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死にかけ転移者、剣の才能あったので冒険者やってます〜成り上がり冒険譚〜  作者: 寒い
第1章 グレイヴァルド要塞都市

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アルツ村①

「アルツ村だ!!」

「「「「やっと着いたぜえええ!!!」」」」


先頭からブライドの声が聞こえたと思ったら間髪入れずに、歓声が湧き上がる。

皆少しは元気になったかな。

それにしても・・・・・アルツ村・・・ようやく着いたか!

グレイヴァルドを出て3日目。

初めての事ばかりで大変だったが、何とか辿り着けたな。


「おお、あれか!」


あれがアルツ村か。

聞いていた通り、本当にデカイな。

村って言うからもっと田舎っぽい所だと予想してたが、家も多いし、パッと見でも結構人が居そうだ。

何故まだ中に入ってないのにわかるのかって?

それは村が背の高い柵で囲われていて、中が見えるからだ。

グリスヴァルドとは違い石壁では無い。

まあ村だし、グリスヴァルドみたいなごっつい石壁があるとは最初から思ってなかったけど・・・・

村の外、柵の外側にも警護っぽい人が結構居る。


少しずつ馬車の速度が落ちていき、そのまま俺達の商団は村の中へと入っていく。

警護の人からの確認とかは無いんだな。

ゆっくりと村の中を進み、恐らくこの村で1番大きいであろう建物の前で止まる。


「到着!!!!冒険者達は商団の人達の指示を聞いて荷物を運べ!!!」

「「「「おう!!!!任せろ!!!」」」」


おっと、着いてすぐに作業に入るのか。

俺も手伝おう。


ーーーーーーーー


「はあ、やっと終わった・・・・」


大分時間が掛かったな。

数十人の冒険者に商団の人達、それとこのでかい建物の職員であろう人達も含めた沢山の人が居たのに3時間位かかった・・・・・もう日が暮れかけてるよ・・・・・・

ってかどんだけ荷物あるんだよ!!!

いや、でも他の商団はあまり来ないらしいし、それをここだけで賄っているならこんなもんか?

・・・・・っていうかそう考えると逆に少なく感じてきた。


「クラウス。この後はどうするんだ?」

「多分もうすぐで解散するだろうから、宿を探しに行くか。その後に飯でも行こうか。」

「分かった。」


俺達は道中の護衛だけなんだな。

なら明日から1週間は村に滞在する事になるのか・・・・・何をしようかなぁ。

冒険者多いし、結構クエスト多いのかな?

ここはどんなクエストがあるんだろうか。

気になるな。

晩飯食べたらクラウスに聞いてみよう。


「全員聞いてくれ!(こん)クエストの前半は終了した!明日から1週間後の朝、商団がグリスヴァルドに戻る!その時まで自由行動だ!以上解散!!!」


ブライドが声を張り上げ、商団護衛クエストの前半が終わったことを告げる。

それぞれが挨拶を交わし、散り散りになっていく。


「クラウス、俺達も行こうぜ。」

「ああ。今日の晩飯は何がいい?」

「う〜ん、・・・・・肉!!!」

「肉か。分かった。ならさっさと宿探して食いに行くか。」

「おう。」


よっしゃ!

今日は肉をたらふく食ってやるぞ!

この3日間、晩飯だけは商団の人が飯を作ってくれて美味かったけど、量が少なくてあまり満たされなかった。

でも今日は酒場で食えるし、満足出来るまで沢山食べよう!





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