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朱雪の道

作者: 神宮寺飛鳥



「はああああ・・・・」


盛大についた溜息は白く空へと消えていく。

夜の街を均等に埋め尽くす暗い闇はクリスマスイブだというのにいつもとなんら変わらない。

そうだ。クリスマスだからなんだっていうのだ。全然めでたくもなければ嬉しくもない。

毎日毎日気は滅入るばかりでまるきりいい事なんかない。むしろ毎年嫌な事が起こっている気すらする。

賑やかな町ですれ違う人々の浮かれた様子と聴こえてくるクリスマスキャロルの音色が鬱陶しかった。

紅いマフラーを口元まで上げて目を伏せて歩いた。ああ、何故私だけこんなに暗い顔をしていなければならないのか。


話は一時間程前に遡る。


私はママと二人だけで生活している。父は居ない。私が物心着く前に離婚してしまったからだ。

いや、それ自体は別に構わない。離婚云々はあまり私の中で問題ではなかった。顔も知らない父親など興味もない。

だから私にとって大事なのはママだった。ママは絵に書いたようなキャリアウーマン。私の自慢のママだ。

けれどママはいつも仕事で忙しい。クリスマスもそれは例外ではなく、今日もママは仕事で家に帰ってこない。

何ヶ月も前から今年のクリスマスは休みにしてねってお願いしたのに、今日になってドタキャンなんて納得出来ない。


「はああああ・・・・」


腕時計を眺めた。普段ならばもうお風呂に入って寝る準備でもしている頃だ。

なのに何故か私はこんなクリスマスの街中を一人で歩いていて、手には何故かケーキの入った紙箱を持っている。

何故か?そう、私は一人でクリスマスを祝うつもりなのだ。だって悔しいじゃない。負けっぱなしな気がするから。

そんな考えそのものがみっともなくて寂しいものだと町に出てきて自覚したが後の祭り。家に帰って誰も居ない広すぎる一戸建てでクリスマスをお祝いするのだ。

そもそも何を祝えというのか。キリストの誕生なんてしったこっちゃないのである。うちに鎮座する仏壇は伊達ではない。

どうしてこうも毎年寂しい想いをしなければならないのか。それに今年はただそれだけでも悪い事だらけだというのに。

住宅街の一角。立ち並んだ高層マンションの間には小さな公園がある。私の家の前にある公園だ。

薄暗く闇の中に沈んでしまいそうなそこに何故か足を踏み入れていた。そして錆びついたブランコに腰掛ける。

軋むような音を立てて前後に揺れるブランコ。膝の上にケーキの入った紙箱を乗せて溜息をついた。

ああ、せめてこのケーキを一緒に食べてくれる人が居ればどれだけいいだろうか。

そんな事を考えながら顔を上げると、茂みを強引に横断して公園に入ってくる人影があった。

私はそれを見て思わず目を逸らした。が、結局気になってすぐに視線を戻してしまう。

そこに立っていたのは若い男の人だった。高校生か大学生くらいだと思う。きりっとした顔立ちに誠実そうな瞳。

眉は少しだけ潜められていて何か考え事でもしているのだろうと伺える。

ただ問題なのは、彼の格好だった。


「失礼。そこの少女・・・一つ聞きたい事がある」


「え?」


男の人は全身赤と白のみのカラーリングをした衣装を着込んでいた。真面目そうな顔つきには全く似合わないそれは、所謂サンタクロースの衣装。

颯爽と歩み寄ってきたその人は私の目の前に立って困ったように首をかしげた。


「ここは、どこだろうか?」




朱雪の道




「そうか・・・・・やはりこの格好は怪しいか・・・」


「うん・・・すごく・・・」


彼は私の隣、ブランコに腰掛けて気難しそうな顔をしていた。

思わず『怪しい・・・』と私が口にしてしまったのを随分と気にしてしまっているらしい。なんだか悪いことをした気になる。

横から見るとますますサンタの衣装が似合っていない。どう見ても似合うのはスーツとかの類だ。若いくせになんか喋り方も枯れているような気がする。


「あの〜・・・・どこに行こうとしていたんですか?」


「ああ・・・・それが・・・わからんのだ・・・・」


「わからないんですか!?」


「ある家にプレゼントを届けに行く途中だったのだが・・・・道に迷ってな・・・そもそも肝心の届け先の名前も聞かないまま来てしまったものだからな。ついうっかり」


うっかりじゃ済まない気もする。というかこの人なんなのだろう?

