかろうじて剣で受け、それを押し返す。


「どうしたどうした、お主の剣は、そんなものかや?」


 縦横無尽、雨あられと降り注ぐ斬撃に、ゼンはなす術もなく、ただ剣で受けるだけの様に見えた。


「期待外れじゃな。ほれ、これで仕舞いじゃ」


 アルティエールが構え、ゼンの防御を打ち崩す威力の、大振りの斬撃が来る!


 ゼンはそれを受け、崩れる様に押されながら、そのまま投げに入る!


「は?」


 『流水』の受け流しにより、屋上の床に叩きつけられるそのギリギリの瞬間で、アルティエールは転移して逃れた。


「な、なんじゃ、今のは?」


「ご所望の、妙な『剣術』ですよ」


(なんでも転移で逃げられたら、決め技にならないな……)


 アルティエールは『流水』を知らないらしかったので、決め技に入るギリギリまで見せなかったのだが、それでも通用しなかった。


「……やはり、剣など野蛮じゃ。エルフの真骨頂は、精霊魔術じゃし、のう」


 アルティエールは剣を何処かに仕舞うと、言い訳がましい事を言いながら、古木の杖を出す。


「氷雪の女王よ、全てを凍らせる息吹をここに!」


 アルティエールの背後に、氷雪の精霊が見える。そこから、とんでもない量の雪や氷を伴なった吹雪が、ゼンに向かって放たれる。


 ゼンは、剣を構え、回転する。


「??なんじゃ?」


 回転する剣に、吹雪は全て吸い込まれ、精霊の吹雪が終わったその瞬間、ゼンは受けた吹雪を一塊の力にしてアルティエールへと放つ。


「むお?!」


 アルティエールは炎の壁を造り、その力を何とか防いだが、その後ろにはゼンがいた。


 ゼンの、背中への斬撃は、氷の壁に阻まれた。


「……同時に2種の力を行使、か……」


 サリサから難しい、と聞いていたのだが、精霊魔術だと容易なのだろうか?


