領主の館ーーー商団①
「着いたぞ。領主の館だ。」
これは想像よりも・・・・小さいな。
いや、小さくはないんだろうけど。
こっちで見た中では1番大きな建物では有るけど。
5階建て位はありそうだし。
・・・・でも1番の大国の第2都市って考えれば小さい感じがする。
まあ俺のそういう知識は全部小説やらアニメだから、実際はこんな物なのかも知れないけど・・・・
ただ、庭はめっちゃデカイな。
ってか土地のほとんどが庭だ。
「庭でかくね・・・・・?」
「言っただろ直属の商団があるんだ。何台もの馬車も入れなきゃいけないからな。それに、戦争が起こった時は、冒険者はここに集められるから、広くないと入らないんだよ。」
「あ、なるほど。」
そういや直属って言ってたな。
まあ大規模な商団だって言ってたし、数台もの馬車を入れるなら広くないとな。
・・・・それに、戦争の時にも使われてんのか。
「入るぞ。商団は館の裏門から出入りしてるから、反対側に皆いるはずだ。」
「了解。」
クラウスが門番と話してる。
なんか仲良さそうだな。
知り合いか?
クラウスは結構グリスヴァルドに長い事住んでるみたいだし、そんなもんか?
・・・・・・多分、戦争にも参加した事あるだろうし・・・・・
「行くぞ。やっぱり裏手に居るみたいだ。」
「わかった。案内よろしく!」
「はぐれるなよ。広いからな。」
門を抜ける時に門番に会釈しとく。
つい癖でやってしまう。
おっ!門番の人も返してくれた。
会釈が返ってくると、何故か嬉しくなるな。
門番の人も笑顔だし、優しそうな人だ。
「あれが商団だ。」
「おお!」
すげーな。
確かにこれは大規模だな。
馬車とか何台あるんだ?
20?位あるのか?
それに合わせて人間の数も凄いな。
沢山の人が忙しなく動いてる。
これを護衛するのか・・・・
大分人数多そうだな。
「あのテント中だな。」
一際大きなテントが張られている。
その中にクラウスと共に入っていく。
「すまない。少し遅くなったな。」
「クラウスさん!よろしくお願いします!」
「クラウスさんおはようございま〜す。明日からよろしくお願いします!」
「お願いします!!」
多ッ!!
人多すぎる!
この人たちが全員今回のクエストに参加する冒険者!?
っていうか、クラウス人気者すぎるな。
皆から挨拶されてる。
どんだけ知り合い居るんだよ。
「アレス君おはよう。」
「え?ガルドさん!?」
「よぉアレス!また会ったな!」
「アレス!よろしく!」
「よろしく。」
ガルドパーティーが全員集結だ。
昨日酒場でガルドさんが、またすぐ会うみたいな事言ってたけど、こういう事か。
確かにすぐ会ったな。
「皆さんも護衛のクエストに?」
「ああ、そうだ。ダンジョン攻略ばかりだと・・・・な。気分転換みたいなもんだ。アレス、明日からよろしくな。」
「はい!よろしくお願いします!」
いやー知り合いがいるのは良いな。
それだけで少し緊張が解れる。
「アレス!!!!!俺もいるぞ!!!」
「ブライドさん!」
筋肉だるまもいた。
なんかメンバー豪華すぎないか?
こんなつよつよメンツで護衛すんの?
その上、他にも冒険者沢山居るし。
「はい注目!!!今回の護衛クエストについて!!説明やら何やら進めいく!!!しっかり聞いとけよ!!!!」