まあ、そのまま見ればサンタクロースとかの類なのだがそんなものは実在するわけがない。となると街中でも見かけたケーキの販売員か何かか・・・どちらにしても怪しいことには変わりがないのだが。


「そんなことより少女。君のほうこそどうしたんだ?こんな時間に君のような女の子が一人で出歩いていたら危ないじゃないか。クリスマスに売れ残った悪漢にでも襲われたらどうするつもりだ?」


果たしてどこからツッコめばいいのだろう。本人は至って真面目な顔つきだから余計に困る。


「家に帰りたくないんです。だからもう少しここにいます」


「何故帰りたくないんだ?」


「家に帰っても一人だから。退屈だし、余計に寂しくなるだけだし・・・」


「その割にはノリノリでケーキを購入しているようだが・・・」


それを言われると返す言葉がない。

確かにこんなもの買ってきても一人で食べるんじゃ意味もない・・・私は箱を開けた。


「食べますか?チーズケーキですけど・・・」


「いいのか?だがいかんせん私も腹が減っていてな・・・・いただこう」


「あ、フォークどうぞ」


プラスチックのフォークを渡すと『いただきます』と小声で祈りを捧げ食べ始める。

なんだか変な人だとは思っていたけれど、余程変な人なのだろう。私もケーキを食べる事にした。

いや、そもそもこんなところでケーキを食べている私もやはり変なのだろう。余計な事はしなければよかった。


「もぐもぐ・・・・ああ、そうだ。お礼に何かプレゼントをあげよう。俺はほら、サンタクロースだからな」


「あのー・・・最初から気になってたんですけど・・・いいですか?」


不思議そうな顔をして頷くサンタさん。私は公園中を見渡してサンタさんに問い掛けた。


「なんでサンタさん、手ぶらなんですか?」


「何?」


まるで今気づいたかのように慌てて自分の周囲を探し回るサンタさん。

そう、サンタクロースといえばこう・・・服だけじゃなくて大きな袋を持っているものだと思う。そこには子供たちへのプレゼントが詰まっていて・・・それがないからなんか・・・なんかおかしい気がしていたのだ。

