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死にかけ転移者、剣の才能あったので冒険者やってます〜成り上がり冒険譚〜  作者: 寒い
第1章 グレイヴァルド要塞都市

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いざ!商団護衛クエストへ!!

「ブライド。全員集まったようだ。」


俺とクラウスが最後だったか。

もう少し速く家を出れば良かったな。

・・・・クラウスはあんまり気にして無さそうだし、別に大丈夫か・・・・


「そうか!ならガルド、お前は商団の人達に揃った事を伝えて来てくれ!俺はエルンストさんに出発する事を報告してくる!」

「了解。」

「他の皆はすぐに出れるように準備しておいれくれ!!」

「「「「おう!!!!!」」」」


ブライドとガルドが指示を出し、すぐにテントを出る。

他の冒険者達も彼らに続きテントを出て、各自で装備や配置場所の最終確認をする。


「クラウス、ブライドさんが言ってたエルンストさんって誰の事だ?」

「ん?知らなかったか?エルンスト・グリスヴァルド。このグリスヴァルド要塞都市の領主だ。」

「領主・・・・」


まさかの領主の名前か。

本名を聞くのは初めてだな。


「エルンストさんはどんな人なんだ。」

「歳は俺とあんまり変わらないな。知力に優れ、武力にも秀でている優秀な人だ。」


・・・・戦争だらけのこの街を守ってきた人。

めちゃめちゃ強そうだな。

1度、会ってみたいものだな。


「っていうか普通領主とかには様で呼ぶもんじゃないのか?さん付けで良いの?」

「ああ、あの人はそんなの気にしないからな。他の貴族とは違い、(くらい)なんて気にしない人だ。俺達のような冒険者達だけでは無く、庶民にも平等に接してくれる。」

「いい人だな。・・・・」

「ああ、良い人だ。」


話を聞く限りは最高の人間性をしてるな。

その上、知力も武力も兼ね備えているって・・・・・俺は人間として全てにおいて負けてるんじゃないか?

・・・・・うん、気にしないでおこう。


「アレス君準備は終わったかい?」

「あ、はい!終わりました!」

「そろそろ配置に着いてね。ブライドが帰ってくると思うから。」

「わかりました。」


ガルドさんが俺に声を掛けてくれる。

その後も何人かに声を掛けて、彼も配置に着く。

俺が護衛クエストを初めてやるから、緊張を解すために話し掛けてくれたんだろう。

ガルドも、領主に負けず劣らずいい人だな。



「全員ちゅうもおおおくく!!!」



ドデカイ声が領主の裏庭に響き渡る。

ブライドだ。

ブライドが台の上に立ち、声上げている。

いつの間にか帰ってきていたようだ。

皆がブライドに注目し、話を聞く。


「これより!アルツ村への商団の護衛クエストを開始する!!!しゅっぱああああつ!!!!」







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