 ゼンは構わず、“気”を最大限に込めて氷の壁を斬り裂いたが、そこにアルティエールはもういなかった。


「……転移の鬼ごっこがしたいんですか?」


 離れた所に浮かぶ、外套のみのハイエルフを挑発する。


「……お前のその剣は、なんなんじゃ?!剣術で魔術を返すとか、おかしいぞ!」


「……そういう剣術なんだから、仕方がないでしょう」


 アルティエールは、『流水』に戸惑っている様だが、この勝負はもう先が見えている。


 いや、始まる前から分かっていた。


 アルティエールは、まだ全然本気を見せていないし、やろうと思えば範囲の広い精霊魔術で、付近一帯ごと薙ぎ払う事が出来るだろう。


 ゼンが『流歩』でも逃げ切れない範囲を、“気”の防御でも防ぎ切れない様な、圧倒的な力で。


 ハイエルフの上限は、ゼンにはまるで分からない。


 ゼンに出来るとしたら、隙と死角をついての完全な奇襲をする事ぐらいだが、武術にも精通しているらしい、アルティエールの隙をつくのは至難の業だ。


 それに、恨みも何もない、あの少女?を殺す気にもなれないので、戦う気概が高まらない。


 だが、それでも、意味の分からない我が侭に、つき合う気もないのだが、落としどころが見つからない。


 もう、死ぬ程いやで、借りを作りたくない相手だが、仕方がない。


「?何を止まっておるか。続きを―――」


「王様、見てますよね?ちょっと出て来てもらえませんか?」


「??なにを…お?」


 二人の間に、綺麗なドレスを纏った薄淡く、透明な美貌の主が現れる。


「何故、リサでもない者に、私を呼びつける権利があると思うのでしょうか」


「俺が戻らなかったら、サリサは死ぬ程悲しんで、心配します」


「それも、時が解決するでしょう」


「王の思うサリサは、随分立ち直りが早いんですね。そう思うなら、その悲しむ姿をゆっくり楽しめば―――」


「やめなさい。私に、そんな悪趣味はない」


「なら、その人説得して下さい。どうせ旧知の間柄なんでしょう?」


「……なぜここで、主が出てくるのじゃ?」


 厳しい目をしたアルティエールの様子を見るまでもなく、この上位存在が知り合いであろうことは予想出来た。


「俺は、勝手に出て行くんで、好きなだけ話し合って下さい」


 ゼンは、剣を縦に振り、切れ目を作る。


 予想通り、近い位置にあったようだ。


 ゼンは、さっさとその切れ目から、元の空間に戻る。


 場所は同じ、小城の屋上だ。ここの出口の鍵は、中からでなければ開けられない。


 ミンシャやリャンカを呼ぶのも面倒だ。


 ゼンは前庭の方に飛び降り、着地の瞬間、“気”で落下の速度を緩めた。


 そして、正面の扉から中へ入る。


「あら、ゼン。さっきも呼びに行ったのだけど、前庭に出てたの?」


「ああ。ちょっと、厩舎の馬の様子を見に行ってたんだ」


 今日はザラの日なので、彼女はゼンは探していたようだ。


「それで、大丈夫だった?」


「ああ、別に、異常はなかったよ」


 一応後で、馬の様子を見に行こうと思うゼンだった。



 ※



 その空間で、その二人はにらみ合い、対峙していた。


「なぜ、わしの邪魔をした。そんな余計な事をする“機能”があったのかや?」


「学習しました。学び、成長するのです。


 ハイエルフの数少ない生き残りよ、あの存在に干渉するのはやめなさい。


 あの者の近くには、貴方が思っている以上に、世界にとって重大な要因となる者が、数多くいます」


「……それが、神々の指示かや?」


「そう思ってもらっても構いません。


 竜人を手伝い、妙な教団潰しぐらいは見逃されても、許されない案件もあります。


 極最近、ある神が抹消され、更新されました。貴方も知っているでしょう?」


「“道化”か。


 あれは、存在自体がふざけた物じゃて、今までも何回か、抹消されたではないか」


「確かにそうですが、今回はやらかした重要度が違います。


 迷宮ダンジョンのシステムをいじり、改変したのです」


「??あれが、そんな大それた事をするか?」


「……そそのかした神が、いるのでしょう」


「……神界もどこも、下界と変わらんな」


「それはそれとして、警告しましたよ。あれに干渉するのはやめなさい。


 消された“道化”がいじっていた迷宮ダンジョン


 そこにいた冒険者は、あれのパーティーです」


「“道化”も、あれが目的じゃったと?」


「さあ?それは、そそのかした方に聞かなければ、分からないでしょう」


「チッ。面白い玩具を、見つけたと思ったのじゃがな……」


「定命の者に手出しするのはおやめなさい。貴方は、抹消されたら、更新はされないのよ」


「……そうじゃろうな」


「……あれに手出しすると、リサが本気で悲しみます。私は、次も止めますよ?


 でも、あれは“ことわり”を斬る剣の持ち主。貴方が負けるかも?」


「“ことわり”を斬る?そんな事が………


 ……なにやら随分、人の真似事が上手くなったものじゃな。


 ただ、自然を管理し、見るだけが役目の“システム”が」


「学び、成長したのです。貴方にも、おすそ分けいたしましょうか」


「??なんじゃ、これは?」


「羞恥心、というものですよ」


「な!?余計な事を!」


「私に蛇の真似事をさせる、貴方が悪いのですよ。フフフ、さようなら」


「………」


「………成長じゃと、胡散臭い……」


「………」




ロ「マズイ。危機的状況だ!」

リ「確かにそうですね」

ス「はあ。そうですか」

ロ「クラン参加PTがドバっと増えて、女もドッと増える」

リ「困りましたね」

ス「はあ、そうですか」

ロ「スーリア、やる気が見えんぞ!」

リ「そうですよー」

ス「いや、私には、全然関係ないんで」

ロ「何を言っている!君のとこだって、第二夫人が出来るかもしれないぞ!」

リ「まったくまったく」

ス「えー、ラックンに限って、そんな事は……あり得る…」

ロ「だから張り切って、対策会議だ!

リ「おー!」

ス「オー!」





★「続き早く!」「面白い!」「更新もっと!」

と思われた方は、

●ブックマーク

●評価の「☆☆☆☆☆」を「★★★★★」

をご自由にお願いします。筆者のやる気が200%増しで上がります!(マジ)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