サンタクロースは立ち上がって腕を組み、探偵かなにかのように『ふむ・・・』と呟いて振り返った。


「なくしたようだ」


「なくしたの!?じゃあ、迷子になる以前にダメじゃないですか!?」


「どうやらそのようだ・・・ついうっかり」


だからもうこれこそうっかりじゃどうにもならないんだってば。


「しかし参ったな・・・道は分からない・・・プレゼントは見つからない・・・これではサンタクロース失格ではないか」


「あのー・・・・とりあえずプレゼントだけでも探しませんか?」


彼がプレゼントを届ける相手は確かに存在するのだろう。

彼が本物かどうかということ以前にそのプレゼントを待っている人が居るのなら、探すべきだと思う。

せっかくのクリスマスなのだから、がっかりする子供は私だけで十分なのだ。


「そうだな・・・君も手伝ってくれるというのか?実にいい子だな。感心したぞ。プレゼントをやろう」


「だから、そのプレゼントがないんでしょ?」


サンタさんが歩いてきたという道を戻る事にした。

しかしまず茂みを横断し、雪道をひたすらに歩き繁華街へ入り、さらに歩いて辿り付いたのは駅だった。

ロータリー周辺でプレゼントを探している彼の後姿を眺めながら、まさか公共交通機関をあの格好で利用したわけではないだろうということを祈り続ける。

何度か公園から駅を往復したものの、プレゼントは全く見当たらなかった。そもそも落ちていれば誰か拾ってくれるような気もする。何せプレゼントだし。

そんなわけで交番を訪ねてみたが、得られたのは警官の好奇の視線だけだった。

そうして結局スタートに戻り公園にやってきた私たちは雪の積もった木製のベンチに腰掛ける事にした。

堂々とそのまま座るサンタさんに呆れながらベンチの上の雪を払う。


「本当に参ったな・・・・どうしてもプレゼントを届けなければならないんだが・・・・」


「そんなに大事な人なんですか?」


「ああ。俺にとっては世界で一番か二番目に大事な人になる予定だ」


「なる・・・予定?」


「このままではどうにもならないがモノを買いなおす時間でもない・・・心底参ったよ。お手上げと言うものを今実感しているところだ・・・時に少女、君はそろそろ帰らなくていいのか?」


「だから帰りたくないんです・・・・」


「ふむ・・・わかった、このままでは君に何のお礼も出来そうにない。せめて相談してはくれないか?こう見えてもサンタクロースだ。児童心理学には多少の覚えがある」


普通のサンタクロースはきっとそんなこと言わないし私は児童じゃないんだけど・・・。

他に話を聞いてくれる人も居なかった私はそんな怪しい人相手に身の上話を始めてしまった。


「私・・・いっつも一人なんです」


気づいた時には家族は母親だけ。そのママはいつも仕事で帰ってくるのは私が寝てから。

私が起きるよりも早く家を出て仕事に行くから何日も顔を見ないことなんてザラだった。

成績は良かったし運動神経もいいから何をやっても私はそこそこ学校では優秀だった。けれど友達と呼べる人はいなかった。何故居なかったのかはよくわからない。

今思えば昔からなんというか、無茶というか・・・悪い事をしてママの気を引く節があった。けれど窓を割るとかそんなことでさえ良心のせいで出来なかった私は自分自身を可愛そうな子だとママにアピールしたくてわざと友達を作らなかったのかもしれない。

そうでなくても人付き合いは苦手な方だ。今年もクリスマスパーティーに誘われたけれど迷う事無く断ってしまった。

今年こそはママと一緒にいられるんだと思っていたのだから当然なのだけれど。

だから、最近は離婚した父の事を気にかけはじめていた。父はとてもいい人だったという。

離婚したくせに父のことを褒める母の表情はいつも少しだけ寂しそうで、でも楽しそうだった。

父がどんな人なのか。大きくなったら会いにいけるだろうか。そしたら家族になれるのか、とか。


「なのに、死んじゃったそうなんです・・・・最近、交通事故で・・・その知らせを昨日、聞いたんです」


そりゃ、見覚えのない父親が死んでしまったところで悲しさはないのだけれど・・・あーあ、なんでそーなるのかなーって感じで。なんというか、夢を一つ見失ってしまったというか。そんな感じで。

その上ママは仕事で帰ってこないし、最悪のクリスマスだ。家に帰りたくなくなっても仕方ないと思う。

そんな私のぐだぐだな話を真面目に聞いて一々相槌を打っていた彼はおもむろに立ち上がり、ぐっと拳を握り締め。


「分かった。では俺が君の母親に帰ってくるよう直訴してやろう!」


何が分かったのかさっぱりわからない。私は思わず苦笑してしまった。


「ママに迷惑かけたくないし、いいの本当に。ママが頑張ってるのは私が一番良く知ってるから」


何故私は道に迷ったサンタクロースなんかにこんな話をしているのだろうか。

まあ、何でもいい。誰も聞いてくれる人の居なかった私にとって、誰でもよかったのだ。

それがいかにも胡散臭い少し年上の男性だったとしても、賞味問題ない。


「聞いてくれてありがとう。少しラクになった気がする」


「そうか・・・いや、俺は何もしていないんだがな・・・・こうなってくるといよいよ明日の方向もわからん」


自分がうろたえたり悩んだりするよりも早く彼が困った顔をするものだから私はなんら不安に思うことはなかった。

どうせ彼は何とかなるだろう。ふとした拍子にプレゼントを見つけて迷い道も抜け出してしまうのだ。

なんとなくそう人に思わせるようなつかみ所のない雰囲気が彼にはあった。私にはない何かが。


「道に迷っているのはむしろ私の方ですよ。もうほんと、どうしたらいいんでしょうね」


「それはカンタンだ。君は友達を作ればいい。難しいことはない、君は十分魅力的な人間だ。反りが合わないのではなく君が近づこうとしていないだけだろう」


「かも、しれないですね」


二人で笑い合う。なんだかこの人とは他人のような気がしなくなっていた。

そんな時の事だった。彼のポケットからスターウォーズのテーマが流れ始める。携帯電話の着信音のようだ。

取り出したこれまた派手な紅い携帯電話を手に取り応答する。


「もしもし・・・・あぁ、あなたか。実は道に迷って・・・ああ、近くの公園まで来ているのだが・・・・」


って、電話持ってるなら最初から連絡しろーっ!


と、思い切りツッコみたかったけれど我慢した。


「ああ・・・ああ・・・・そうだ、道に迷ってな・・・・ああ、最初から電話しろと・・・ああ、言われてみればそうだ・・・ついうっかり・・・」


何でこんなにうっかりなんだろうか。


「プレゼントも落としてしまった・・・これでは顔向けも出来そうにない・・・どうすればいいんだ俺は・・・・ああ・・・迎えにくる?ああ、そうしてもらえると助かる・・・申し訳ないな・・・」


どうやら彼を待っている人が迎えに来てくれることになったらしい。これで一件落着だ・・・プレゼント以外は。

そうなるとここで彼とはお別れしなくてはならない。少しだけ寂しいけれど、仕方ないだろう。

彼には待っている人がいて・・・私なんかとは違って一人ぼっちなんかじゃないんだから。

振り返って申し訳なさそうに頬を掻く。彼が何も言わないうちに私は頭を下げた。


「それじゃ、私は帰りますね」


「・・・・・・・・・結局何もしてやれないで・・・次に会う時までには何か用意しておくよ」


「もう、会うことなんかあるんですかね・・・・ふふ、まあいいです。期待しないで待ってますから」


すれ違う。彼は何も言わず私を見送っていた。

寂しい気持ちを抱えたままマンションのエレベータの中目を閉じた。強がらずもっと一緒にいるなり電話番号を交換するなりすればよかったのだ。


「友達に・・・なってくれたかな・・・・」


ああ、こうしてきっとすれ違ったりしてせっかくのチャンスも無駄にしてしまう人生なのだろう。

胡散臭くて道に迷っててうっかりしているけれど、きっといい人だった。なのにもうお別れだなんて。

鍵を開けて玄関の扉を開く。誰もいない真っ暗なリビングに灯りを点して椅子に腰掛けた。

残ったのはケーキがいくつか。ああ、こんなことならば全部彼に上げてしまえばよかった。

そうして落ち込んでいると玄関から物音が聞こえた。ママはまだ仕事のはずなのに。嫌な予感がする。

クリスマスに強盗とか笑えない。思わず息を呑んで玄関の方を見ていると帰ってきたのはママだった。


「ただいま雪ちゃん。どうしたの?そんなところで暗い顔して」


「ま、ママ・・・・?なんで?」


「今年は特別なクリスマスだから早めに切り上げてきたのよ。入って頂戴」


「ああ」


どこかで聞いたような声が聴こえた。

リビングに入ってきたのは紅いサンタ服を着込んだ少年・・・・公園で出会った彼だった。

私はわけがわからなくて目を丸くする。ママと彼の間を何度も視線を行き来させ、首を傾げる。


「ええと・・・・ど、どういうこと?」


「ほら、この間お父さんが交通事故で死んじゃったでしょ?」


「う、うん・・・」


「で、雪ちゃんには言ってなかったんだけど・・・・雪ちゃんには一人お兄ちゃんがいて、そっちはお父さんと暮らしてたのよ」


「えぇっ!?」


初耳だった。そんな話聞いた事もない。って、まさか・・・。


「で、他に身寄りもないからうちで今日から暮らす事になったの。つまり彼は、雪ちゃんのお兄ちゃんよ」


「えぇーーーーっ!?」


わけがわからない。頭が回らなかった。クエスチョンマークのパレードが頭の上を凱旋している。

少年は腕を組んだまま微笑み、私の前に近づいてきた。


「そういうわけでまたあったな少女よ。こうなるとは俺も驚きだよ」


「何?あなたたちもうどこかで会ってたの?もう十年以上会ってないはずだけど」


「いや、実はさっきそこの公園で会ったんだ。話しただろう?親切な少女がいたと」


何故彼はこの状況で平然としていられるのかわからなかった。私は嬉しいやらわけがわからないやら急激に変化した自分の環境についていけないでいる。

そもそもだって、そんな、十年以上会っていなかった男の子をお兄ちゃんだと思えっていわれても・・・ああもうどうしたらいいんだろう、嬉しいのかな、私は。

そしてやっぱり自分が嬉しいんだって気づいた。だってそうでしょ?こんな格好までして、あんなに一生懸命プレゼントを探してくれて、世界で一番か二番目に大切になるはずの人。私の事をそう言ってくれた。あのたくさんの彼の気持ちは全部私に向けられていたものだと分かったのだから。

うれしくて胸がドキドキした。喜びを何かで表現したくてウズウズしている。ああ、絵でも勉強していたのなら。

でも素直になれない。きっと顔は赤くなっているだろう。けど私は俯いた。そんな私に彼は笑いかける。


「さっきの約束はすぐに果たせそうだ。生憎プレゼントは手元にないが、今思いついたよ」


「・・・・・・・・・・何をくれるの?」


彼は笑顔で自分自身の胸をドンと叩いて言う。


「かっこいい兄貴、ではどうだ?」


思わず笑ってしまった。彼は真剣だ。ああ、きっと彼は父にも似ているのだろう。

ママが少しだけ今でも楽しそうに昔の事を語る理由を、私も少しだけ理解できた気がした。


「それじゃ、せっかく家族が揃ったんだしお祝いしましょうか。何か作りましょう」


「母さん、俺も手伝うよ。なぜなら今日の俺はサンタクロースだからだ」


「意味わかんないわよ。あんたそういうとこあの人に似てるわね」


「褒め言葉として受け取ろう」


二人が台所に向かう。彼が振り返って私を手招きする。


「何をしているんだ妹よ。働かざるもの食うべからず、だぞ?」



私の予想は正しかった。


ふとした拍子にプレゼントを見つけて迷い道も抜け出してしまうのだ。


私の手を取って、軽々と易々と、新しい道へと引っ張り込んでしまうのだ。


だから私はその手を取れる。そうだ、今日から始めよう。きっとあたらしいいきかたが見つかるから。




冬休みが終わったら、クラスメイトに声をかけてみよう。


彼と一緒に通う通学路は、たぶん楽しいはずだ。


クリスマスもきっと悪くない。来年からは・・・・ううん、今年からは。




祝う事が出来た、今からは。





「今行くっ!お兄ちゃんっ!」



また二時間で書いてしまいましたがどうしましょうか。

忙しくて今日の今日まで全く時間がとれませんでした。いやはや恐るべし年末パワー。

今回は参加者も少ないようなのでここでドタキャンするわけにはいかんと気合を入れて一気に仕上げました。参加者の皆さん、そして呼んでくれた皆さんありがとうございます。

今回は『道小説』ということですが、結局あんまり道関係ありませんでした。前に書いた水小説もそうだった気がします。ああ、何がなんだか。

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